NAMMではすっかりお馴染みになったエルモ君とワンショット。これはデジカメの画像ですが、会場ではインスタントカメラで撮影したものを記念にもらえます。
ジョン・レノン・バス。テープやMDなどで有名なマクセルのブースでは、ジョン・レノン・ソングライティング・コンテストの募集が行われていました。最初、何のイベントだかさっぱり分かりませんでしたが、お土産にもらった袋の中にはカセットテープやビデオテープ、それから乾電池がコンテストのパンフレットと共に入っていました。
NAMM名物腕自慢大会。今年はドラム速叩きコンテスト。イベントの説明をしながら計測するPADを叩く腕の動きは目にも止まらぬ速さでした。


Nashvilleと言えばカントリーミュージック。そのカントリーの殿堂Ryman Audetriumで記念撮影。この夜は10周年記念ブルーグラスナイトが開かれていました。ブルーグラスとはケンタッキー州の民謡から派生したカントリーミュージックで、バンジョー・マンドリン・ギターを使って演奏します。
カントリーの町ナッシュビルにそびえるハードロック・カフェ。カントリーなのにハードロック!でも景観にはマッチしていました。
ライブハウスLEGEND CORNER。毎日ランチタイムから深夜まで生演奏が続いていました。前回のレポートでは中の様子もお伝えしましたが、今回は時間切れのため通りかかっただけでした。いやぁ、残念。


松本:
広告とアコースティック・ギター担当の松本です。今回は2年ぶり、4回目のNASHVILLEで、すっかりこの街は私の庭となってしまいました。WINTER NAMMやフランクフルト・メッセなどと比較してギター関係、特にアコースティックが充実したショーなので、プライベートでもアコギマニアな私としては嬉しい限りです。メジャー各社はもとより、新参の小さなメーカーも工夫をこらしたギター作りをしており、21世紀のハイテクとの融合でより素晴らしいアコースティック・サウンドを作り出してくれることを期待しています。でも100年前から変わらない材質と構造のギターも大変人気がありもてはやされています。どちらも素晴らしく、結局全部欲しくなってしまうのがマニアの悲しさでしょうか?!NASHVILLEと言えばカントリーミュージックの故郷。空港を降りた瞬間からMUSIC CITYの演出が始まっています。通りに連なるライブハウスからは、ランチタイムから深夜まで生演奏が耐えることなく続き、歩いている人全てが
ミュージシャンに見えてきます。そう、丁度大阪に行くと街中の人が漫才師に見えてしまうように…。

田邊:
WEBページ担当の田邊です。NashvilleへはLos AngelesとDenverを経由して向かいました。まずはLos Angeles空港に降り立ちます。暑い。蒸し暑い。西海岸は空気が乾燥していて日陰は涼しいと聞いていましたが、外に出たとたんに汗だくです。結局Denverも暑く、Nashvilleでも蒸し暑い日が続きました。Nashvilleではサマータイム期間中ということもあり、大変日が長く、20時くらいまでは明るいのですが、18時頃に街を歩いてビールを飲んでいる人を見かけると、昼間から酒を飲んでしょうがないなと言う気分になったりしますが、よくよく考えると明るくてもAfter 5ですからこれは当たり前ですね。カントリーミュージックには夜が似合わないような気がしますが、夏の日の長さも関係あるのでしょうか、もっとも、その分冬の日は短いのですが。
ショーの雰囲気としては落ち着いた感じがありました。音響・楽器関連のショーなので、でかい音がそこら中でズンズン響いているのかと思いきや、小さ目の音や、ヘッドフォンを使用して演奏しているブースが殆どでした。日本のメーカーに関してはやはりメイン会場で大きなブースを構えているところが多く、某社のパスケースを首から下げて歩いていると「それはどこに行ったら手に入るんだ?」と白人男性に話し掛けられたりと、その人気ぶりがうかがえます。内容的にはギター主体の展示が多く、デジタル技術を利用した機器も増えてきました。DTM・照明・楽器・音響と、それぞれの分野でデジタル化が進んでいるのを感じ取れました。見た目はアコースティックで、出てくる音も生音に近いけれども、そこには最新のデジタル技術が駆使されていると言った状況です。会場では雑誌の見本誌を配布するコーナーがありましたが、ずらっと並んだその数は、ざっと数えて60誌もあり、アメリカは大きな国だと実感しました。
 深夜のパブにて、特製カクテル"FISH BOWL"(金魚鉢?!)量がハンパじゃありません!そして甘い!店員さんに本当に頼むのかと聞き返され、挙句の果ては向かいに座っていた女性客からも指を指される始末。半分飲んだところでギブアップしました。

千葉:
今回はじめてSUMMER NAMM SHOWを取材し、さすがは音楽の街NASHVILEでのSHOWというのが第一印象でした。まさにギター天国とも言うべき、アコギの数々。その中でもMARTIN、GIBSONは貫禄のブースの面積、展示数でした。それに比例し人もかなりあふれ返り”さすがMARTIN”といった印象を受けました。個人的には大手メーカーよりもローカルなメーカーの頑張り、目の付け所に感心しました。ひねりの入ったギターや、指の強化訓練?の為のグッズなど(サンプルを貰ってきて現在使用中)を展開しているメーカー等、中にはなんじゃこりゃ?といったものもありましたが、とにかく気づいたことを形にしていくメーカーの姿勢が強く印象に残りました。私のような楽器や音楽に詳しくない人間でも、その雰囲気等に触れることが出来、自分も楽器を何かやりたくなる、非常に楽しめるショーでした。

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