PALM EXPO 2006 in 北京 ==照明機器==

サウンドハウスの代理店メーカーでもあるLITEPUTERのブースでは、新型の小型DMXコントローラーが鎮座 ! フェーダーの精度やトルク感はしっかりとしたもので、音響用ミキサーのフェーダーを触っているかのようでした。壁にかかっているのはリモコンでコントロール可能なディマーで、テレビのリモコンのようなもので誰でも簡単に調光が可能です。

鮮やかなオレンジ色のブースはフォグマシンでおなじみのAntariのブース。定番のZシリーズを初め新型のZ1020されていました。ブースの担当者は、ここぞとばかりに垂直噴射を連発 ! まるで活火山のようです。

天井からぶら下げるチューブ状のLEDが展示。サウンドハウスでもチューブ状のLEDを取り扱っていますが、電球とは違いこういった部分的に曲げることが出来るのがLED照明の大きな魅力でもあります。床一面LEDで作られた"LED FLOOR"も圧倒的な存在感を放っており、まるで四季によって移り変る湖面に反映した景色の様です。

LEDディスプレイよりも淡い効果を出すLEDパネルはより幻想的な空間を演出.。CLUB等のラウンジやバーカウンター下にこんなLED照明があったら最高ですね。

LEDディスプレイもここまでくれば一昔前の液晶ディスプレイに引けをとらない解像度。毎年LEDの進化には驚かされますが、この鮮明さには度肝を抜きました ! まさに近未来体験といった感じ。SF映画の中に飛び込んだようです。

パーライトも第二世代へ突入 ! ? 省スペースかつ長寿命で、RGBの調整が1台で自由自在なLEDタイプのパーライトはこれからの主流になってくるのではないでしょうか。

サウンドハウスでも絶賛販売中のトラスシステムですが、正面入り口両サイドににある野外ブースは全てのメーカーがトラスで組まれていました。軽くて簡単にセッティング出来、好みのデザインでカスタマイズ可能なトラスシステムはライブ、イベントをはじめ、そのほかさまざまな場所に広まっていくことでしょう。

普段は近くで見る事の出来ないスタジアムクラスで使用される大型のスポットライトも、こうして近くで見るとまるで大砲です ! もちろん直視は出来ませんが覗いてみたくなる心境は皆さん同じようです･･･。

LEDと並び会場を沸かせていたのはレーザーメーカー各社のブース。より高出力で、赤や緑、黄色とより一層鮮やかになりこちらも年々進化しているのをうかがえます。もっと色々なカラーのレーザーが開発されかも ! ? 近い将来が楽しみですね。

フォグマシンはフォグマシンでも、このフォグマシンは何とムービングヘッドタイプ ! 煙を吐きながら縦横無尽にダイナミックにその姿はまるで怪獣のようにも見えます。ステージ上で煙を四方八方に散らすには最もベストな方法では ! ?