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バイオリンの糸巻きや駒など、木工製品を自作できる工具です。写真は薄い木を切断するタイプ。小さなワイヤーのようなカッターがあり、それを振動させて木を切断していくのですが、切った後、カッターに触れても手が切れたりしない安全設計。何種類かありましたが、小型で使いやすそうな印象を受けました。自作派は、工具にも拘りたい所ですね。

こちらは日本のメーカーSUZUKIのブース。楽器には「どれみふぁそらしど」とひらがなで書いてありましたが中国の方はなんだか分かったのでしょうか?

こちらは最近見かけるようになった、液晶の画面に譜面を映すことができる譜面台?です。世の中ペーパーレスが進んでおります。タブレットPCなどを使って表示するタイプも見かけますが、こちらは見た感じ譜面台、といった雰囲気です。直接タッチペンか何かで書き込みできれば申し分ないのですが、、、。ドリームシアターのジョーダン・ルーディスもこのようなものを使っていましたね。

こちらはサックスを中に入れ、手を入れるところがあり、イヤホンでモニターするサイレントキット。やはりどの国でも住宅事情などで音が出せないというのがあるようです。これでは手元が見えませんが、それも練習ですね。

何とか飯店、みたいな門構えの向こう側が民族楽器のコーナー。ブースの半分のスペースを使い所狭しと民族楽器が並んでいました。どんな楽器が待っているのか、早速行ってみましょう!

先程の門の脇に置いてあった3mもあろうかという笙という民族楽器。ポンプで空気を送り、3人掛かりで下の方にある穴を開けたり塞いだりしながら音を出します。本当の大きさは軽く手に持てる位で、ろうとの先の様な所から息を吹き込みます。演奏していた曲は日本でもお馴染みの「桜」でした。さぁ〜くぅ〜らぁ〜、さぁ〜くぅ〜らぁ〜♪とジャイアント馬場が歌ったような音…と言って想像つきます?

笙の演奏風景。なにやらおじさん達が井戸端会議をしているように見えますね。

日本の琴の様な楽器、古筝。中国では床置きではなく台の上に置いて演奏します。彫り物の模様がどれもとても美しく、楽器一つ一つが独特の雰囲気を醸し出していました。以前の日本の古典楽器にもこういったこだわりは見られましたよね。伝統ある楽器には独特の美意識が息づいています。写真の古筝は竹で模様が編み込まれていて、日本の漢字では変換出来ないような名前がついていました。

琴に彫られている文字を丁寧に色塗りをして、オリジナルの琴を作っていました。おばあちゃんの静かに筆を動かす仕草に写経のような高尚な空気を感じました。

これ、オカリナです。京都のお饅頭や海にいるなまこの一種ではありません。とにかくかわいくて美しい模様の数々。独特の美意識を感じますね。でも吹いていた曲が「コンドルは飛んでいく」…。

ひょうたんに竹を3本刺してある葫蘆絲という楽器。え?おねえさんを撮ってるのか、楽器を撮ってるのか分からないって??

ではこちらでどうでしょうか?これは和音も出るんですよ。思ったより音が大きいので少し驚き。

昆明市という地区の民族楽器と民族衣装、お兄ちゃん編。やはり中国は広い。その地方によって独特な文化も息づいていることを肌で感じることができました。

昆明市の民族衣装、おねえさん編

女子十二楽坊でもお馴染みの楊琴。これも音色の美しさと、こだわりのデザインには目を見張るものがあります。細くて先が少し平べったい竹のバチで弦を叩いて弾くのですが、綺麗な音色を奏でていたので、興味本位で弾いて見ると綺麗な音色と音量を醸し出すのは、そう簡単なものではないようです。

日本でもお馴染み琵琶。裏面やヘッドの部分など、どれも彫刻が素晴らしく、同じ物が無い為、楽器一つ一つが存在感を醸し出していました。

木琴を奏でるチャイナドレスの女性。木琴は別に民族楽器、と言う訳ではないのですが、民族楽器よりもチャイナドレスを撮りたくて…。思ったよりチャイナドレス率は低く、探すのに苦労しました。

このドラ(?)凄いですね。やたら派手です。同じようなのが並んでいるだけなんですが…。こんなのビル・ブラッフォードの後ろに置いてみたいですよね。

笛子です。巴烏(パウー)とも言います。どのブースでもこのように沢山展示されていて老若男女問わず吹きたおしていました。またみんなびっくりする位上手いんだ…民族楽器が当たり前のように生活に浸透しているのを肌で感じました。

独弦琴という楽器。弦は1本しかなく、左手に小さな木を持ってボトルネックのように弾きます。右手は弦を弾きながら、本体から伸びている棒をトレモロアームのように動かして、ビブラートをかけたり、チョーキングのような効果を出していました。女子十二楽坊でもライブで演奏していましたね。幻想的な音色をしています。

古い民族楽器の数々。唐とか元の時代の物のようです。

華麗に琵琶を弾く中国美女!最初は恥ずかしそうにしてなかなか弾いてくれなかったのですが、弾き始めると生き生きと琵琶独特のパーカッシブで深みのある音色を奏でてくれました。日本の琵琶のイメージとは明らかに違います。完全なソロ楽器ですね。ちなみにこの琵琶、ピエゾピックアップが内蔵されていて、ボディの裏にあるフォンジャックにケーブルを差込み、アンプで音を出していました。

その横で、アコーディオンを奏でる美女発見。見よ、この会心の笑顔!粘った甲斐がありました!…それはいいけどさ、アコーディオンは中国の民族楽器じゃないってば。

こちらは先程の古筝に似ていますが、古琴という楽器。古筝とは違い駒が無いため、左手で弦を指で押さえ、それをボトルネックのように動かして音程を決めます。ゆったりした音色が特徴。一見スチールギターのような楽器で、比較的地味な印象でした。

古筝の美女2人による合奏。手の動きが速い!独奏とは一味違う厚みのある演奏を聴かせてもらいました。

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