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今年も各メーカー期待の新商品が目白押し、期待通りの興奮度でした。今回のNAMMショーで個人的に最も大きなトピックは、トレースエリオットの大型ベースアンプ復活です!PEAVEY社の買収により往年の風格を再び取り戻して完全復活なるか、 今後の展開に注目です。また、このところの流れとして、各ブランド入門者向けに必要なものが全てワンパッケージ されたギターセットに力を入れているブランドが増えてきており、今年から新規参入する大手ブランドもいくつか見受けられました。アジア諸国での大量生産によるコストダウンで世界中のギターキッズ予備軍が恩恵を受けることの出来るよい時代だと思います。どのブランドもまるでおもちゃ箱のような派手で楽しいパッケージで目を引くようにデザインされていました。日本で既に売られているものもありますが、まだまだ一般的ではないのが現状。スーパーやデパート、玩具店で売られていたら楽しいですが、今や小学生もパソコンを駆使して情報を検索する時代、私どもサウンドハウスとしても若年層や入門者にもわかりやすく、楽しんでもらえるWebサイトを構築していくことが命題と感じています。

 

今回初めて海外のSHOW参加しました。会場は一日では見て回りきれないほどの会場と商品量で、3日間でかなりの距離を歩きました。ドラム関連については、新興メーカーは、どこも他のメーカーにはない個性を打ち出そうと努力しているのが感じられ、正直なんだこりゃ?と思う商品もありました。その中でもOCDPのブースでは面白いフィニッシュのスネアが沢山展示され、一点物のTシャツ屋さんの様で楽しいブースになっていました。また日本では出回っていないメーカー、SHOWでしかみることのできないSHOWモデルなど、目と音で楽しむことができました。個人的にはLUDWIGのビスタライトやGRETSCH JADE GREEN SILK NITRONが待ち遠しいです。中国、台湾のメーカーも技術を上げてきているのが印象的でした。またPA関連は大型のパワードスピーカーが出始たり、PEAVEYではラインアレイスピーカーを取り扱い始め、今後この手の商品も気になるところです。ショーが終わり、夜になるとスタッフや参加者、ミュージシャンはぞろぞろとホテルのロビーに移動。そこがクラブ、ライブハウス状態になり、まさにお祭りという感じでした。今後も最新の商品情報をいち早くお客様にお届けできるよう努力していきたいと思います。

 

今回のSHOWでは06NEWモデルを初め、非常に多くのギター/ベースに触れることができ、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。感じた点として、日本やアメリカのメーカー製品でも、アジア工場で作られているものがますます増えているようです。中でもキルトやトラ杢といった美しい木目をトップに使ったり、セイモアダンカン、EMG、グローバー等有名リプレイスメントパーツを標準装備することで、低価格、プラスαの強みを持ったギターが多かったように感じました。今や1万円出せばギターが買え、10万円もだせばハイクオリティーなギターを手にすることが可能になったことに驚くばかりです。また、中国や韓国のメーカーが自ら企画し生産しているギターも多数出品されており、初めて見るものばかりでとても面白かったです。ただまだまだ商品自体は既存モデルの形を少し変えただけの思わず笑ってしまうようなコピーモデルのようなものもあり、まだまだという印象でしたが、ブースが多数あるということはそれだけの勢い、パワーを持っているという証明であり、近い将来、今の何倍もの広さのブースをかまえる存在になっているかもしれません。さてさて、今回私のもう一つの楽しみはSHOWが終わってから周辺HOTELで毎晩繰り広げられる人、人、人!の大騒ぎでした。ライブではジョニー・ハイランドのギタープレイにシビレ、人ごみを掻き分けて潜入したepiphone主催のライブではバンドがスティービー・ワンダーの名曲「迷信」を演奏し始めると、自分の周りの人たちが狂ったように踊りだすなど、まるで異空間に迷い込んだ気分でした。多くの商品、たくさんの人と触れ合えた今回のshowに参加できたことを幸運に思います。また、ここで感じ、学んだことを、これからいかに自分に生かしていくかをしっかり考えたいと思います。
 
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