24-27 May 2012Show Report Presented by SOUNDHOUSE
今回PALM EXPOに初めての参加となり、上海で開催されるMusic CHINAとは一味違った活気が感じられました。今年から開催場所が変わったということも影響しているのか、お馴染みのメジャーな海外メーカーが出展を見合わせている一方で、数多くの中国国内メーカーが自らの商品をアピールしており、特に照明機器はLED製品を中心に、魅力的な商品が多く見うけられました。
音響機器ではカラオケ関連のブースが多数あり、そこかしこで実際にカラオケを楽しんでいる人々の姿に、中国でのカラオケ人気の高さと、音楽を楽しむことは、世界共通の喜びであることを改めて実感しました。
楽器は管弦楽器、民族楽器が中心で、特に民族楽器は普段あまり触れることの無いものばかりでしたが、多くの人で賑っており、奏でられる音を聴いているだけでも楽しい気分になりました。実際に自分でも見よう見真似でチャレンジしてみましたが、やはりそう簡単に音は鳴りませんでした。それでも、音楽を介して言葉の通じない人々と交流をし、音楽の持つ力を再認識できる良い機会となりました。これからも人と人とのつながりを大切に、今後の業務に活かしていきたいと思います。
(営業:望月)
SHOWの参加は2011年のNAMM SHOWに続いて2回目で、PALM EXPOは今回初めて参加することになりました。
中国に訪れることも初めてで、どんな国で、どんなSHOWかとても期待をしながら日本を飛び発ちました。現地に到着すると、歩くだけで汗ばむような夏の気候で自動車の交通量は多く、排気と砂ほこりで目が痛くなるような環境でした。会場周辺はまだ開発途中で、道路や建物を工事をしていたりとまだこれから開発が進んでいくような感じでした。
SHOW会場は、メジャーブランドより中国メーカーのブースが多く、楽器よりもPA機材、照明機材が多く展示されていていました。中国製と聞くと、一昔前ならば、コピー製品やチープな作りの製品というイメージでしたが、そこは今や世界の工場と呼ばれる中国。コンサート会場で使用するような大型ディスプレイやタッチディスプレイの端末、大型デジタルミキサー、ワイヤレス機器などを多く展示していて、メジャーブランドにも劣らないしっかりした商品を展示している印象を強く持ちました。
今回のSHOWは、短い期間の滞在でしたが、直接商品に触れることで学んだことや、言葉の通じない外国の人と身振り手振りでコミュニケーションをとったりと、貴重な体験をすることができました。次回SHOWに参加した際は、少しでも言葉でコミュニケーションをとれるようにして、よりたくさんのことを吸収できるよう、少しずつ語学も勉強しようかと思います。
(営業:山崎)
今回、初訪中、初参加のPALM EXPO。見るものすべてが、斬新で新鮮に思いました。会場で目にした、商品の数々は、見た目こそ変わらないものばかりでしたが、独自に彩りを添え、ユニークな柄を施し、各メーカーのオリジナリティーを感じました。展示の内容は、特に中国の伝統楽器に目を奪われ、大胆さを思わせる中国の印象とは裏腹に、楽器を大切に手に取る方々の様子が頭から離れません。また、各メーカーのブースをひたすらに見学していく中で、声をかければ一貫して、どのスタッフの方々も言語の壁があっても、一生懸命に力説してくださいました。国境を越え、同じ分野の商品を扱う方々と、このように触れることができたのは、何より勉強になりました。扱う商品を大切に、触れ合う人々に語りかけるように・・・・この姿勢を、今後の業務に生かして参ります。
(営業:米沢)
前回のドイツMesseに続き今回このPALM EXPOに足を運ぶ機会を頂けたことを、まず感謝したいと思います。Messeでは主にアメリカ/ヨーロッパのメーカー担当と会うことができましたが、今回は主にアジア圏のメーカー担当の方と会い、普段の仕事のやりとりでは聞く事ができない話(話が脇道にそれることも多々ありましたが、、、)を実際に会って話す事ができたことは、貴重な体験でした。
また、日本でもアメリカ/ヨーロッパでもない中国の楽器事情はとても興味深く、中国の文化や伝統に根ざした伝統楽器の展示が多数ある一方、世界中のメーカーの製造拠点となっていることもあり、そのノウハウを生かした斬新な楽器類、中でも斬新な色/形のスピーカー、レーザーを駆使した派手な照明には目をひかれました。5月の中国はすでに夏のように暑く、エアコンの効いていない展示スペース等もある中で、エネルギッシュに製品の説明をし、笑顔で迎えてくれる力強さ、そしてその前向きなパワーに学ぶところが多いと感じました。
(海外:今井)
今年2回目のショーへの参加となり、1月に行われたWinter NAMM SHOWとの比較をしながら見て回る事ができました。NAMMは音楽業界だけでなくアーティスト向けとしてギター・ベース・ドラムなどの楽器が目立ちましたが、PALM EXPOは発展する中国の大手メーカーや、音響機器・照明機材を扱うメーカーの活気の良さが目立ちました。
照明ブースはスモークが焚かれあちらこちらから照明エフェクトの光が立ち込め、会場自体がステージのようでした。ただ光が飛び交うだけでなく、スクリーンに海の中をイメージした投影するなど物語を表現してパフォーマンスするブースもあり幻想的な空間を楽しむ事もできました。また音響機材ブースではカラオケの人気が伺え、最新技術が積み込まれたカラオケ機材がずらりと並び、若い女性が熱心に画面を操作する姿やマイクを片手に拳を握り大熱唱する男性の姿などが見られ、誰もが音楽を楽しんでいる雰囲気が伝わってきました。
自分の感性で新しい商品や面白いと思った商品を見つける事の楽しさ、積極的にスタッフに質問することで知識とコミュニケーション能力を磨くことができました。成長を続ける中国の土地を肌で感じられる貴重な経験はとても刺激的で今後の業務への意欲に繋がっていくものだと思いました。
(WEB:恒松)
PA・楽器・DJ・DAW・照明etc…。「興味はあるけど何から始めればいいの?」そんなあなたの強い味方!お役立ち情報満載のサウンドハウス虎の巻!ぜひご活用ください。