カートリッジで有名なSTANTON。680HPをはじめ、DISCMASTERIIや500ALIIなど、お馴染みのカートリッジが並びます。後ろの煙は併設されたANTARIブースに展示してあるZ-SERIESからのものです。


SENNHEISER HD 280 Proを使用し、NEUMANNのコンデンサーマイクを試聴しました。写っているのは定番のU87Aiです。サウンドハウス・ショールームにも同じ試聴システムがありますが、けっこう同じメーカーのコンデンサーマイクでも聴き比べてみると個性があって面白いですよ。
SHUREのブースではシュリンクパックされた定番のダイナミックマイクや交換針、日本でも大人気のイヤフォンE2、クロスオーバーを搭載したデュアルドライバーの高級タイプイヤフォンE5等が展示してありました。


アリーナ会場で最も目立っていたのはPHONICのブース。真空管タイプのマイクプリT8100やエンハンサーT8300、ソリッドステートのマイクプリA6400やヘッドフォンアンプのA6300、そしてデジタル制御のフィードバックエリミネーターi7100、パワードミキサーK-12等最新機種が目白押しでした。中国系のメーカーながらアメリカ国内でも知名度は高く、他のメーカーを押しのけるようにどっしりと構えていました。世界戦略も着実に進行中です。

DJプレイを続けるNumarkのブース。なかなか上手な実演でしたが、音が小さく人目を引くほどのインパクトはありませんでした。今回のショーでは、DJブースに人が集まっておらず、ショーを開催する土地柄で左右されるという印象を受けました。


DTMソフトは大人気。その中でもM-AUDIOのブースには常に人があふれ、絶えずデモを行っており、その人気の高さを見せ付けていました。その裏側ではANTARESや、CAKEWALKのデモも行われており、こちらも楽器コーナーとは違った熱気に包まれていました。

黄色いコーンでお馴染みのKRKのブースではいまや定番となりそうな勢いのV4を初め、STシリーズ、Vシリーズを展示していましたが、あまりひとけが無く、日本では人気が有るのに・・・と感じるところがありました。それでもモニターがずらりと並んでいる光景は圧巻でした。


今年もやって来ました赤い軍団HOSAのブースです。ありとあらゆるケーブルやアタッチメントを取り揃え、その種類は常に増殖を続けています。常に最強であり続けるZAOLLAは本国アメリカでも無敵の評価を受けています。そんなHOSAから最新作が発表されました!ステージ上でお目立ち度抜群の演奏にあわせて点滅するELECTRIC EELギターケーブル。付属の電源ユニットがセットでライン楽器の演奏に合わせイルミネーションが輝きます。その昔リッケンバッカーがそんなギターを作っていましたが、これからはケーブルが光る時代か?!


ELECTRO VOICEのブースではスピーカーよりもダイナミックマイクの展示がメイン。こちらも人だかりが出来ていましたが、よく見るとなぜか懐かしのピンボールの台。展示よりもピンボールに熱中するスーツ姿の男性が多く見られ、これでは製品を見てもらえないのでは?と心配してしまいました。
dbxのブースでは最新のAFS224、iEQシリーズも登場。これからはフィードバックも自動で処理をする時代です!


Cerwin Vegaでは向かって左からAB-36、JE-36、EL-36の3種類のサブウーハーのニューモデルが展示されていました。そのいかつい顔つきと迫力はやはり健在。この大きく開いた口からどの様な低音が響きわたるのか、想像するだけでも楽しみです。


AUDIXでは、たったの2インチ以下のコンパクトボディにプリアンプを内蔵した新製品M1244や、4インチの長さの中に超ローノイズでスタジオクオリティーを実現したM1290が展示されていました。M1224は通る人が皆足を止めてその大きさ(小ささ?)に驚いていました。小さな体で大きなパフォーマンス。ショーケースの中にあり、視聴できなかったのが非常に残念です。


AKGのブース。新製品のヘッドフォンK 171 StudioとK 271 Studioの展示がありました。がっちりとした仕上がりは質実剛健と言った雰囲気です。しかし装着感は心地よく、つくりのよさを改めて実感します。

はるばるドイツからやってきたK&Mのブースです。ワンタッチで高さが変えられる新型ワンハンドグリップのスタンドが登場。グリップ部分がウレタンで出来ており、握った感じがソフトで心地よかったです。今年のK&M NAMM SHOWスペシャルは星条旗( ! )柄のミュージックスタンド。マスコットのクマさんも健在です。ちなみにクマさんを背負っていた女性を見かけましたが、違和感が無いところもNAMM SHOWならではといった感じです。


ODYSSEYのブースではラック・ケース関係と小型のムービングヘッド、DJ関連のケースが展示されていました。ムービングヘッドは展示のみで、動きやその明るさなどは見られませんでした。それでも人がひっきりなしに訪れていたのは流石です。
TASCAMのブースでは日本でも人気のギタートレーナーCD-GT1と、日本にはまだお目見えしていないベーストレーナーCD-BT1に人気が集まっていました。どちらも音程の変わらないピッチコントロールなど高機能です。大型デジタルミキサーDM24もスタッフに問い合わせをしている人が多く見られ、なかなかの盛況ぶりでした。


ZOOMのブースではパームトップエフェクトプロセッサーPFX-9003、パームトップスタジオPS-04、マルチエフェクターGFX-5が新登場。これらの製品もショーケースの中にあり、触れることが出来ず、非常に残念です。使い勝手は買った人のみぞ知る・・・といったところでしょうか。


ラックケースといえばやはりSKB。今回はコンボラックが中心の展示でした。つくりのよさは流石SKBといった印象をうけました。展示も沢山スタックしてありましたが、その質感やスタックしている時の安定感はぴか一でした。釣り好きの千葉としては残念なのが、豊富なラインナップの内からフィッシングバッグの展示が無かったことでしょうか。



大きな団扇のような看板が目立つULTIMATEのブースです。ワンハンドグリップのスタンドはクロムメッキで基台のファイヤー仕様など古き良きアメリカを髣髴とさせるような作りでした。骸骨マイクとあわせると雰囲気は抜群です。

ROLANDのブースでは新作のアコースティック ギター プロセッサー BOSS AD-8がお目見えしました。ギターを弾きながら音の変化を熱心に説明してくれました。その音の違いは、なるほどと納得させるものが有りました。


VESTAXではミキサー一体型のDJCDプレーヤーCDX-16や斬新なデザインのDJミキサーPCV-180等をまとめて展示していました。デモンストレーションも切れの良いスクラッチを披露していました。しかしこちらも人気は少なくDJは・・・とやはり思ってしまいました。
KAWAIのブースでは鍵盤タッチの重さを連続的に調節できるVariable Touch Control機能を搭載したVT-132を展示。



YAMAHAのブースはスペースも広く、賑わっていました。こちらでは各種エフェクトやアンプシミュレーターを搭載したMagicstompが発表されていました。その他、最近日本で人気のサイレントギターや、122ものプリセットを持った最新のマルチエフェクターSPX2000の展示があり、それぞれ実際に体験できるようになっていました。

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