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中国、北京で行われたアジアでも最大規模の音響、照明、楽器などの展示会であるPalm Expo China 2013に参加しました。会場となったNew China International Exhibition Centerは、北京首都国際空港から TAXIで約30分程の距離で、広大な敷地の中には、東西に各4つ、合わせて8つのホールがあり、東側はInternational、西側は中国国内向けの企業が出展を行っていました。今回、東側ホール、西側ホールともに特に活気があったのが、カラオケ関係の機材を取り扱っているブースで、趣向をこらした様々なイベントに、多くの人が集まっていたのが印象的でした。
また、パイオニアのブースでは、DJが大きなビデオスクリーンをバックにデモンストレーションを行い、こちらも多くの人が集まり、DJ人気の健在ぶりを感じることができました。中国国内向けのブースは、音響、照明ともに大型機材が多く出展されており、巨大なラインアレイや、ムービングヘッド、大型のスモークマシンなどが所せましと並べられ、各社とも最新のモデルを強烈にアピールしていました。中国は、今、景気停滞がささやかれていますが、それを全く感じさせられることの無い、エネルギッシュで、エキサイティングなショーでした。
(営業:小和田) -
今回初めて音響、照明のショーに参加しました。
入り口では空港の手荷物検査さながらのセキュリティ体制で、会場スタッフは全員迷彩柄のユニフォームを着用。若干の威圧感を感じさせる雰囲気に、最初は緊張してしまいました。
照明のブースでは多数の実機を駆動させデモを行っているブースが多く、中でも水とレーザーの演出は思わず見入ってしまうほどの迫力!各ブースの柱や壁にはLEDパネルや大型LEDディスプレイが多く使用されており、映像の鮮明さに圧倒されました。
また、普段目にするものより数倍の大きさのピンスポットやムービング、スモークマシンや大型機材のクレーンなどもあり、企業・設備向けの商品アピールにも力を入れていることが伺えました。
音響ではカラオケ機材のブースが目立ち、特設ステージで熱唱している人が大勢いました。現地のスタッフに聞いたところ、「カラオケ市場は、今中国で広がりを見せている大きな市場」とのことでしたが、その過熱ぶりには、トレンドをいち早く察知して参入していく、中国産業発展の縮図を垣間見ることができたように感じました。
今回のショーでは、たくさんの機材や楽器に触れることができ、「こんな製品もあるのか」と驚きもあり、自分の見聞に広がりを持つことができました。また、商品に対しての探求意欲を掻き立てられる貴重な滞在経験となりました。
(営業:片桐)