hall9_0
  Lighting and stage theatre technology, video, projection, laser, design and furnishing
円柱状テレビモニター
まず、入り口で我々を出迎えたのは、円柱状のテレビモニター。爆音を轟かせながら、ライブ映像を上映していました。他にも大型スクリーンにF1グランプリを投影したり(丁度当日はマレーシアGP)、もうすでにステージ演出に映像は欠かせない一つであることを物語っています。
こちらのホールはいままでとは雰囲気ががらりと変わり、頭上をレーザー光線が行き交い、眩い光の中、まるで近未来の都市にいるかのような錯覚を覚えます。
レーザー光線
レーザー再現コーナー
特にレーザーの出展が多く、各社志向を凝らして展示をしていました。その中でも007のテーマにのって、映画の予告編をレーザーで再現するブースは一際注目を浴びていました。
またまたAMERICAN DJのブースでは、新作PROSCRATCH2が登場。スクラッチパッド部がレコードのようなスタイルへと変更。何しろ軽くパッドを触るだけで軽快なスクラッチが楽しめるので、タップの技を極めると、凄いことになるのです!デモンストレーターが軽快なスクラッチの技を決め観衆をアッっと言わせていたのがとても印象的でした。
AMERICAN DJブース
フロア全景
これは現実?と思ってしまうようなこの演出。まるでSF映画の宇宙船の中にでもいるような感覚。しかしそれだけでは終わらず、このブースではコントローラーを自由に操り、照明で遊ぶこともできるのです。
また、こういった街中で見られる電光掲示板のメーカーも出展。日本で見るよりも、ネオンもヨーロピアンテイスト。なにが違うのか?あ、表示されている言葉がちがうのか。失礼しました。
電光掲示板
ANTARI
こちらはANTARIスモークもくもく軍団。なんだか展示がかわいくて、思わず撮影してしまいました。やはり照明にはスモークは欠かせませんよね!
こちらは超重低音を再生するサウンドシステム。真中のウーハーユニットが超ーーーー強烈。ドーンドーンと心地よいのを通り越し、ズシリとおなかに響くサウンドで迫ってきました。
サウンドシステム
フレイムマシン
そしてこちらは今回見た中で最大のフレイムマシン!どこよりも大きく燃え上がっていました。そう、短い間、燃え上がった今回のSHOWも終わりが近づいてきました。とにかく歩く。歩けば歩くほど発見がある。まさに探検隊のような気分です。いままで知らなかったメーカーが、興味深いものを展示していたり、なによりいろいろな人との出会いがあったりと、実に有意義な時間を、音楽という名のもと、世界各地から集まった人々と共に共有できたことは素晴らしい体験でした。
今年のメッセは例年に漏れず、出展メーカーの数も半端でなく多く、会場も3号館の増設でますます徒歩距離も増え、時差ぼけの中、毎日20Kmは歩く覚悟がなければ無数のブースを十分に見られないような厳しい状況でした。しかしそれを苦ともせず、歩き回りながら感じたことは、やはり音楽は人間にとって永遠の楽しみであり、コンピューターやハイテク化が進む中、人間の心を満たす究極の楽しみとして、これからもますます大切になるということです。そしてライブに群がる群衆の中に混じって世界トッププロの演奏に聞き入る時、それが激しいロックであれ、TMスティーブンスのノリノリファンクであれ、パイプオルガンの演奏であれ、聞きながらほれぼれしてしまって、ついつい陶酔してしまったのは我々だけではなかったようです。
あれ、聞き入っているうちにあっという間に時間が過ぎ去り、もう夕暮れだ。よし、これからザクセンハウゼンのレストラン街に言って、ドイツビールで皆で乾杯だ!!
ドイツの生ビールは、ゲキウマだ!!
メッセ夜景
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