バイオリンの糸巻きや駒など、木工製品を自作できる工具です。写真は薄い木を切断するタイプ。小さなワイヤーのようなカッターがあり、それを振動させて木を切断していくのですが、切った後、カッターに触れても手が切れたりしない安全設計。何種類かありましたが、小型で使いやすそうな印象を受けました。自作派は、工具にも拘りたい所ですね。
こちらは最近見かけるようになった、液晶の画面に譜面を映すことができる譜面台?です。世の中ペーパーレスが進んでおります。タブレットPCなどを使って表示するタイプも見かけますが、こちらは見た感じ譜面台、といった雰囲気です。直接タッチペンか何かで書き込みできれば申し分ないのですが、、、。ドリームシアターのジョーダン・ルーディスもこのようなものを使っていましたね。
何とか飯店、みたいな門構えの向こう側が民族楽器のコーナー。ブースの半分のスペースを使い所狭しと民族楽器が並んでいました。どんな楽器が待っているのか、早速行ってみましょう!
笙の演奏風景。なにやらおじさん達が井戸端会議をしているように見えますね。
琴に彫られている文字を丁寧に色塗りをして、オリジナルの琴を作っていました。おばあちゃんの静かに筆を動かす仕草に写経のような高尚な空気を感じました。
ひょうたんに竹を3本刺してある葫蘆絲という楽器。え?おねえさんを撮ってるのか、楽器を撮ってるのか分からないって??
昆明市という地区の民族楽器と民族衣装、お兄ちゃん編。やはり中国は広い。その地方によって独特な文化も息づいていることを肌で感じることができました。
女子十二楽坊でもお馴染みの楊琴。これも音色の美しさと、こだわりのデザインには目を見張るものがあります。細くて先が少し平べったい竹のバチで弦を叩いて弾くのですが、綺麗な音色を奏でていたので、興味本位で弾いて見ると綺麗な音色と音量を醸し出すのは、そう簡単なものではないようです。
木琴を奏でるチャイナドレスの女性。木琴は別に民族楽器、と言う訳ではないのですが、民族楽器よりもチャイナドレスを撮りたくて…。思ったよりチャイナドレス率は低く、探すのに苦労しました。
笛子です。巴烏(パウー)とも言います。どのブースでもこのように沢山展示されていて老若男女問わず吹きたおしていました。またみんなびっくりする位上手いんだ…民族楽器が当たり前のように生活に浸透しているのを肌で感じました。
古い民族楽器の数々。唐とか元の時代の物のようです。
その横で、アコーディオンを奏でる美女発見。見よ、この会心の笑顔!粘った甲斐がありました!…それはいいけどさ、アコーディオンは中国の民族楽器じゃないってば。
古筝の美女2人による合奏。手の動きが速い!独奏とは一味違う厚みのある演奏を聴かせてもらいました。