サウンドハウス・ユーザーの方に意外に多いのが、アコギ・フリークのお客様です。その影響でサウンドハウスのショールームには、アコギ専門ルームまで備えてあるくらいです。となれば当然NASHVILLE出張アコギルームのコーナー!!アコギ隊長、松本がお送りいたします!!
アコースティックギターの王者C.F.Martinのブースでは今回もニューモデルが目白押し。
新製品のLMX(リトルマーチン)、Xシリーズのミニミニ版です。価格も手ごろでトラベルギターとしても◎。このモデルはバックパッカーと同じ工場製のようです。
そして超豪華なD-50DXのKOAバージョン!こんなギターを勝手に弾きまくっても全然平気!!思わず顔が笑ってしまいました。
また、こういった数万ドルもするスペシャルリミテッドエディションも気軽に手にとって試奏できるのもNAMM Showの魅力です。リミッテッド・エディション、00-45S。100年前のギターを忠実に再現。
OM-45GEのバックショット。見事なハカランダ!!たまりません。
OM-45GE。かなり高そうな音です!!
ちなみにこれがOM-28GEのハカランダです!う〜ん、たまらん!!
で、こっちがOM-28QM(キルテッド・メイプル!!)あーシアワセ…。
Taylorのニューサウンドシステムです。ピエゾピックアップが2つ、マグネットピックアップが1つ装備され、限りなくアコースティックに近いサウンドを奏でます。12弦で試奏してみましたが爽やかな広がりのあるウッディなサウンドがそのまま聴こえてきます。
高級オーディオのような専用プリアンプもイイ味出してます(ちょっと高そう…)。
Taylorブースの主?!フラットピッキングの神様、ダン・クレイリー氏と96年以来の再会。私は個人的に彼のシグネイチャー・モデルを所有しているので特に感慨深いものがあります。カタコトの英語でギター談義のあと、気軽に記念撮影に応じていただきました。
LARRIVEEの新型パーラーギターを試奏。後で談笑しているのは誰あろうJeanLarrivee氏! 小柄で気さくなおじいさんといった感じでした。カナダ製のLARRIVEEもカリフォルニア工場が稼動し、新シリーズを展開しています。
雨の中でも歌えるというRainSongの黒いギターは新素材カーボングラファイトで超軽量。
見た目はハイテクだけど音はナチュラル。上質な木の鳴りを感じることができます。
アイルランドのギターメーカーローデンから移行したと思われるAVALON。基本的なデザインは変わりませんが、バリエーションを増やすなど、新しい展開を見せています。
Jon Kammer Guitars. ピーナッツではありません。日本ではあまり見かけませんが、アメリカでもあまり見かけません…。サウンドは??やはりエレアコなので、ラインで威力を発揮するでしょう。 例によってアメリカン・フラッグ柄のモデルもあり「日本の国旗もデザインできるよ」って言われましたが、日の丸はちょっと…。浮世絵なら面白いかも?!
Burrell Guitars。めっちゃ曲がっています。
捻じれています。
抱えやすさは抜群ですが、サウンドは??サウンドホールのパターンも様々で、サウンドは??う〜んビミョー(汗)コレクションでは欲しい気もしますが、メインギターには成りえないのでは??でも弾いてるうちにだんだんハマってきます…。
その斬新で個性的な設計で瞬く間に世界のTOPブランドの仲間入りを果たしたTacoma。新作の50本限定モデルを試奏。気さくなスタッフがそのうちの25本は日本に行くんだよと教えてくれました。
TACOMAのパプーズ、オールKOA。見た目はウクレレっぽいですが、適度な重量感があり、かなりしっかりした音です。
日本でも話題のGarrison Guitars.。樹脂製のブレイシングで軽くて丈夫。鳴りも抜群です。個人的にはもっとシンプルなデザインの方が日本でウケるのでは?!と思います。
YAMAHAのニューモデル(米国仕様)。The FGの流れを踏襲したような作りで、リーズナブルな価格帯ながらオール単板で、かなりクオリティは高いです。数年前までのAPXやCPXなどのエレアコものから、再び純粋なアコースティックサウンドへの回帰という流れが見えてきます。
FISHMANからは新型のアコースティック・プリアンプ Auraとアコースティック・アンプLoudbox。200W、3WAY。が登場。その他にもB-BAND、L.R.Baggsなども小さいながらブースを出展。アコギ・ピックアップ界はよりナチュラルに、生音に近づけようとする一昔前では夢とも思われた領域に踏み込んでいます。