HOHNER こちらはドイツが誇るHOHNER社のブースより、各種アコーディオン達。鍵盤タイプから、ボタンアコーディオン、ケルト音楽のダンスチューンには欠かせないコンサーティナなど各種そろっています。日本にいるとなかなか想像できないのですが、ヨーロッパではアコーディオンの人気、認知度がとても高く、ポピュラーなものであることがショーで実感できました。当然パフォーマンスにも各ブース、力が入っており、素晴らしい演奏をいたるところで楽しむことができます。
こちらはスイスの管楽器アルプホーン。デカい ! ! 本当は木製ですが、こちらはカーボン製で短く収納する事ができます。パンフルートと一緒に演奏するとそれはそれは美しく響くとか。
Waltons Waltonsのブースよりアイルランドの打楽器ボーランです。小さなバチで叩いて演奏します。こちらもアイリッシュのセッションには欠かせませんね。
こちらはイタリアのラウンドバックマンドリン。ゴッドファーザーのテーマが聞こえてきそうな大人の雰囲気漂う、味のある一本です。
こちらはグリークブズーキ。ギリシャの楽器です。とてもきれいな装飾が施されています。最近はアイリッシュブズーキがポピュラーになってきていますが、元々はこのグリークブズーキが伝えられて生まれたものだと言われています。よく見るとピックアップが搭載されています。
こちらはロングネック・リュート属のタンブール。上のカーヌーンとともに、オスマントルコ帝国時代から伝わるとても歴史のある楽器です。ベリーダンスの音楽にも使われています。
そしてアラブ諸国では「楽器の女王」ともよばれるウード。細長いピックを使って演奏します。この楽器がヨーロッパに伝わって冒頭のリュートになり、そして現在のギターに進化を遂げて行く事になります・・・そう考えると感慨深い思いがします。
REMO REMOのブースではトルコの打楽器ダラブッカをひたすら叩くおじさんがいました。
ガーナのトーキングドラム、「ドンド」とナイジェリア発祥の「壺ドラム」ウドゥです。ウドゥは水をいれてピッチを変える、なんてテクもあるようです。穴の部分を叩くと低音が響きます。
カシシと呼ばれる、シェイカーの仲間。小さな籠の中には乾燥した種等が入っています。「カシシ」というのはブラジルの言葉で、呪術の儀式の際に用いられたりもしたそうです。
Deering アメリカと言えばカントリー、カントリーといえばバンジョーです。ずらり並んだバンジョー達をDeeringのブースにて発見。エレクトリックバンジョーもあります。
見事な木目のバイオリン達。いや、ここではあえて「フィドル」と呼びましょう。思わず手に取りたくなります。
中国の二胡、そして古箏です。女子十二楽坊でもお馴染みですね。最近では町の楽器屋でもよく見かける様になった二胡。古箏の歴史は2200年前の春秋戦国時代にまで遡ると言われています。
最後にオセアニアはオーストラリア代表、ディジェリドゥー達です。ディジェリドゥーは先住民族アボリジニの伝統の楽器。オーストラリアの楽器らしく、ユーカリ製のものもあります。色とりどりの紋様にコアラも思わず抱きつきたくなっちゃうかもしれません?