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今回2年ぶりのAESショー参加となりました。以前のショーでは一括コントロールできるプロセッサーやコブラNETなどが注目を集めていましたが、今回見て思ったのは「メーカーの垣根を越えてインターフェースを共用する」という概念からは一歩後退、自社ブランドや関連グループなどのみでシステム構築をするという方向性でした。業界では影響力をもつハーマングループがJBL、AKG、DBX、CROWN、LEXICONなどの製品をインタラクティブにより手軽にシステムアップさせるのは一見便利そうですが、先にそうした取り組みを見せたYAMAHAやROLANDが必ずしも成功しているとはいえず、これが日本市場に受け入れられるかは大いに興味があるところです。しかしこれがDAWになると話が異なってきます。一時期拡張性をあまり重要視していないことから、安価な製作ソフトは豊富なサードパーティを持つSTEINBERGや、製作のしやすさで支持を集めたEMAGICにユーザーが流れたDIGIDESIGNでしたが、今回のPROTOOLS7の発表で完全にポテンシャルを取り戻しました。基本的に外部メーカーとの拡張性はそれほど重視していないDIGIDESIGNですが、そんなことはお構いなし。とにかく来場者の数がそれをあらわしていました。またライブ用コンソールのVENUEにより、ライブも視野に入れた音楽製作の方向性を提示したDIGIDESIGNからますます目が離せなくなりました。今回のバージョンアップはそれほど大きなものではないと聞いていたもののやはりユーザーの期待は大きいものだったようです。残念ながらそれ以外の大きな目玉となるとやや印象が薄れてしまいますが、それでも音楽産業は巨大化、そしてよりコアなシステムに推移する中で様々なターゲットへアプローチするメーカーの姿勢が垣間見れて楽しめるショーとなりました。


今回、初めてのAES参加となりましたが、想像していたほど堅苦しい雰囲気もなく、とにかく実際に触れ、見せる場所というのは、海外のどのショーにいっても変わらない、というのが第一印象。しかし規模はNYテロ以降、かなり規模が縮小しているとのこと。WINTER NAMMがかつての賑やかさを取り戻したのと対照的です。全体の内容としては、最先端のデジタル機器と、それらの普及により需要が増したチューブプロセッサーという図式はここ数年の流れどおり。特にその中でDIGIDESIGNが圧倒的な存在感を示しており、更にその流れを自ら推し進めているといった印象。またUNIVERSAL AUDIOのように、プラグインソフトウェアとハードウェアのいずれも取り組んでいるブランドには、多くの人が集まっており、注目度の高さが伺えました。その他、デジタル機器をいかに使いやすく、インターフェースを良くするのかに各社が本気で取り組み出し、特にデジタルミキサーの分野では、顕著に現れています。大型ディスプレイ、タッチパネルの採用、従来よりもあえてノブを増やすなど、デジタルのサウンドのよさ、再現性をアナログライクな直感的な操作で可能にする。これが更に推し進められれば、特に中小規模のライブハウスなどのアナログミキサーの多くがデジタルに置き換わる日もそう遠くないのかもしれません。
余談ですが、他のショーに比べ、業界の方々がほとんどのためか、各ブースともお土産が充実。小さなバッチやマウスパッド、バッグ、ボールペン、メモ帳等々、どんどん持っていて ! ということなので、いろいろとGETしてきました。


ニューヨークに着いたのは午前0時過ぎ、明日のショーの為に遊びに行きたいのをぐっと堪えて就寝。おかげで翌日は気持ちの良いお目覚め。会場に着くと外見は想像していたのとは違いとても殺風景でしたが、回転ドアを通り抜けて建物内に入るとその先には、AESの垂れ幕にガヤガヤと人が沢山。あぁ〜これだよこれ想像してたのは、と思いカメラをパシャパシャ撮影し会場内に。中では普段はあまり見ることのない大きなミキサーがずらり、それらを思いのままに見て触れて弄れるのがショーの良いところ。などと書いてはいますがショーに参加するのは初めてで英語力もあまり無く最初はオドオド。会場内を歩いているうちに気さくに声を掛けてくれる人達や、ショーの楽しげな雰囲気に段々と態度がでかくなり、ショーを楽しむことが出来ました。ただ一つ心残りなのが、ニューヨークの街並みはゴチャゴチャとしているものの、夜に食事をしたレストランの周辺は、映画「バットマン」のゴッサムシティーにそっくりで、とても良い雰囲気なのに、カメラを持っていなかったことです。


地下鉄のホーム
どうしても地下鉄に乗ってみたくて切符を買いホームまできたはいいが、スチームで洗浄中のホームは体感温度30度以上。汗をかきながらいつ来るか解らない電車を待つこと30分、時間は午前2時。結局電車には乗らずに歩いてホテルまで帰りました。それにしても加茂のお腹が妊婦さんみたいです。

タイムズスクエア
ここが有名なタイムズスクエアーと聞いて、どうしても写真を撮ってもらいたくて1枚。上手く撮れないからもう1枚。。結局5枚撮影しましたが人が居るのは解るけど暗くて誰が写っているのかは解らない写真に。せめてカップルに頼まれて撮ったあの1枚は綺麗に撮れていますように。こちらはうまくとれた1枚。有名なカップヌードルが輝いていました。

○クライスラービル
ホテルの隣にあった大きなビル。歩いていて綺麗なので撮った1枚ですが、実はクライスラービルって言う有名なビルらしいです。手前の建物はグランドセントラルステーションです。

○BB KING BLUES BAR
夜はBB KING BLUES BARへ。今日のライブは、ご覧の通り、U2 TRIBUTEバンド 「2U」、、、。うーん、上手い。しかし、そちらはチャージ有りとのことなので、反対側のブルースバーへ。一杯頼んで演奏が始まったところ、夢の中へ落ちてしまいました。帰り際に覗いた2Uのライブ、なかなか盛り上がってました。

仲良し
普段は決して見ることのない珍しいツーショット、二人とも仲よさげの良い笑顔です。アメリカ滞在中は本当に仲が良かったんですって、決して普段仲が悪いってわけではない(?)です。

私、井上は、人の写真ばかり撮っていて自分のことを撮影していないのに気がつき、ホテルのエントランスにあった噴水の前にて周りを気にしつつちょっと照れながら撮影。次は加茂、ということで、花の匂いを嗅ぎだしました、ロマンチストで可愛い加茂なのでありました。
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