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わが社が代理店を務める楽器メーカーPEARL RIVERの巨大ブース!大きなスクリーンをバックにしたステージを組み、会場内でも1、2を争うような規模での出展でした。ピアノの生演奏をモニターに映し出し、イベントも数多く行っていました。その他ギター、バイオリンも出展してあり、どれも完成度の高い商品ばかり。会社の勢いと実力を感じました。

蝶々をモチーフにしたピアノを発見!このほかにもさまざまなモデルがPEARL RIVERのブースを埋め尽くしていました。

どこまで流線型なんだよ!と突っ込みたくなるようなピアノ。ベンチも一緒になっていてデザインは群を抜いて奇抜でしたね。何だか速そう、とか思ったりしますが、結構音もしっかりしているんですよ、これが。伝統も流行も貪欲に取り入れているバイタリティー溢れるピアノです。

こちらは日本が誇るKAWAIのブースです。クリスタルのピアノが展示され、あまりの美しさに足を止め、写真を撮っている方も多かったのが印象的です。やはり何でもクリスタルはカッコイイですね。

ローランドのブースではSH201を発見。 デジタルとアナログの良い所を上手く融合するのに成功したモデルのひとつですね。シンセサイザーが出始めた頃のRoland SHシリーズの音を上手く現代に蘇らせています。カットオフ、レゾナンス、フリーケンシーの効きはアナログ臭さが残っていてとてもいい感じ。ディレイ、コーラスの効きもツマミひとつで直感的にコントロール出来て、とても使い安く感じました。テクノ派にはお勧めです。

これも名機VP330を現代に復活させた意欲的なモデル、ローランドVP550。ヴォコーダー機能は勿論、アカペラ、ゴズペル、コーラスなど、ハーモニーをつける機能も充実。素晴らしい機能が装備されている反面、使い方を間違えるとただの飛び道具になってしまう危険性がありますので、ヴォコーダー機能だけが欲しい方は考え直したほうが良いかも。それなりの価格なので、ご利用は計画的に。

MS2000の実質的後継機、KORG RADIASです。機能、音質のバランスが非常に良いと思います。ヴォコーダーが使えるように展示していなかった為、細かくチェック出来なかったのですが、プログラムされていた声は昨今のKRAFTWERKを思わせるデジタルヴォイスが聴けました。ただひとつ、フィルターの利きはとっても良いのですが、サウンド自体が洗練されている為、いわゆるアナログ臭さ (mini moogの「あの音」の事です) があればいいな、と思いました。しかしトータル的にサウンドを作るには非常に優れたものを感じました。SH201と合わせて是非ライブで使ってみたいモデルです。

KORG microX
DTM機能も充実、使いやすさも手頃さも兼ね備え、更にTRITON譲りのHIシンセシスシステムを装備しているmicroXは、正に「小さな巨人(例えが古過ぎ…)」。音質の良さは勿論の事、意外と直感的に音をいじることが出来るのでびっくりしました。ビコビコが好きな私は、フィルターをいじってテクノ・ベースを作って見ましたが、簡単に出来ましたわ♪ DTM、ライブを問わずお勧めの一台です。

中国の鍵盤メーカーのデモ演奏で使用されていたのは、PEAVEYのKBシリーズ。やはりPEAVEYは世界中で使用されているメーカーと改めて実感します。

マーチング関連でも人気のあるLUDWIGのブース。ロック好きとしては、ティンパニといえば、やっぱりボンゾでしょうか。ドラムセットに組み合わせてみたいものの一つです。

こちらは世界最高峰メーカーのひとつであるDWのブースです。展示されていたのは、派手なセッティングではありませんでしたが、バスドラムウーハーはサウンド、ルックスともに迫力があります。

すごい数のタムやシンバルを並べてありますが、座ったら誰が叩いてるかわからなくなってしまいます。大きなステージで使用すればドラマーがいなくても音だけ鳴っていれば半分の人は気づかないでしょう・・・

LUDWIGのアクセントシリーズが置かれたPAISTEのブース。NEW ALPHAやPST5シリーズなどの安価なシンバルが中心にセッテインングされていましたが、安くてもPAISTEサウンドは健在です。

色鮮やかなコンガが数多く展示されていました。伝統的な熱いラテンのリズムとサイケデリックな柄のコンガというギャップが逆にカッコイイです。

こちらは近年ジャンルを越えて使用されているジャンベ。手彫のため世界に二つとないのが特徴。やはりジャンベは手彫りでロープ製に限りますよね。

PEARLのブースでは目立った製品の展示はありませんでしたが、こちらはチャイナスプラッシュをペダルに取りつけたものです。スティックで叩くよりも攻撃的なサウンドを生み出していました。

会場内で数多く出展されていたのは、子供用の打楽器。手にもって演奏できるものをはじめ、とてもかわいいペイントのドラムセットなど、さまざま。その中でもちょっとこちらのペイントは…この無表情さがたまりません。

中国では有名らしい女性のヘビメタドラマーです。やたらスティックを回したり派手な演奏をしていましたが、ドラムの腕とか、何ていう名前なんだろうとかより、とある知人に似ている?なぁとか余計な事ばかりに気がいってしまい…演奏どころではありませんでした。
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