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空港から会場に向かう途中の風景
市街地に近づくにつれ、それまで殆ど工場等の建物しかなかったのに突然高層マンションが建ち並ぶ街が現れました。土地は余り余っているのに、日本以上の高層マンションばかりが続く。最初はとても不思議な光景に感じました。

何の建物か分かりませんでしたが、突然現れた大きな門。なんとも迫力のある建物でした。

さて、そうこうしているうちに会場正面に到着。近くにいた、中国の方にお願いして写真を撮ってもらいました。着いたばかりで全く言葉に免疫がなく、話しかけるのも躊躇するくらいでしたが、笑顔で無事撮影終了…どうにかなるものです!

会場内は 広い敷地の為、移動は黄色いバスが行き来していました。まぁ歩けない距離ではないのですが、利用者も多かったようです。人数が多くて座りきれない為暴走族のように半身乗り出して乗っていたり(いわゆる「箱乗り」)、歩行者がいるところに平気でクラクション鳴らしながら突っ込んで来たりとか、またその通行人も全然退こうともしないとか、いかにも中国らしいところが会場各場所で見られて面白かったです。
   
  物流 前波今回初めて中国に行かせて頂きました。中国に関する知識といっても、TVで報道されている程度でしかないため、正直なところ不安がありました。確かに英語もそれほど通じないし、中国の漢字は知っての通り簡略化されていて日本の漢字のイメージがそのまま通用しないので「こりゃ大変かも!」というのが第一印象。言葉も全く耳に馴染んでいない為、普通の会話なのに喧嘩してる様にしか聞こえなかったり、交通ルールも、クラクション鳴らしまくり、信号無視は当たり前、歩行者がいようと突っ込んでくる等々、よく事故が起こらないものだとある意味感心しました。そんな中国でのショーということで、最も印象的だったのが、「made in china」のクオリティの高さです。もう安かろう悪かろうではなくなっています。もちろん中にはまだ笑ってしまうような物もありますが、モノマネ的な雰囲気が殆どないのです。あと民族楽器は楽器自体のクオリティだけではなく、演奏のレベルがやたらと高い。試奏している人みんな日本でその楽器の先生をしてもおかしくない位でした。この辺は、アメリカのショーで子供がプロ並みの演奏をしていたのに似ています。いろいろなカルチャーショックを受けながらも、ホテルでのテレビ番組には、NHKがあったり、Vチャンネルというミュージッククリップ&バラエティのチャンネルでは、土屋アンナだったり、日本語で歌っている中国のミュージシャンの歌を平気で流していたり、バラエティの番組の作り方が、日本風だったり(喋り言葉に字幕が出る手法)、日本の文化も自然と溶け込んでいるように感じました。2日目ともなれば、中華料理屋よりも安くて美味しいし、よく見ると漢字の略し方も慣れればなんとなく分かるし…と、徐々に慣れ、挙げればきりが無い程親しみ易い国に感じてくるものです。もちろん滞在が短かったので良いところしか見えなかったのかも知れませんが、それでもショーの出口で声をかけてくる白タクドライバーや、あきらかに偽物ROLEXを売ってくるオジサンなど、いろいろありました。そんなことも含めて貴重な体験、本当に有難うございました。是非また行かせてもらいたいと思います。

 
   
 
営業 山田上海の繁華街から少し離れた高級住宅街が並ぶ浦東の中にある広大な敷地で開催されたミュージックチャイナ。北部と比較すれば断然治安もよく感じましたが、タクシーの蛇行運転やクラクションの連発にはちょっとしたカルチャーショックを受けました。以前中国語を勉強していた時代もあったので「どこまで通じるか試してみたい」というのも今回の自分の楽しみの一つでありましたが、やはりなまりのある言葉で早口でまくし立てられると何を言っているのやらさっぱり理解できず自信喪失!再学習を決意したのでありました。それはさておき今回のミュージックチャイナは楽器とプロオーディオの2つがミックスされたイベントで、しかも隣ではおもちゃフェアが開催されており、何台も連なったバスからは小学生がぞろぞろと。。。とにかく活気に満ち溢れたイベントとなりました。ミュージックチャイナのショーは例年と比較してもさほど大きいものではなかったようですが、楽器に限らずプロオーディオや照明など中国のメーカーがどんどん参入しており、各ブースの規模が小さくてもバラエティに富んだ内容になっていたと思います。わが社が代理店を務める楽器メーカーPEARL RIVERのブースはそんな中でも巨大なブースを構えており、ユニークなショーモデルの展示などもありました。楽器のレポートにも掲載されていますのでチェックしてみてください。民族楽器は予想外に大規模な展示となっており、同じ中国の中でもさまざまな文化の影響を受けたさまざまな楽器が展示されておりひとつの国が形成されているような雰囲気を醸し出していました。ギター担当としては大手メーカーの展示の少なさに閉口する部分もありましたが、何でもありの中国人のバイタリティーに驚いた次第です。上海という土地柄も馴染みやすく、プライベートでも一度来てみたいところだと思いました。

 
   
 
営業 宮應今回初めてMUSIC CHINAに参加しましたが、近代的な大きな会場の中、所狭しと小さなブースが並んでいる場所もあり、中国の下町を彷彿させてくれます。中国以外のメーカーの出展が思ったよりも少なく感じましたが、各メーカーとても活気が溢れていたのが印象的でした。普段さわることのない民族楽器などにも触れることができ、貴重な体験をすることができたとともに、製品の大半に値段がつけられているため、各社のコストパフォーマンスのすばらしさを実感させられました。照明関連はレーザー、LED関連が盛り上がっており、数年前の照明とは格段に進化しており、時代の移り変わりの速さを感じずにはいられませんでした。照明はわからない人でも目で楽しめ、皆展示方法を工夫しているので、そうした面で新しい発見ができるのもSHOWならではです。町に出れば、中国の運転の荒さには驚きの連続。海外での楽しみといえば、現地での食事。今回もおいしい料理をリーズナブルな価格で楽しむことができました。道端を歩いているとエンジン音のしないバイクが何台も横切って行くので何かと思えば、電動バイク。ここ中国でも環境問題の関心が高いのか?はたまたトレンドなのかわかりませんが、興味深い出来事でした。こうして海外に行くことによりいろいろな体験ができ、SHOWに参加することによって新しい発見、勉強にもなるので是非また機会があればまた参加させていただきたいと思います。

 
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