音響関連の1番手はSHUREのBETAシリーズがお出迎え。SHUREブースはその他のメーカーよりもスペースを広くとり、老舗メーカーとしての貫禄も十分です。
縦長ブース2番手、DBXのブースでは、紫メタリックが特徴のコンプレッサーSL162SLやDRIVERACKを中心に、EQやコンプなど定番シリーズがマウントされていました。しかし、このブース、選挙の投票用紙を書き込む場所に見えて仕方ないのは私だけでしょうか。
それでは投票用紙に記入して…ではなくこちらは我らがK&M。定番のブーム及びショートブームのマイクスタンドやスピーカースタンドを展示。ちょっと展示品が少ないですが、ここはご当地フランクフルトから遠く離れたマレーシア。致し方ないのでしょう。
こちらNEUTRIKではコネクタを多数展示。XLR、フォン、スピコン、パワコンなど多数のコネクタ、レセプタクルが展示してありました。
SOUNDCRAFTでは新製品のCOMPACT4、10を展示。本体は平面的な設計になっており、インプット端子はフォン&XLRのコンボタイプを採用しています。実際COMPACT4を触ってみたところチャンネル1、2のインサート端子も含め、RCAピンのステレオ入力、ヘッドフォン端子も2つ装備されるなど、豊富な入出力が魅力的。RCAピン端子が通常のミキサーよりも多めなところも印象的でした。側面は内側に陥没し、取っ手状になっており持ち運びも便利。宅録などに使用するミキサーとして使い勝手の良い感じでした。
MAYCOMのブースでは、小型メモリーレコーダーHandheldIIがドッキングステーションと一緒に展示されていました。ちょこんと棚に置いてあるだけで試すことができませんでしたが野外での録音時には大変重宝しそうです。ただこれ、お値段が意外と高いんですね…。
2Fに上ったすぐ右手にPEAVEYを発見。RAPTOR PLUSが各色展示されており、それらギターの間になぜかMICROBASS(ベースアンプ)がちょこんと置かれていました。PEAVEY定番の5150やWOLFGANGの展示はありませんでしたが、スピーカーでは、SP2Xの後継機でスタイリッシュなデザインに一新されたSP2やTLS2も数台組み上げられて展示されていました。
こちらは大きく看板を掲げたSENNHEISERのブース。定番のマイクを中心とした展示ですが、やはり貫禄があります。しかし、さすがに恒例のアカペラライブはありませんでした。
TLAUDIOとSUMMITAUDIOが仲良くラックマウントされて展示されていました。TLAUDIOでは真空管コンプの最新作IVORY2シリーズの5060が展示されており、SUMMITAUDIOではハーフラックでモノラルコンプ/リミッター機能を搭載しSUMMIT独自のウォームサウンドが魅力のTLA50とハーフラック TUBEDIのTD100が並んでマウントされています。
こちらは新製品、FOCUSRITEのTHE LIQUID CHANNELを見つけました。本体自体は白とシルバーのデザインで高級感溢れるデザインとなっています。ディスプレイも見やすくツマミの値なども周囲にわかりやすいようにLEDが点灯するようになっていることもユーザーの使いやすさを考慮された設計のようです。VOICEMASTERなども展示されていましたがそれ以上に存在感を漂わせていました。
SOUNDHOUSE代理店のDJミキサーメーカーRODECにおいてはラックケースにCX-1100及びMX300MKIIIがマウントされて展示されていました。DJクラブやプロに絶賛されているRODEC DJミキサーはやはり存在感が違いますね。
こちらパイオニアのブースでは、なにやら熱心に機材を調整している人が・・・よく見るとブースに貼られているポスターにも写っているDJ.PHIL KとVJ.SHINJIでした。日本でも人気のこの二人にマレーシアで会えることもショーの醍醐味ですね。
黄色いウーハーユニットが一際目立つKRKを覗いてみました。アレシスの製品を囲むように、展示されていたのは、新製品ROKIT POWEREDシリーズのRP8とVシリーズV6seriesIIです。小型モニターとして人気の高いV4の後継V4seriesIIは残念ながら展示されていませんでしたが、モニター用のパワードスピーカーとして定評のあるメーカーだけにブースは人が多く関心度の高さが伺えます。