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旧オペラ座 ドイツの趣きのある街並み
エルモに遭遇 ! !
参加メンバー集合 !
滞在中は良いお天気でした。

ナッシュビルNAMM専門だった、アコギ担当松本ですが、今回個人的には初のヨーロッパ上陸となりました。まず実感したのは、なんと行くのが楽な事!U.S.A.ナッシュビルへは2回飛行機を乗り継がなければならなかったのですが、フランクフルトへはANAの直行便で12時間。機内食や映画を堪能し、ドイツへの憧れを膨らませているうちにすんなりと着いてしまいました。寒いと聞いていたのですが、最高に良い天気。持って行った防寒具は帰国してから使うということになってしまいました。世界最大規模のフランクフルト・メッセですが、さすがに巨大なイベントで、本当に1日ではとても周りきれない規模でした。iPODやLED照明などのハイテクノロジーからバイオリンやハープシコードなどの伝統ある製品を同じ時代の音楽に取り入れることのできる喜びを味わいました。ドイツの食事は結構口に合うものばかりで、ありがちな無性に日本食が食べたくなることもありませんでした。次はぜひ仕事以外で行ってみたいですね。

まず印象的なのは、ショーの規模。これほどまでに大きなショーであったことは驚きです。照明・ドラム・ギター・マイク・スピーカーはもちろんの事、DJ・管楽器・ピアノなどありとあらゆる製品が一同に集結。その量には目を見張るものがありました。ショー自体も縮小傾向にあるとのことですが、それでも日本では考えられないような展示会場の広さであり、サウンドハウスのある成田からほど近い幕張には幕張メッセがありますが、その比ではありません。10棟以上ある展示棟の中で日本メーカーとしてYAMAHAブースが1棟丸々自社製品の展示をしていたのにも驚き、その規模の大きさ、そして強さを感じました。また印象的なのは、大手メーカーのブースが縮小傾向にあるのとは対照的に中国のメーカー、工場からの出展が目立ったことです。今後もしばらく似たような傾向が続くものと思われます。またDJ関連のブースが一般客の人気もあり、どこも賑わっていました。レーザーなど照明関連では、レーザーショーなどで魅せる演劇的な演出もあり、多くの人達が楽しんでいました。

初めて訪れたフランクフルトメッセはすばらしい好天に恵まれました。先週まで雨で非常に寒かったのに、君たちは非常にラッキーだと言われ、日本のお花見は半ばあきらめていたところに、ドイツで満開の桜まで見ることが出来ました。メッセ会場の広さはある程度予想をしていましたが、初日は取りあえず全部のホールを回って、大よその様子を把握するようにとの指示だったので、半日で取りあえず、全部の会場を駆け足でまわりました。初日は何がなんだかわからず、とにかくサウンドハウスが代理店をしているメーカー、自分が良く注文を受けるメーカーのブースを見つけては駆け込み、デジカメのシャッターを押していました。2日目からは随分と会場が把握出来るようになり、4日目の帰る日になると本当にどこのメーカーのブースが何番のフロアーだと分かる様になりました。それだけ、とにかく広い。フロアーでいくとPEAVEYのブースがあるエレキギター、ベースのフロアーが一番活気があり、多くの人でごった返していました。印象に残ったのは光沢のあるワインレッドのCLASSIC30。とても綺麗でした。日本ではお目にかかれない商品を見ることが出来るのもショーの楽しさだと感じました。印象的だったのは、SENNHEISERのブースでのデモショー。5人のグループがアカペラで、ドラム、ベース、ハーモニーが心地よく、しばし聞き入ってしまいました。楽しかったのはDJブースで、普段は型番のみの世界の私にとっては実際にミキサーに触れて機材に直接触れられた事も今回の収穫でした。

また各ブースのディスプレイを見るのも楽しさのひとつ。かなり趣向を凝らして商品をアピールしていました。ROLANDの歩くギターお兄さんはギターアンプMICROCUBEを肩からかけてエスカレーターを上がって来るのも面白かったですし、照明ブースではムービングヘッドがこれでもか攻撃でトラスにずらりと勢ぞろいしていて、迫力満点。トップレスのお姉さんにボディーペインティングしているブースに集まり、携帯電話で懸命に撮影している男性達の顔を見るのも愉快でした。 またどのフロアーでも中国系のブースが必ずあり、派手さこそないですが、近い将来、より出展ブースが増えてくるのではないかと感じました。

そして、ショーの後はパーティー、ということで、ガイドブックの最初のページに必ず載っている歴史的建造物である旧オペラ座のレストランで行われたK&Mのパーティーは私にとって、生涯忘れる事が出来ない程すばらしい思い出となりました。今回ドイツ語で一番言った言葉”チアース”=乾杯!ドイツの人はとにかく飲む。深夜まで何十回チアースと言った事か・・・。翌朝K&Mのブースにご挨拶に行ったところ、皆さん数時間前までの事が何事も無かったかの様に仕事をしていて、私達を暖かく迎えてくれました。スゴイ!ドイツ人の底力、まじめさ、酒の強さ、実感しました。そして国籍、民族は違っても音楽に対する熱意は変らない。音楽に国境はないんだと痛感しました。初めてのショー見学は私にとって本当に有意義な時間を持つ事が出来たと思います。すばらしい機会を与えて頂き感謝致します。

フランクフルトで開催されるMUSIK MESSE2004ショーはMESSE会場とともに世界最大規模を誇ると言われています。そこへ音響機材に関して全くの素人の私がショーを視察に行く事になりとても不安でいっぱいでしたが、知識がなくても一歩踏み込んでしまえばそんなことは全く関係なく【本当に楽しい!!】の一言でした。初日は先発隊の女性スタッフ二人で「全フロアーをまわりショーの雰囲気を味わおう。」と決め、とにかく歩きました。サウンドハウスで扱っているメーカーのブースを見つけては、二人で感激していました。また、今まで見たこともない民族楽器をはじめ、ユニークな形に変身したギター(ボディが自由の女神)、ドラム(スケルトン/ジャバラタイプで伸びる)、キャンディのようにカラフルにペイントされたスティックなどなど、遊び心たっぷりで見ているだけで気分もHAPPYになりました。ほとんどの方がマイスティックを持ち、気に入ったドラムが見つかると軽快なリズムを叩いていました。人気のDJのブースは若者でごった返し、デモステージのまわりでは誰でもリズムに乗り一体感が感じられました。素人でもDJミキサーに気軽に触れ音を出してその面白さに夢中になりしばし時間を忘れて楽しみました。すぐ近くであっという間に人の山が出来たので、のぞいて見るとなんとそこには「人間DJマシーン」がいました。人間技とは思えない発音のみだけで作り出す♪スクラッチ音♪には誰もがびっくり!
土曜日になると客層がガラリと変わり、ディーラーや関係者だけでなく、ティーンエイジャー、恋人、老夫婦、ベビーカーを押しながら音楽を楽しむ家族連れ等、ヨーロッパの音楽層の厚さに感動しました。毎日夕方になるにつれ各メンバーの口数が減り、最後はただひたすら歩いて無言で写真を撮っていました。そんな疲れを忘れさせてくれたのが、美味しいドイツ料理と名物の地ビールとウインナーです。あちらこちらで聞こえる「チアース(乾杯)」と笑い声。片言のドイツ語をやっと覚えていきましたが一番使ったのはもちろん「チアース」でした。「万歩計を持っていけばよかったね。」と冗談も言えないほど歩いた4日間でしたが、数多くの楽器と音響機材に実際に見て触れることが出来とても貴重な経験をさせていただきました。

11時間半の長旅、雪原を飛び越えようやく辿り着いたフランクフルト。満開の桜に、ここは日本かと錯覚してしまいそうな空気と、ドイツの古い町並みが相まって何ともいえないニュアンスが楽しみを倍増させてくれます。初めてのショーレポートに多少緊張しながら会場に入ると、最初に目に飛び込んだのはガラスケースに収められた赤黒フレアパターンのアダマス。「かっちょいー!」と叫ぶ間もなく怒涛の4日間はスタートしました。もともとバンド育ちの自分なので、ついついギターやベースに目が向いてしまいがちですが、照明やPA、建物丸ごと貸し切りのYAMAHAブース等他にも見所満載で、非常に有意義な時間を過ごす事が出来ました。その中で最も印象深いのは、FENDERブースにてあのジェフベックを手を伸ばせば届く位の距離で見れた事。サイン会を行なっていた為残念ながら彼のギタープレイを見る事は出来ませんでしたが、貴重な体験となりました。そんな興奮や会場の雰囲気を皆様に伝える為にということで、とにかく写真を取りまくりました。歩き回って持ち帰った画像が400枚強、はじめの内はアングルに凝ってみたりしましたが、さすがに400枚の画像となるとどうしても同じような写真に見えてしまい、選考に苦しみます。ボツとなってしまった写真も沢山ありますが、何枚かはレポートの中で登場していますので現地の空気を少しでも伝える事が出来れば幸いと思います。
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