照明機器は時代の流れを感じさせます。会場入り口の一番手前の位置にブースを展開していたのは、ムービングヘッドでおなじみのROBEのブース。OEMメーカーからブランドを立ち上げ、照明機器メーカーとして確固たる地位を築いたメーカーとして、これからの動向に注目です。また今回のPALASHOW2004では、入場時にROBEのロゴ入りストラップが配布されており、各国からの来場者は皆、このストラップを身につけショーに参加していました。

これまで多数のショーで照明の老舗メーカーとして大きなブースを設置していたMARTIN。今回は場所もあまり目立たず、スペースもさほど広くはないブースで、展示はムービングヘッドなど定番商品に限定され、目新しさのない寂しいものでした。ROBEの勢いに比べMARTINの勢いがさほど感じられずROBEをより際立たせる印象でした。

こちらのブースではムービングヘッドでスライドショーが行われていました。レーザーだけでは足らずにスライドを融合させているあたり、今後、いろいろなコラボレイトマシンが登場しそうな予感です。

3000Wのスポットライトを発見!
どれくらいまぶしいのか無謀にも覗いてみたところ、強烈な光で融けてしまいそうでした。もちろん、こんな近くを照らすものではありません。注意しましょう。

なにやら巨大なズンドウから光が・・・
よく見るとこちらもスポットライトでした。あまりの光の強さに思わず仰け反ってしまいました。

なにやら激しく回転をしている物体が見えたので近寄ってみると、 なんとスキャナーが高速回転していました。
そんなに激しく回さなくてもいいのでは?とついつい思ってしまうぐらいのものすごい勢いで、どこかに飛んで行ってしまいそうでした。

LEDの光に怪しく照らし出されてみました。サウンドハウスでももちろんLED関連の製品も取り扱いを開始しています。照明関連の展示は、ムービングヘッド、レーザー、そしてこのLED関連の展示という3本柱が中心。今後もしばらくこの傾向が続くものと思われますが、魅力的なこれらの光が、これからも我々を楽しませてくれることでしょう。

照明の特設ブースでひときわ場所を占有していたのがLOBO。 大迫力のサウンドとレーザーアニメーションの演出は、まるで大型スクリーンで映画をみているかのような錯覚をしてしまうほど見事なSHOW。音と光のコンビネーションで我々の目を楽しませてくれました。

特設ブースで滝のように落ちる水をスクリーン代わりにレーザーアニメーションを演出していたのがHBのブース。 こちらは、映画007を思わせるようなアニメーションで見ている観客を魅了していました。右の写真のような美しい模様もカラフルなカラーのレーザーならではですね。

こちらのブースではMIDIキーボードで、光と音を見事に操っていました。 感覚的にはVJに近いイメージです。ついつい足を止めて見とれてしまいました。