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SUZUKI KOTARO
2008年以来5年振りの参加となった今回のNAMMショー。ギタープロダクトマネージャーとして、ここ数年は自社ブランドPlaytech Guitarsのラインナップ充実を図り、ギタープロダクト全般の拡販に全力を注いできましたが、ギターマンとしての新たな刺激が欲しくなり、久しぶりにあの喧騒を体で感じてきました。5年前と比べて、中国系有象無象の楽器メーカー、ベンチャー的なアイデアグッズを紹介するブース等、何でもあり的なパワーは幾分弱まってきているように感じました。しかしFENDER、ROLAND、MARTIN、ESP等大きなブースを構える世界的メーカーは、変わらずに圧倒的な存在感を示しており、アッと言わせる驚くべき新製品の数々は、多くの期待を集めています。また、サウンドハウスが輸入代理店を務めるCARVIN、ARISTIDESの最新作も実際に触れ、弾いてみることでそのクオリティを確かめてきました。今は早くサウンドハウスのお客様にも紹介したい気持ちでいっぱいです。また、全体を見渡すと、BEHRINGERブースの新製品群、集まる人々の注目度、活気は群を抜いていました。今年発表の目玉はデジタルミキサーX32のバリエーションモデルでしたが、あらゆるジャンルのデジタル新製品を網羅し、更にはTurbo SoundやMIDAS等老舗ブランドも傘下に抱えて、今後より一層の発展が見込めることは間違いありません。
サウンドハウスはそのBEHRINGER日本国内代理店としても、引き続き皆様にフレッシュな情報と新製品をいち早くお届けしていきます。
(営業:鈴木) -
YONEZAWA FUMIKO
自分史上初となるNAMM show。思っていた以上にスケールが大きく、目に飛び込んでくるすべてに興奮の連続でした。
まずは隣接しているホテルでNAMMのバッジをGET。我先にと言わんばかりの大勢の参加者にもまれながら、ようやく会場に辿り着きました。そして「未知なる遭遇」に期待を膨らませながら、いざ出発!なるべく速足、周りのスピードに合わせて、前進。前進。前進。日常生活の中ではあまりお目にかかることのない、ロングヘアーで刺青の入った方がたくさん来観されており、私にはみんなスーパースターのように見えていました。会場内で、あるギターメーカーのブースにお邪魔したところ、大衆の視線の先には、やはりロングヘアーにタトゥーというスタイルで演奏する本物のスターが…!NAMM Showに来たということを実感した瞬間でした。またドラム、サックス、クラシックギター、ウクレレetc…至る所でデモンストレーションが行われ、人だかりを作っていました。多種多様な民族が、一つのサウンドに心奪われて見入っている光景は、まさに音楽によって国境を超え、一体となっていると感じられました。
今回、NAMMに参加し、自分が観衆の一員となることで本当に貴重な経験をさせていただきました。お客様の立場で商品を見て学び、これまで以上にお客様と同じ思いを共有できるよう、今回の経験を活かして今後の業務に取り組んで参ります。
(営業:米沢) -
SASE YURIKA
今回、初めてNAMM Showに参加させていただきました。会場の熱気は予想以上で、楽器業界全体がこの日を心待ちにし、世界中からこの地へ集結しているのだと思うと、改めて興奮が高まりました。
印象的だったのは、ギターを出しているブースの数です。世界中にギターファンが居るのですから販売する方も大変。どうにか新しいコンセプトを、とデザインに凝り過ぎた結果、オブジェのような「どうやって弾くのかな?」というモデルもたくさん見られました。各メーカーのブースの雰囲気もそれぞれに異なり、例えば老舗のMartinやTaylorなどは、ギターのラインナップだけでブースに引き込まれるようなオーラを感じました。そして何より、いつも電話やWebサイトからお客様にご注文をいただいていても、触ったことのなかった高級なギターや機材を実際に手に取り試せたこと。この感動は、今後の営業活動に存分に活かしていきたいと思います。他にも6弦を一度ポロンを鳴らしただけで、全てのチューニングが出来てしまう世界初のチューナーや、丸い金属の物体かと思えば幻想的な音色を醸し出す鉄琴だったりと、終始驚きの連続でした。また、普段は会う機会の少ない取引先の方々と食事をしたり、会場近くで連夜行われていたライブを観たりと、本当に貴重な体験をすることができました。
(営業:佐瀬) -
HONDA SUGURU
3年ぶりにアメリカ、ロサンゼルスの地に降り立ち、楽器の祭典NAMM SHOWにまたまた参加させて頂きました。昨今不況たなびく音楽業界ですが、あいかわらずSHOWの規模は大きく、有名メーカーのブースでは通路まで身動きがとれない程の人だかり!その熱気にいきなり先制パンチをもらった半面、どこか安心した思いがありました。 今回のSHOWで一番印象に残った事は、「テクノロジーの進化」でした。デジタルミキサーが展示の主流となり、モデリング技術を用いた機材やIPOD、IPAD関連の商品がとても多かったと思います。DJや音楽制作においても、今やPCが無ければ始まらないという時代になったと感じました。実を言うと前回参加した際にも全く同じ事を感じたのですが、技術進歩の速さには驚かされるばかりで、自分もその流れに乗り遅れないようにしなければと反省した次第です。 逆に私の本業であるギターという楽器自体は、進化が少ない分野と言えます。電気を使うエレキギターでさえ、半世紀前に誕生したモデルが現在でも主流になっています。そんな中、各社「コア材」を使った新モデルを多く見かけましたし、サウンドハウスが代理店を務めるARISTEIDESのアリウムをはじめ、グラファイトなど新素材を使ったギターも少しずつ増えてきています。近年木材の希少化や輸出が規制されつつありますが、素材という面でトレンドが少しずつ変わっていくのかもしれません。 最後に、今回のSHOWで学んだ事、経験した事を自らに生かし、お客様により良いサービスをご提供するという形で還元できるよう、これからも努力して参ります。
(技術:本田) -
IIDA MASAHIRO
今回、初めて念願のNAMMショーに参加させていただきました。
ロスの気温は、長時間のフライトの疲れを一気に忘れさせてくれるような暖かさ。初めて目にしたNAMMショーの会場はとてつもなく大きく、その規模と熱気に圧倒されっぱなしでした。会場内は音楽好きの来場者で埋め尽くされており、お祭りムード一色。各ブースでは、有名アーティストのライブやサイン会が催されており、間近で憧れのスターに会うことができました。その他、まだ日本ではあまり知られていないメーカーも多数出展、自社商品のアピールに力を入れており、メーカー同士も生き残りをかけた競争、まさに戦いの場でもあるのだと感じました。
あっという間に楽しい時間は過ぎ、夜は取引先の方との食事会。ワインと一緒にいただく本場のステーキは、最高に美味しかったです。又、会場近くのホテルのロビーでは、毎晩のように様々なバンドのライブが繰り広げられ、大勢の人々がお酒を片手に語り合いながら、夜中まで演奏を楽しんでいました。今回の旅では、たくさんの貴重な体験をさせていただきました。人と人とのつながりを大切にし、今後の業務に活かしていきたいと思います。
(物流:飯田)