照明機器ページへ 音響機器ページ 参加者感想ページへ トップページへ

PALAショーでは音響機器の出展も多数あります。このブースではTLAUDIOとFOCUSRITEが肩を並べて展示されていました。HHB社へのOEM供給を取りやめ、自社ブランドのみに方針を転換したTLAUDIOの商品群は、見た目も古風なちょっとした骨董品の雰囲気を漂わす正にイギリスデザインの象徴のようなモデルが勢ぞろい。それとは全く正反対に銀ギラギンのシルクスクリーンパネルで飾られたFOCUSRITEのPLATINUMシリーズはF社らしくどれも大変使い勝手の良いデザインにまとめられており、次世代モデルを象徴づけるような素晴らしいで出来栄えでした。無論、音も各国のプロユーザーが絶賛していますね。DIGIDESIGN社の関連会社でもあるFOCUSRITE社が今後どこまでプロユーザーを虜にしていくのか、楽しみです。

1つのラックにズラリと並んだ今やPA用プロセッサーの定番、DBX DRIVERACKシリーズとIEQシリーズを発見!大きなDBXの文字と、見上げるほどの大きさのラックが一際目立っていました。日本人の姿のない会場で、サウンドハウスが取り扱っているメーカーを見ると何故か安心。赤いロゴが見えた時は「あっ、DBXだ〜」と2人で駆け寄りました。
トレードショーの楽しみは実際に機材をいじって様々な比較をして楽しむこと!XTA社のブースでは、ラックのトップに市販品とは思えないXTA社特別仕様と思われる1UのA/B/C/D比較視聴ユニットが組み込まれており、ボタン一発で機材を選択できるだけでなく、この1Uの中心にCDプレーヤーが組み込まれていたので、大変便利だ、と感激しました。そしてCDを聞きながらXTA社のコンプやイコライザー等を弄繰り回し、音造りを楽しむことができたのです。CDプレーヤー付の1U比較視聴ユニットがほしい!待つのも面倒なので中国で作ってしまいましょうか!
ここはハーマン・ミュージックグループの縦長ブース。ここ10数年間著名メーカーを買収し続けて巨大な音響グループと化したハーマンの売りはやはりJBLのスピーカー。VERTECシリーズがフライングされており、そのスマートなデザインに誰もが感心。無論、アンプメーカーのCROWNやAMEK等のプロセッサーメーカーも忘れてはいません。しっかりと展示されていました。
そして我がサウンドハウスが代理店をつとめるPEAVEY。入り口を入ってすぐのショーの中心位置にありドラムとギター、アンプ類が展示されていました。他のショーの規模に比べたら控えめな展示内容でしたがPEAVEYからスタートしようと決めていたので長い時間見ていました。最後にドラムを叩いてドラマーの気分を味わったところをパチリ。
PIONEERのブースでは、DJプレイを体験、、、ってよーーーく見ると、これ逆側に立ってしまってますね。とりあえず気分だけでも味わってみました。こんな感じで一息つきながら、ウロウロキョロキョロと見て歩くのが、SHOWを楽しむ秘訣かな?と思いました。
マイクメーカーは定番メーカーとしていつもどおりSENNHEISERとSHUREが大きなブースを確保。AKGはどちらかというとこじんまりとヘッドフォンを主体に展示。そしてRODE社は代理店が全モデルをショーケースで展示していました。PALAショーでは意外にも中国メーカーが皆無で、既存の著名ブランドのみがしのぎを削るという形での対決となったようです。またSHUREは相変わらず会議用システム、インカムシステムに力を入れているようで、多数のマイクが展示されていました。噂によるとRODE社はK2やNT2000という新製品が既に登場しているはずですが、残念ながら代理店のブースにはまだ展示されていなかったようです。


その中でも、やはり一番賑わっていたのはSHUREブース。名機SM58の展示もあり、ワイヤレスもあり。
係員から熱心に説明を聞いている人が常にいました。写真を撮っていると大抵「May I help you?」と、何か説明しようと係員が近づいてくれるのですが、英語力の無いこのコンビはほぼ毎回「Just looking」と困った笑顔でしか答えられず、もっと心からの笑顔プラス言葉のコミュニケーションが取れれば・・・という気持ちでいっぱいでした。

国内のアーティストにも愛用者が多いSENNHEISER。今回海外初体験の2人組で、コンサートに行く機会も多いのですが、共通の好きな某ジャ○ーズ系グループもこのSENNHEISERのマイクを使用しています。ショーの中盤となったこの頃は、集めたカタログがずっしりと重く2人の肩を締め付けていたのですが、このマイクの前では、しばしジャ○ーズ話で盛り上がり、にわかに元気になってきました。これぞ、ファン心理といったところでしょうか。

NEUTRIKのブースに、ずらり並んだコネクター達。普段見ていても何とも思わないコネクター達も、キレイにディスプレイされていると、ついつい触れてみたくなるのが不思議です。そういえば入社後すぐに研修で習ったのもピン-フォンやオス-メスなどの用語だったなぁ、、、。実はコネクター類は未だに苦手なのですがつい手にとってみたくなってしまい、往年の映画のワンシーンを再現してしまいました。
BEHRINGERのブースでは、V-AMP、BASS V-AMPを発見。商品名や形は知っているものの、実際に見る機会が少ないものが目の前にあるとついつい触ってみたくなるのが音響の素人ならではでしょうか。「でもそれがショーの醍醐味よねっ」と以前参加したメンバーの受け売りを連発しながら初参加コンビはまだまだ歩きます。
ひとしきり全部見て歩いたところで背中のミニバブルマシンからシャボン玉を出したピエロさんが登場。ここで初めて積極的に「Picture please !」と呼びかけて笑顔でBye !と挨拶をしたところでショー会場ともさようならです。
照明機器ページへ 音響機器ページ 参加者感想ページへ トップページへ