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意欲的な新製品を次々と発表するRODEからSTEREO VIDEO MICが登場。NTGやVIDEOMICで証明した高品位なサウンドがついにステレオになります。ビデオ大国日本で間違いなく話題を呼ぶ商品といえます。

RODEは今回は小物も充実。ショットガンマイクNTG1、NTG2の発売を受けブームポールが発表されていました。ショットガンマイクNTGシリーズが登場したことにより大手放送局だけではなくコミュニティ放送、個人向けビデオ製作でも高品位なサウンドを手にすることが出来るようになりました。実際に日本国内ではすでに、ゴルフ中継に使用した例もあるとのことです。

こちらはVIDEO MICやNTG-1、NTG-2に対応したウィンドジャマーDEADCAT。ウィンドノイズをカットしながら必要なソースは的確に集音します。フサフサ感が気持ち良さそうなので、冬場に手袋代わりにしたいですね。え、ダメですか?

RODEのブースの受付は・・・カンガルー君です。ボールペン片手に姿勢も正しく来場者を迎え入れていました。でも来場者は・・ちょっとかんがるー(考) ? また展示マイクのスタンドには、至るところに小さなコアラがいました。ブース内はオーストラリア気分全開、といったところです。

AUDIXからはバスドラム、低域専用のマイクD-6にゴールドバージョンとクロームバージョンが仲良く並んで展示。バスドラム用マイクとして、すでに人気のモデルですが、イコライザーの力を借りなくても忠実に集音可能な優れたマイクです。

またドラムマイクセットでは、楽器用マイクのベストセラー、I-5が含まれたセットも展示。あらゆる楽器にベストマッチするI5を加えたことで用途も広がります。こちらはまもなくサウンドハウスにも登場予定です。

ADX20にフルート用クリップを加えたセットも登場。難しいとされてきたフルートのマイキングでも透明感溢れるサウンドを提供します。

AUDIXが培ったコンデンサーマイクのノウハウを集めたのが新型ヘッドセットマイクHT-5。非常に軽量で、激しいパフォーマンスにもずれにくい装着感が魅力です。スピーチ、プレゼンテーション、ボーカルやバイオリン、フルートの集音にもつかえます。

こちらのブースはドラムセットを実際に配置し、マイクスタンドの展示をおこなっていました。ベース、シャフトも太く、大型コンデンサーマイクをオーバーヘッドに安定してセッティングすることが可能です。

ハーマングループの中のAKGブースは定番コンデンサーマイクを中心に展示。最近はC414など定番のリニューアルも一段落、ヘッドフォンなどコンシューマ部門が比較的好調なAKGですが、展示は意外とシンプルでした。サウンドのチェックなどもできず、ちょっと残念な感じがします。

様々な録音の現場でもダントツの信頼度を誇るSCHOPESのブースでは各種マイクのほかアクセサリーも豊富に展示。マイク本体はもちろんですが、実際に目にする機会が少ないアクセサリーを目の当たりにすることが出来るのもショーの魅力のひとつです。

SHUREのブースでは定番SMやBETAシリーズなどが展示。どのモデルもすでにロングセラーを記録しているモデルです。いくらコンシューマーのイヤホンや会議システムの売れ行きがよいといっても、SHUREの原点はやはりこうしたダイナミックマイクだと感じさせられる存在感を持っているな、と改めて実感しました。

SHUREのワイヤレスのブースを見回すとPGXシリーズの横にCOUNTRYMANのヘッドセットマイクが。SHUREのヘッドセットマイクにはオプションでCOUNTRYMANも用意されています。ちなみにCOUNTRYMANのマイクはオプションで各社ワイヤレスに対応したモデルのほか色のオーダーも可能です。

NEUMANNのブースではスイッチひとつで各種マイクの試聴が可能。中でもスタジオでもなかなかお目にかかれない真空管マイクの試聴は貴重な体験です。M150は本当に力強い音が前に出てきており、最上位機種の面目躍如でした。

こちらは先般発売されたNEUMANN初のダイナミックマイクBCM705。放送用のマイクということで、声は非常に明瞭に通り、レスポンスもフラットでコンデンサーマイクのような質感でした。これは声質、キャラクターなどを選ばずに使えそうです。またナレーションだけではなくボーカルなどにもマッチしそうでした。以前しばらく某FM局で番組を持っていましたが、その頃を懐かしんでパチリ。またマイクの前でしゃべりたいな、と思う今日この頃です。

近年日本でも一般的に話題になりつつあるマイクDPAのブースではB&K時代からのロングセラー4006などを中心に展示。また最近はフィールド録音用に小型マイクも熱い注目を集めています。シャキッとしまったデザインがなんともいい音しそうですね。
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