PEAVEYブースはギターブースにまとめて展示してあったのですが、DJやSRスピーカーなども意欲的に発表していました。日本での発売はまだ未定ですがスケルトンタイプのIMPULSEやヨーロッパで発表されたばかりのSRスピーカー、MESSENGERシリーズやPROシリーズなども盛んに展示発表されていました。
こちらはステレオエンハンサーシステムのニューフェイス KOSMOSPRO。ベースブーストサーキット搭載の新型エンハンサーはPEAVEYの名機、KOSMOSの後継機です。音源の低音域分析能力をUPさせての登場です。日本でも近日発売予定で楽しみな商品です。
ハイコストパフォーマンスのミキサーを数多く世に送り出してきたメーカーとしてPHONICはその地位を確立しました。新製品も多くの商品が展示されていました。
紫色のちょっと派手な新型パワードミキサー Kシリーズも多くを展示してありました。XLR入力が多く500Wクラスの大出力を誇るミキサータイプのパワードミキサー開発に力を入れ商品展開を図っていき、また多種のプロセッサー類もコストパフォーマンスの高い商品を続々開発しているようです。
数ある展示の中でも一番小さい機械はPAA2。音圧測定など用途は広くリアルタイムアナライザーなどがが搭載されており、音響現場では大変便利な一品となること間違いなしです。
こちらは新型ミキサーのMR7Xです。形をみればMR2443ですが入出力部分が固定。もちろんサウンドチェックも出来るブースがあり、モニタースピーカーもPHONIC製でした。聞いてみると結構好い音で、ハイファイ感がたまりません。
ARX社のブースではしばし小休止。広い会場を歩き回ってくたくたのスタッフを温かく迎えてくれました。日本では多入力とサウンドの素直さから定評ある8CHマイクプリ 8PREの展示の他、各種プロセッサーの展示もされていました。
NEXOのスピーカーはフライングされてこそ。遠くからでも目立ちます。これだけ大きなスピーカー群を色んなメーカー品を見られるのもMESSEの醍醐味です。もちろんスピーカーの試聴も可能ですが近所迷惑なので爆音ではありませんでした。
日本でも既に大好評発売中のCDGT1をTASCAMのブースで発見!! ドイツでも人気があるようでギターキッズは皆一度は触っていく商品です。中にはマイギター持参のツワモノもいました。みな思い思いに好きな機材をいじれるブース作りをしているので大盛況でした。
しっかり新製品をアピールしているのがEVENT。STUDIO PRECISION8は気品あふれるルックスが好印象でした。周りがうるさかったのでシビアにというわけにはいきませんが、試聴した感じとして低音が強く全体的に素直なサウンドで気に入りました。日本での発売は現在未定ですがEVENTの製品はその素直なサウンドとクオリティーが高いことで内外で評価が高いです。
RODEは比較的静かなブースに展示を出しており、もちろんNTシリーズの試聴もできます。が、素晴らしいコンデンサーマイクゆえ普通に聞くと聞こえない遠くの音までひろっています。このような会場では如何に試聴が難しいか実感しましたが、それよりも遠くでパフォーマンスをしていたボーカルの声をはっきり捉えていたのが驚きです。
AUDIXはOMシリーズやDシリーズなど定番品を展示。もちろんサウンドテストもできるようになっていて、人がごった返すブースの中、メーカー担当者がマンツーマンで商品の説明をしていました。フィードバックにも強く、音質もどんな高価なマイクにも負けないのがOMシリーズ。エンドーサーリストを見ると多くのプロが使用しているのがわかります。
なぜかバックが象なのがROADREADYのブース。ケースの強度もそれに見合うくらいのものということで納得です。いい仕事をしています。キャスターロッド付きのキャリングタイプラックケースやDJケースなど色んな形の新商品を提案していました。
CIRCLEシリーズの紫が目立つTL_AUDIO。IVORYシリーズやFATシリーズなどが展示、試聴出来るようになっていました。ヨーロッパの代表的真空管ミキサー/プロセッサーの老舗として、その音質、クオリティはピカイチです。VTC真空管メインコンソールも存在感があり、お客様は素直にいじって関心していました。ビンテージサウンドならやっぱりTL_AUDIOです。
SHURE、SENNHEISER、AKGなどマイクの定番メーカーが揃っていました。もちろん派手なブースにてパフォーマンスと展示を披露。やはり伊達ではありません。隣同士でパフォーマンスやワイヤレスマイクのクリアさなどを試聴させ競っているようでした。とにかく常に新しいアピールを前面に打ち出し、活気を呈していました
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やはりドイツという地元だけにBEHRINGERは大盛況。新型機も数多く展示し、もっとも盛り上がっていたブースの1つです。MDXシリーズなど各種プロセッサー、SRスピーカー、DJミキサーとかなり新機種を投入。
照明用のDMX対応コンソールまで発表をしていました。尚且つ相変わらずの低価格路線ですので、今後ともしかも全て定価価格でその人気は抜群です。日本でも既に数種類は発売しており、今後の同社の動向には注目です。
EVブースも新商品ラッシュでした。EliminatoriシリーズやFMXシリーズなど日本でも人気の新機種を全て揃えていました。今後の日本での展開も要注目です。そういえば、写真が撮れませんでしたが、天使のようなビーナスのようなGALが案内をしていました。EVのスピーカーのようにすばらしい美声でした。
SKBブースでは音響機器用のケースの他、DJケースやユーティリティケースなど多くの商品を展示していました。中には人がすっぽり入る巨大なラックケースもあり、ビックリです。重量物を載せてもびくともしないその頑丈さと割れにくいしなやかさで世界標準のケースです。
DBX、LEXICON、JBL、GENELECといったハーマングループのブースではDBX DRIVERACK 260が注目を集めていました。実際触れることが出来るようにセッティングされ、PCでのコントロールを自由に試す事が出来ます。特に説明もなくテキパキと操作していたところからも判るように操作は実にシンプル。今後のSRシステムには必須のアイテムとなるでしょう。