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まずは、ひときわ目をひく大きなスクリーンでデモンストレーションを行っているMACKIEのブースです。新たなハードディスクレコーディングシステムのデモは、注目度が高く、多くの人達が見ていて常に満席状態!!
途中、デモンストレーターの手元の映像を映し出すなど、至れり尽せりの解説で、一度座ったら、時間が過ぎるのも忘れて思わず見入ってしまいます。我々は時間がないので、後ろ髪を引かれつつ次のブースへGO!
Steinbergのブースでは、 Cubaseを筆頭に様々な機器の展示がされていましたが、中でも注目は新製品のHoustonです。Nuendo/Cubase用のDAWコントローラーとして、実際のデモでも実にスムーズに動作し、ムービングフェーダーにありがちな動作音もなく、非常に静かでした。今後、要チェックのアイテムです。
ブースではNuendoやCubase、その他新製品のVSTインストゥルメントGrandPianoが披露されており、会場に来た人達も熱心に説明に耳を傾けていました。Nuendo最大の特徴は、エディティングをしている最中、「やっぱり前のトラックの方がいいかな?」と思ったときに何度でも一歩前、および何歩前でも戻ること(=やってないことにする)が可能な、無限アンドゥ機能、サラウンドに対応したマスタリングが可能である、といったところでしょう。

また当日はVST SystemLinkの発表がありました。VSTソフトウェアとASIOハードウェアを使用して複数のコンピュータをネットワークで接続します。例えば、3人が一つのVSTミキサー内で、別々の作業をする、ということも可能になります。今年もVSTは躍進するのでしょうか?でも例年に比べてDigiesignやM.O.T.U.の方が圧倒的に人だかりが多く、ここ数年Steinberg社は頂点を極めただけに、若干不安が残りました。
Emagicの高級感のある素晴らしいデザインの広々としたブースでは、LogicControll+LogicAudioのシーケンスシステムが何台も出展されていました。LogicControllは、ホストミキサーと拡張用の追加ミキサー部に分かれ、ユーザーが操作したいトラック数だけ買い足せばよく、非常にコストパフォーマンスに優れています。なお、Logic対応のプラグインシンセが多い中、会場のオーディエンスはプラグインシンセの音色、視認性、操作性などを確かめていました。
こちらはDeltaシリーズに代表されるオーディオカードメーカーのM-AUDIO/MIDIMAN、ならびにPropellerheadのブースです。Propellerheadでは、自社にて開発されたReason、Rebirthの展示が中心でした。Reason、Rebirthは沢山の機能、音色が網羅されているのにもかかわらず、CPUに負担をかけずに動作することからユーザーから絶大な支持を受けています。
M-AUDIOは、MIDIキーボードのOxygen8、同じくUSB KeyStation61、安定した動作が得られ、ハイビット/ハイサンプリング録音が可能なDeltaシリーズ製品などほぼ全てのラインナップの展示が行われていました。

こちらは昨年に発売されたOxygen 8です。25鍵盤MIDIキーボードと8個のコントローラーノブを装備しています。また、1IN1OUTのMIDIインターフェースも装備しています。
こちらは新発売のUSB keytation61です。上記のOxygen8と同じく1IN1OUTのMIDIインターフェースが装備されています。
M AUDIO社のDMP3は、2系統のマイクプリアンプとなります。オーディオカード特有のデジタル臭さを取り除き、温かみのある音質を提供してくれそうです。
こちらは発売以来、日本でも大変人気を博していた新製品のOmni I/Oです。こちらの商品は、マイクプリアンプやエフェクトセンド、リターン、ヘッドホンアウトが付属しており、Delta66、Delta44などに接続することでミキサーとして使用可能となります。
MarkOfTheUnicorn(以下、M.O.T.U.)のブースでは、DigitalPerformerと1296などのハイスペックオーディオインターフェースでのDEMO演奏や映像とサラウンドを融合させDigitalPerformer上でのミキシングテクニックが公開されていました。なお、当日には出展はありませんでしたが、828に続きFireWire接続のオーディオインターフェースでは2機種目となる896の販売アナウンスも行われていました。FireWire接続でしかも24bit/96kHzまで対応しています。日本での発売が楽しみです。
M.O.T.U.オーディオインターフェースやMIDIインターフェースなどが収められたラックです。なお、このラックの中に収められているGlyphという名称のブランドは、M.O.T.U.のラックが何台も設置されている場所にマウントしても見栄えがよいように設計されたもので、ハードディスクなどをしまういわば収納ラックです。
Egosys Audiotrakのブースでは、過去に話題となったWamirack、Waveterminalなどのアップグレードバージョンが発表されていました。こちらの2機種は192kHz対応となり、M-Audio、RMEに押され気味であったオーディオカード業界で巻き返しをはかるとのことです。ちなみに社名もESIに変更される予定です。今後の活躍に期待したいです。
CakewalkではCakewalk/Sonarのデモが終日行われていました。斬新的な画面スタイルに抜群の操作性はWindowsでは歴史の古いCakewalkならではの特徴です。ちなみにDxi対応の音色も当日には披露されました。Demoを見て思いましたが、Windowsで確立した地位は不動のものという感想をもちました。

HDレコーディングでは最高級の製品で、完全業務用として世界中で稼動しているDigidesign ProToolsでは、展示ブースが2つに分かれ、一方でProTools自体も10台程度設置し健在ぶりをアピール。また、ProTools特有のDSPプラグインの出展も多数ある中で、注目はソフトシンセの出展でしょう。もう一方のブースでは、コントローラーのControl24を2台設置し、デモンストレーション。CPUベースのシーケンスが次第にレコーディングの世界に浸透しつつある中、安定度が高くCPUに依存しないDSPベースがまだまだ健在であるということを実感させられました。
DTMセクションを通り抜けると、こちらはイギリスの老舗、VOXのアンプの壁です。最近では、古き良きスタイルの外見に、最先端のデジタル技術を盛り込んだモデルも発表。今なお、数々のギタリストに愛されているVOXならではのサウンドは不滅です。
スタンドメーカーの雄として活躍しているULTIMATEのブースに来ました。ありとあらゆる種類のスタンド、アクセサリーが展示されていて、お馴染みの商品のオンパレードといったところです。ここ最近中国製の安価な商品も出回ってきているので、それがこれからどう影響を与えるのか?ちょっと見ものです。
さて、パワーアンプにも低価格の波が訪れてきました。今日、技術力、規模においても世界NO.1となったQSCも中国で安価なRMXシリーズの生産を開始して売りまくっているそうです。ちなみに同じ中国の工場でP社の新型パワーアンプも生産されているので、このようにブランド名だけが違って中身は殆ど一緒、という現象はこれから当たり前のこととして受け止められていくのでしょう。
AUDIXのブースではズラリとマイクを並べ壁を作っており、他のブースにはない展示方法で人気を集めていました。マイクも並べ方次第で立派なアートになっていますね。もちろんサウンドがすばらしいのは言うまでもありませんよね。
アメリカでは、車載用のスピーカーとしても有名なCERWIN VEGAのブースです。巨大なトラスを組み上げ、照明をふんだんに使ったパワフルな展示が見ものです。
中でも新製品のMID/HIGHスピーカーのHR18とサブウーハーを組み合わせて展示。そのスタイルで一際注目を集めていました。

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