こちらはヨーロッパの長い歴史を感じさせるピアノメーカーが勢ぞろいのホール1.1。美しい仕上がりのピアノが並ぶ中、思い切って一台のピアノの前に座りまずは1曲。♪猫踏んじゃった♪を弾き出したら・・・大柄な男性が一緒に♪猫踏んじゃった♪を弾いてくれました。突然の国際コラボレーションにびっくり。思わず笑みがこぼれました。言葉が通じなくとも音楽は通じ合える世界なんだぁ・・・と思いをあらたにしました。
ピアノのフロアーでは100台以上ものピアノが並び、あちらこちらで演奏が聞こえてきます。耳を澄ませばショパンの「英雄ポロネーズ」が聴こえ、ちょっとしたコンサ−トホールのような優雅な気分が味わえます。ピアノ、弦楽器、管楽器のフロアーは他のフロアーよりも年齢層も高く、目の前で聞く生演奏がより落ち着いたムードに包まれていました。
こちらの美しい仕上がりのアップライトピアノはなんと総ハカランダ材のアップライトピアノ。さぞかしお高いのでしょうね。さりげない足の部分の加工が職人魂を感じさせる逸品です。
これさえあれば数百kgのピアノもラクラク。グランドピアノを運搬する装置。ピアノ本体だけでなく、調律用工具や修理道具、またこのような運搬用の機材まで、なんでも展示され、普段こういったものを目にする機会が少ない人も楽しんでいました。
メッセのショーレポートといえばおなじみの1ショット。美しい仕上げが、なんともヨーロッパを感じさせるハープシコードです。