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特徴のあるサウンドとフレーズが聴こえたので近づいてみると、ん???マッチョなボディのジョージ・リンチでした。タイガーモデルにカバードのハムバッキングを搭載し、華麗かつ力強いフレーズを連発。もちろんものすごい人だかり。丁度斜め前では同じ時間帯にジム・マーシャル氏のサイン会が行われており、最も入り口から遠いブースにも関わらず、この周辺だけ人、人、人でごった返していました。

Silvertoneの展示では恒例のポール・スタンレーのパネル。ただのパネルですが、自分も含め記念撮影する人多数。会場を歩いているミュージシャン風の人々も、欧米のバンドTシャツを着ていたりと、どの国でも見られる風景が楽器関連のブースでは展開されていました。

こちらはCARVINのR1000ベースアンプヘッド。チューブサウンドのエミュレート回路を搭載し、ソリッドステートのサウンドとのブレンドができ、ゴリゴリのサウンドから、ファットなサウンドまでカバーできます。実際にプレイしましたが、そのブレンドコントロールだけでも様々なキャラクターに変化する上、ミッドスイープの3BAND EQ、さらにはコンプレッサー、ゲート、9BANDグラフィックEQと至れり尽くせりの仕様です。
こちらはWARWICK、SEYMOUR DUNCANと同じブースに展示されていたFRAMUSのギター。美しい仕上がりと、独特なデザインが目を引くギターを通路側にむき出しで展示。そのため逆に触れるのをためらってしまうのか、皆眺めるばかり。
WARWICKのブースで発見した、マイクスタンドのベース部分がエフェクトボードになっているアイディア商品。確かにマイクスタンドとエフェクトボードの扱いは、どうすれば使いやすいのか?と思いますが、これならばいつも同じポジションでセッティング可能ですね。

こちらは中国のギターメーカー。もはや以前のような微妙に変なギターは格段に姿を消し、このようにオーソドックスなストラトシェイプのギターも、普通に受けいれられるクオリティになっています。当然、形だけでなく、ギターとしての完成度も高く、弾いた印象もすこぶる良いです。

とはいえ、いまだにおやっ?というギターもまだまだあります。右側のギターはQUEENSRYCHEモデルか???と思いきやヘッドのロゴはFERNANDES。確かあれはESPが作っていたはず。左のベースはポジションマークがピカピカ点滅してたり、向こうにはアーチドトップのヘッドレスギターやらと、微妙なモデルのオンパレード。ぞうさんならぬ、パンダギターもありました。

こちらはイギリスはBARNSのブース。HANK MARVINのオリジナルのシグネチャーモデルの40周年記念モデルを展示(左から二番目の白いギター)。いかにもイギリス、ロンドン的なギターの数々。これらのギターを弾くときは、Tシャツ姿では似合わない。やっぱりスーツでビシっと決めたいですね。

エレアコのプリアンプコントロールのようなものを、なぜかピッキングの時に動いてしまいそうで、なおかつ弾きながら調節も難しい、という微妙な位置に取り付けてしまったギター。ギターの側面ならまだ良かったかな?

オレンジで統一されたこのオシャレなカフェ風のブースは、スペインからの出店。展示自体は、ガラスで仕切られた中に、ギターや、素材となる木を無造作にならべただけですが、非常にオシャレな雰囲気で普通に休憩所かな?と思ってしまう造りになっています。

こちらは台湾からの出店。生産自体は中国で行っているようですが、やはりデザインの洗練度、ギターとしてのクオリティはかなり高いといった印象です。ペグ部分に掛けられているタグの裏には、プライスらしき数字が。しばらくギターを見ていると、なんと現金のやり取りをして、ギターをそのまま持ち帰っている人がいるではないですか。しばらく気付きませんでしたが、SHOWに展示しているものをその場で販売しているブースが他にもちらほら。フランクフルトメッセなどでは見られない光景です。知っていればお小遣いを持っていったのに!残念。

コンパクトでかわいいギターアンプ。昔のラジオを思わせるデザインが印象的。こういった面でも、中国において、デザインへの意識が格段に上がっているのではないか、というのが今回のSHOWを通じて感じた最も強い印象です。もちろんサウンドもなかなかのもので、CDインプットやヘッドフォンなど使い勝手も良さそうです。

バイオリンや管楽器などは、製造している工場も多く、当然出店数もエレキギター関連のブースにに比べると格段に数が多いのも中国の特徴といえるでしょう。その中でもアコースティックギターや、ドラムを手がける工場も増えてきているようで、バイオリン工場はその技術を流用してアコースティックギターやフルアコの展示を盛んに行っていました。さすがバイオリンを作っているだけあって、仕上がりの美しさはなかなかのものです。

ミニギターで、中国風のフレーズを超早弾きで、しかも爆音でひたすら弾いていたこの男性。遠くまで音が響き渡っていましたが、懐かしさを覚えてしまう旋律なのに、早すぎるため、なんだかせわしなく思えて、ついつい足早になってしまいました。

世界各国のSHOWに、ほとんどと言っていいほど参加している、マーシャルアンプの生みの親、JIM MARSHALL氏が、イギリスから遠く離れた上海でサイン会を行っていました。当然ブース周辺には長蛇の列。数々の伝説の名演を残したアンプを作り上げたその本人がここにいる、という事実はやはり重みがあります。

そのブースには数々のMARSHALLアンプが展示されていましたが、このネットにかかれているのはJIM MARSHALL氏の直筆サイン。MARSHALLのロゴの下にJIM MARSHALLと書かれているレアモデル!

どちらかというと、ギター本体やギターアンプといったメーカー、工場が多い中国ですが、今回コンパクトエフェクターのブランドを発見。写真は8つのエフェクトループをプログラミング可能なMANIPULATORというモデル。その他真空管を使用したディストーションペダルなど、興味深いモデルが色々!先ほどのギターメーカーのように、その場で販売もしていました。

エレクトロハーモニクスのブースでは、恒例、実演販売ばりのデモンストレーションを行ういつものオジサン。いつのSHOWを見ても同じような写真ですが、ほんとにエレハモTシャツを着て、ブルーのIBANESのギター、足元にはエフェクターをズラリというスタイルは変わらず。一人しか見ていない時でも、たくさんのギャラリーがいるときでも、まったく同じスタイルで実演しています。

FENDERのブースで行われていたデモンストレーション。

貫禄の展示、DWのブース。中国製ドラムが並ぶ中、最高峰のドラムメーカーの一つであるDWのドラムは、存在感、迫力ともに抜群の輝きを見せています。同じブースにはローコストバージョンのPACIFIC DRUMSも展示。

そのPACIFIC DRUMS。隣のDWドラムと比較してもしっかりと作られており、非常にクオリティが高い仕上がりとなっています。MADE IN CHINAと刻印がありますが、DWが技術を惜しみなく提供し、クオリティチェックを厳密に行うことで、このようなハイグレードなドラムを作り上げることに成功しているという一例と言えるでしょう。

世界最大!というような漢字が書かれている銅鑼をごわーんと鳴らしていました。シンバルや銅鑼は古くから作られた伝統的なものと言え、中国四千年の歴史を感じます。

と思いきや、やっぱり中国の若者には情熱的なラテンパーカッションが人気!
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