PALM EXPO 2011 China

山田 真也

山田 真也

毎年北京で行われるPALMショーには、今回で3度目の参加となりました。2年前から規模が大きくなり会場が2つに拡張された為、行き来するのは少し大変になりましたが、それぞれの会場は雰囲気が異なり、一度で2度楽しむ感覚を味わうことができます。今年は常連メーカーのブースがなかったりと、寂しい一面もありましたが、相変わらず中国の新規ブランド参入は留まることを知らず、目新しく珍しい商品を楽しむことができました。また、単に種類が増えただけでなく、各分野でクオリティの向上が顕著なブランドも見受けられ、今後の中国製品に期待感を得ました。北京オリンピックが終わった今も、繁華街近郊では着々と新しい街づくりの工事が進められており、今年も変化の過程を楽しむことができました。毎年変化し続けている中国の街並みやショーの雰囲気が少しでもお伝えできればと思います。

(営業:山田)

本田 卓

本田 卓

今回初めて中国のショーに参加させて頂きました。北京の第一印象は暑い!そして想像以上に都会の町並みが広がっていました。
仕事柄中国ギターメーカーのブースを楽しみにしていましたが、技術力こそ向上しているものの、まだまだ既製品のコピー商品が多く、独自性という意味では今一歩という印象を受けました。ただ、MADE IN CHINAの高級カスタムギターを製造するメーカーもあり、将来中国ギターのイメージがガラリと変わる日が来るかもしれません。

音響機材ではKARAOKE関連商品の多さに驚かされました。あちらこちらのブースで、おじさんから若い女の子まで、周りを気にせず歌っていた事がとても印象に残っています。日本発信のKARAOKEが今や世界の文化であるように、やはり良いものというのは、国や地域を越えて広がっていく、模倣されていくという事だと思います。自分達もそういう存在を目指していかなければと、改めて感じた今回のショーでした。

最後に、このレポートを通して少しでも会場、北京の町並みの雰囲気を感じ取って頂けたら幸いです。

(技術:本田)

宮野 豊

宮野 豊

今回初めて中国のショーに参加し、その規模の大きさに驚かされました。空港内は電車で移動するほど広く、北京の街も想像以上の大都会で、地下鉄等の交通手段も整備され、ゴミも殆ど落ちていない清潔な印象を受けました。

車優先の横断歩道や、あちらこちらで鳴り響くクラクションに圧倒されながら会場に向かうと、ショーの会場がまた大きく、各ブースに展示しきれないほどの製品が所狭しと置かれていました。
そして殆どの機材が、その場ですぐに触って動かせるようになっており、これ見て!触って!というアピールがひしひしと伝わってくる、これぞ展示会といった雰囲気でした。
やはり展示は中国国内のメーカーが殆どで、最近日本でも良く見かけるラインアレイ形式のスピーカーの展示が多く見られました。照明は白熱電球の製品が珍しい程、各メーカーでLED照明が増え、光もかなり強い物が増えてきました。軽量で省電力を競う、地球とっても良い競争だなと思います。

ショーの展示からも急激に発展している中国を肌で感じる事ができ、この3日間はとても貴重な経験となりました。

(技術:宮野)