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AESがNAMM SHOWなど、他のショーと圧倒的に違うのは普段、なかなか触れることのできない、こうした大型コンソールに実際に触れることが出来ることです。ショーに参加した人なら誰もが、フェーダータッチ、つまみの感触はもちろんオートメーション、外部コントロール、ディスプレイの詳細まで細かにデモすることができます。

SOUNDCRAFTは中堅のコンソールやUREI 1620LEを展示。こちらは一時期ほどの充実振りは影を潜めややこじんまりとした展示に終始していました。実際このクラスのミキサー

今回、私、加茂が個人的にどうしても見たかったのがこちら!ブースないかな?ないかな?と歩くこと1時間、ようやく見つけました。EMI/ABBEY ROADシリーズで話題を呼んでいるCHANDLERの16chラックマウントミキサーです。最近発売されましたが、アウトボードと組み合わせると60〜70年代に世界中を魅了したあのサウンドを手にすることが出来ます。ルックスもなかなかいいですねー。もうたまりません!

CHANDLERではPC画面上にABBEY ROADスタジオで使われていた本物のコンソールの画像もディスプレイされており、思わず見入ってしまいました。

TL-AUDIOでは新型チューブコンソールのM-4シリーズを出展。これは小〜中規模レコーディングシステムに最適のコンソールで、VTCシリーズで培ったノウハウを投入し、よりリーズナブルになっています。しかしこのヘッドアンプは音がいい ! ! EQの効きも抜群!レコーディングではサウンドハウスショールームのVTCを使うこともありますが、このM-4はコンパクトで丁度良い!うーんまたまた欲しい欲しい病が発生しました。

YAMAHAのデジタルミキサーM7CLは大型タッチパネル液晶を備え、実に直感的に扱えるモデルに仕上がりました。今回のAESの注目はやはりデジタルミキサー。どのメーカーもこれまで課題であったリアルタイムの操作、直感的な操作を実現するため、各社様々なアイディアを盛り込んだモデルを投入しています。

こちらはイギリスのメーカー、DIGICOのD1 LIVE。文字通りライブ用ミキサーなので、いかにリアルタイムで迷わずコントロールできるかが鍵ですが、チャンネルストリップ上に画面を配置し、それらがすべてタッチパネルという方法。現在のところ、この方法が主流になりつつあるのではないか、というのが各ブースを見てまわった感想です。

こちらはレコーディングミキサーの定番、SOLID STATE LOGICのブース。写真の女性が分かりやすく解説しているのは、アナログワークステーションシステムAWS900。同社の製品としてはコンパクトですが、アナログミキサーとしてのクオリティの高さは当然のこと、DAWコントローラーとしての機能をもたせているという、現在のレコーディングに必要な機能を搭載したモデルです。このサイズなら自宅に一台、と思い、しばし横に立って説明を聞いていましたが、例え場所が許したとしても、はるかに予算オーバーなことに気づくまで、それほど時間はかかりませんでした。

こちらはトライデントオーディオのクラシカルな雰囲気漂うミキサー。フェーダーのタッチ、パネルの質感、メーターなど、どれをとってもさすがの作り。しばしヘッドホンでサウンドをチェック。といってもTRIMを上げたり、EQをいじったり、フェーダーを上げたり下げたりするだけなのですが、けっこう楽しめます。

大迫力!MANLEY32chラックマウントミキサーです。もう何Uなのかはどうでも良いサイズですね。
こちらはSMART AVのSMART CONSOLE。これの目玉はやっぱりドラフティングテープいらず、というところでしょうか。キーボードで打ち込み液晶に表示するタイプも増えてきましたが、やはり手書きのほうが便利。ささっと書くときちんと反映されるし、こっからここまで、というのも矢印で書き込めるので、やっぱり便利です。また、写真では分かりにくいですが、完全モジュール型でフェーダー部分が簡単に抜き差しができます。例えば左利きなら、全てを左右入れ替えてしまうということも可能とのこと。取り付け、取り外しはワンタッチ。実際ガチャガチャとつけたりはずしたりして説明していました。
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