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おーっと、会場に入って、しょっぱなから驚いてしまったのは会場の中をうろうろと挨拶しまわっている足長のピエロさん。いつ倒れてしまうのでは、と心配していましたが、そこはさすが芸人のプロ。落ち着いた(?)足取りで優雅に、大またで、会場の隅々を歩き回って来訪者にHELLO ! と愛嬌をふりまいていました。

以前のPALAショーは楽器メーカーや販売店が多数出展していましたが、本年度はほぼ皆無です。その代わり、やはりショーならこれしかないでショー、と言わんばかりに会場を埋め尽くしているのが照明メーカーです。何しろ受付でバッジをもらうとそのついでに全員に配られているのが照明機器の大御所、MARTINのロゴ入り大型紙バックです。よっぽど多額の協賛金をかけているのでしょうね。きっと。。。さすがMartinのブースはいつ見ても雰囲気、レイアウト、共に超一流。世界中の照明メーカーが見よう身真似で追いつけ、追い越せと今日でも注目しています。
そのMartin社やCOMER社など老舗メーカーが一番脅威に感じているであろうと思われる照明メーカーがチェコスロバキアに工場を持つROBE(ロービー)社。つい最近まではFUTURELIGHTやELATION社のOEM(委託生産)メーカーとして知る人こそぞ知る、という隠れた宴の下の力持ちでしたが、OEMでは満足できなくなったのか、本年度よりOEMを中止してROBEという自社ブランドで販売を開始しました。そのムービングヘッドの生産能力と性能には定評があり、正に既存メーカーが恐れるに値する程、市場でシェアーを伸ばしています。これからの動向に目が離せません。
照明エフェクトも進化し続けています。特に最近の傾向はより鮮やかに、よりクリアーで、パワフルなエフェクトをより安価に提供する、ということではないでしょうか。この壁一面に映し出されたエフェクトは写真を見てもおわかりの通り壁一杯に幻想的なエフェクト像が映し出され、これがほしい!と思わずため息をつく来訪者の方も少なくないはず。
なにやら怪しい雰囲気、、、。中国系のスモークマシンから煙が立ち込めてきたかと思いきや照明の後部に龍が登場!さすが中国・・・照明などのエフェクトの図柄にもお国柄が出ていました。多国籍な文化がひしめき合うシンガポールという国とシンクロしてそんなところも楽しめました。
こちらは、今話題のグリーンレーザー。何故話題なのかというと、これまで出力の高い大型グリーンレーザーは皆何十万円もする高価なものでしたが、中国製の台頭により、一挙に値段が下がってきたからです。そう、今が旬のグリーンレーザーはサウンドハウスでも写真と同等の商品を全て10万円以下で取り扱いを開始しました。これからもグリーンレーザー各種モデルが登場する予定です。乞うご期待!
照明を一通り見終わったところで、そろそろ一服しようかと思っていたところ、何とワインの試飲会が行われていました。何で?と聞いてみると、11月にシンガポールで行われるワインショーの宣伝の為にブースを開いているとのこと。ここでは世界各国の高級ワインが飲み放題です。サウンドハウス・チームも優しいお姉さんのお言葉に甘えてグラスをとって香りに酔いながら、一口ゴクッ、う、美味しい、2口目、ゴクッ、あー、もうたまらない、ごめんなさい、3口目、でグラスは空。こりゃ、もったいない、ということで、次のワインを試飲してしまいました。無料ワインを飲みながらショーを歩き回るという初体験は、ここシンガポールならではのことかもしれません。
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