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入ってすぐにPLASA2004AWARD for INNOVATIONという展示があり、今年発表された新製品がずらりと顔を揃えていました。残念ながらここのディスプレイは撮影禁止となっていたので写真がないのですが、一番目立つところにおいてあったのはPIONEERのDVJ。あとは軒並み照明機器がほとんどといった内容でした。ミュージックビデオと携帯メールを合体させたようなプログラム製品もあり、宇多田ヒカルのTravelingが流れていたのでビックリ!
こちらサウンドハウスでも大人気のCDJ-1!イギリスでも結構はやっているのでしょうか。HOME MIXのブースです。入口付近のAWARDでも表彰されていた為、注目の的でした。ターンテーブルやヘッドフォンの展示もあり、CDJ-1のように奇抜なデザインと実用性を兼ね備えた製品が展示されていました。
ご存知SHUREの定番カートリッジのディスプレイ。しっかりとインフォメーションデスクの上にディスプレイされてました。マイクの定番SM58、カートリッジの定番M44G、インナーイヤーイヤホンの定番E2c等、定番商品を数多く持ったメーカーの力は目を見張るものがありますね。
DJメーカーが顔を揃えるショーですのでAMERICAN AUDIOも負けるわけにはいきません。ブースのど真ん中で、かなりゴキゲンなDJプレイが披露されており、近づいてみると・・・、
Q-D5をシグネチャーモデルに持つ、DJ SKILZではないですか ! PRO SCRATCH2を使ったDJプレイ中で話しかけにくかったのでアイコンタクトで「写真とって良い ?」と聞くと、にこやかにポーズしてくれました。さすが、バターを塗るように滑らかにクロスフェーディングするだけあります ! (笑)でも使ってたミキサー、Q-D5じゃなかったような・・・。(笑)

今やDJもデジタルの時代、ということで、CDプレーヤーを通り越して、DJブースでもPCとディスプレイをよく見かけます。こちらはVIRTUAL DJというソフトを紹介するブース。geminiのミキサーがポツンとあるように見えますが、脇に小さなスクラッチ・コントローラーがあり、ディスプレイにはPCにセーブされた曲のリストとバーチャルDJの画面が。実際のターンテーブルを使ってミックスそのものを記録することもできるようです。これなら針飛びの心配もレコードを探す手間もなし!でもあまりDJという感じがしないですね。

数あるDJメーカーの中で最大面積のブースで、最も派手なデモンストレーションを行っていたのはPIONEER。DVJ-X1のデモはそれはそれは見事なものでした。まさにThat's wicked !(かっこいいっ ! )DVDのミックスとエフェクト、そこにDJプレイの詳細が手に取るように見えるモニター画面が加わり、ついつい見入ってしまいました。
DJが主流のショーだけに、こういう店(?)も展示を出しているんですね。PIONEERとNUMARKのディーラーでもあるCD POOLという企業のようですが、面白いのはPROMO ONLYというサービス。DJのプロモーションとしてミックスCDを売るんですね。DJ専門のインディーズレーベルのようなものでしょうか。

ここはgeminiのブース。どのメーカーも展示の中心はスクラッチCDプレーヤー。各メーカー様々なスタイルでスクラッチCDプレーヤーを発表し、しのぎを削っています。その反面、ターンテーブルは鳴りを潜めています。ついにDJの世界もレコードからCDへと時代が移りかわる時が来たのかもしれません。

geminiのブースのうしろにディスプレイされていたのが最高峰DJミキサーの代名詞RODEC。50周年記念モデルのMX180LIMITEDも堂々展示。暗くてわかりませんが、光り輝くロゴが目印。いよいよ日本にも上陸します!
TechnicsはDMCという販売店が代理店として展示している形。長い間DJの世界で定番プレーヤーとして君臨しているSL1200シリーズが主力商品のTechnicsですが、やはりレコードのターンテーブルの時代は終わったのでしょうか、メインで展示されていたのはSL-DZ1200。ダイレクトドライブを採用し、サイズも他のメーカーのモデルと比較しても大きいため、CDプレーヤーとは思えぬ迫力。精悍なシルバーのボディも魅力的です。
PEAVEYのブースで展示されていた、Club Mixというクロスフェーダーが付いたDJミキサーの上にマウントされたコントローラーとディスプレイは、ターンテーブルやCDプレーヤーがなく、PCに保存されたデータでDJミックスをする、という昨今普及しつつあるシステム。DJというと、いわゆるクラブなどを想像してしまいがちですが、音を出す現場であればどこでも、こういったシステムを導入することで、シンプルかつ確実なシステムを構築することが可能になります。
一番奥まで歩いていくと、なにやら見慣れたロゴを掲げたブースを発見。そうROADREADYです。DJセット用ケースをメインにこれでもかと展示。実際に目の前にすると品質の良さがわかりますね。すごくしっかりした作りで、ライブに持っていくにはこういったケースが欲しくなります。WINTER NAMMで展示されていた社長所有のハーレーはさすがにイギリスには持ち込んではいませんでした。
こちらはSTANTONのブース。ここでも主流はスクラッチCDプレーヤー。ターンテーブルも展示されていたのですが単体ではなく、それをラップトップにつなげたNATIVE INSTRUMENTSのTRAKTOR DJの展示。やはりデジタルDJ時代なのですね。
MACKIEのブースでは、大型ライブ用ミキシングコンソールよりも、DAWコントローラーのMACKIE CONTROLと、新型オーディオインターフェースSPIKEが注目を浴びていました。
Numarkのブース。ターンテーブル、CDプレーヤー、DJミキサーなど人気のラインナップは横一列に並べられ、目立つところにドーンと展示されていたのはDVDミキシングユニット。一番上にモニター画面が3つあって、ミックスの様子がわかる感じになっています。ちなみに右に映るお兄さんはひたすらスクラッチを繰り返し、後ろにいた彼女さんと思われる方はとても嬉しそうでした。おかげでこちらのユニットの写真は撮れませんでした(苦笑)。
他と比べるとやや地味なブースですがDENONも完全にDJメーカーとして出展。せっかく会場の真ん中付近だったのでもう少し目立つようなデザインの展示をするべきだったかも。となりが照明の老舗Martinのブースにちょっと押され気味でした。
VESTAXのメインもスクラッチCD。本当にターンテーブルはどこへ ? といった感じ。それにしてもイギリスはDJが盛ん。DJブースを見る限りどこでもミックスを楽しんでいるゲストがいます。赤のベストを着たお兄さんも擦りまくりでした。
会場の中心には「CENTRAL BAR COUNTER」というコーナーがあり、他の欧米のSHOW同様、これがなくては!というアルコール類も販売。イギリス人はほんっとに飲むの好きですからね。私は飲めませんので、素通りして次のブースへ行って見ましょう!
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