モデリング製品の先鞭を付け今も尚先駆者として意欲的な製品をリリースするLINE6より注目のプリアンプTONEPORTが登場。これはギターやマイクのインプットを持った高品質なプリアンプで、USB経由にてPCに接続。モニタースピーカー用のアウトプットやLINE IN、ヘッドホンアウトなど、これ一台でレコーディングが完了できてしまうというオーディオインターフェースです。本格的なレコーディングからサウンドスケッチとしても幅広く使用可能です。また特筆すべきは付属のソフトウェアGear Boxです。
ハード機器路線からソフト、インターフェースに代わって久しいE-MUのブースでもデモ演奏が行われています。すばらしいサウンドを生み出す製品を数多く持っているメーカーですが、例年に比べて人も少なめです。さびしい感じがするのはなぜでしょうか。その答えは・・・もうすぐ分かります。
「へアッ ! ! 」おっと、ウルトラセブンのアイスラッガーか ? ? と近づいてみると、、、。
そしてこちらはMOTUのブース。デモンストレーションに人はパラパラと集まっているものの、どうもパッとしません。その理由はすぐ隣のブースにありました。
そうDIGIDESIGNのブースです。ここ数年のDIGIの勢いそのままに、ほぼ同時に行われている他社のデモンストレーションと比較するとその力の差、注目度の差は歴然。圧倒的なパワーを示し、更にSR用ミキサーにも進出しつつあるデジデザインと他社の差はますます広がる一方といわざるを得ません。
今回のショーでは、他のDAWブースが寂しいかなと思わせる中、改めて、圧倒的な力の差を見せ付けられた感があります。いわゆる宅録ユーザーからプロフェッショナルな現場でのレコーディング、そしてライブサウンドまで、デジデザインが制覇する日もそれほど遠くはないのかもしれません。