2年ぶりのNAMMでしたが、これまでの盛り上がりを考えると、世界同時不況の影響か、使用しているフロアは変わらなくても、ブースの縮小や、その隙間を埋めるべく設置された休憩エリア、ときおりみられる空きスペースなどを見る限り、出店を取りやめたり、縮小したりといったメーカーがいることを物語っているのでしょう。特にそれぞれの国で上場しているメーカーやグループは総じて元気がなく感じられ、当然のことながら、音楽業界にも不況の波が押し寄せている、ということを感じるショーとなりました。 しかし一方で独自の路線を突き進み、元気のあるメーカーも多数存在するのも事実です。プロセッサー系メーカーでは、ついにベースアンプにまで幅を広げたTC ELECTRONIC、そしてハードウェア、ソフトウェアの区別なく製品を発表しているUNIVERSAL AUDIOなどが代表格でしょう。 また、DAW関連においては、DIGIDESIN&M-AUDIO連合の独壇場といったところで、その周辺に、NATIVE INSTRUMENTS、WAVES、IK MULTIMEDIAが力をつけているといった印象です。 ここ数年元気だったBEHRINGERも、ギターアンプの展示にスペースを割いてはいたものの、これまでのように、何十種類もの新製品を発表するには至らず。 しかし、その反面、個人的にはこれまでで最もエキサイティングなショーであったことは間違いありません。子供のころからあこがれていたアイドルに会え、話ができ、サインをもらったり、目の前で繰り広げられるセッションに鳥肌がたったりと、一音楽ファンに戻って楽しみ、やはり音楽とその周りに存在するものというのは、長い年月が経っても色あせることなく、心に残るものだな、ということを再認識しました。そういう意味で、とても有意義なショーであったことは間違いありません。また来週も開催されるならば、今すぐにでも飛んでいきたい、そんな気持ちです。 (WEB:渡邉) |
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今回初めて海外のショーに参加させて頂き、大変貴重な体験ができました。
日本の冬とは違い、初日からアナハイムの気温はとても暖かく(むしろ暑く・・・)、現地の人は半袖・タンクトップで歩いているという光景に驚きました。何より気になったのが、日本ではよく見かける背の高い建物があまりなく、ほとんどの建物が日本には無い広大な土地を利用した1、2階建てのものばかり。食べものも大きく、アメリカという国の大きさを感じることができたと思います。 ショーでは各メーカーで新商品の展示があったり、初めて見る変わった商品があったりと、ブースごとに目を奪われるばかり。中でもソフトウェア・DTM関連のブースはいつでも大盛況で、デモ機が触れない時も多々ありました。また、様々な楽器・機材を気軽に手にとることができ、初めて触れる機材も多く、自分のプラスになることばかりでした。 有名ミュージシャンと遭遇できることもまたショーの醍醐味の一つですが、スティーブン・セガール(俳優ですが)を見かけた時は子供のようにはしゃいでしまいました。小さい頃によく見ていた「沈黙」シリーズ(セガールアクション)が頭をよぎり、一番テンションが上がっていたと思います。 初めて尽くしのNAMMショーで目まぐるしい3日間でしたが、今回の経験を仕事でも活かし、また機会があれば海外のショーに参加していきたいと思います。 (商品:佐藤) |
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今回、自分自身初の海外、しかも世界最大規模のWINTER NAMMへの参加ということで、何日も前から期待と不安で胸がいっぱいでした。出発当日、飛行機に乗ってもまだ現実味はなく、どことなく他人事のように感じていましたが、現地に着き、夏のような日差しに目が眩みそうになったとき、その環境のギャップにようやく少し「海外に来た」、という実感が湧いてきました。 会場に着くなり、いたる所にミュージシャン ! ミュージシャン ! ! ミュージシャン ! ! ! 写真を撮るのも忘れ、子供のようにひたすらサイン会に並びました。ふと我に返り、新商品などの写真を撮り続けているとまたサイン会が・・・ ! もうこれは本当に現実なのか ! ? という感じで会場内を右往左往してしまいました。 自分はドラムのブースを中心に回りましたが、日本では見かけることのないメーカーなども多数あり、ワクワクしながら1つ1つのブースを見て歩きました。 機材も今まで触れたことのないものに触れる事ができ、感動と共にとても勉強になった3日間になりました。 もしまた次回行ける機会があるならば、英語をもっと勉強し、色々な説明の内容をより理解できればと思います。 言葉の壁は大きく、コンビニで水を買うのもいっぱいいっぱいでしたので・・・。 (物流:新宅) |
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憧れの彼の地。アメリカはアナハイム、WINTER NAMM。
ギター機材やスペックマニア、且つ著名アーティスト好きというミーハーな自分にとってはこれほど参加を切望したイベントはありませんでした。 会場入りして1分と経たない内に、訳もわからないまま隣りをウリジョン・ロートが通り過ぎて行き、いきなりテンションがピークに達したのはいい思い出です。 過去の冬NAMMを経験した方々からは、このご時世ですから今年のNAMMは各ブースで規模が縮小し、来場者数も減少していると聞きました。 しかしながら、自分にとってはこれがNAMMなんだ ! と感動と興奮の連続でした。見たこともないような珍しい楽器や、ネット上の知識でしかなかった機材。その全てが新鮮で印象的で、きっと会場内にいた全ての人たちと同じく、僕も満面の笑みでその輪に参加していたことと思います。 今回のショー参加で実感したのは、世界的な不況の渦中にあってもそれを乗り越えようとし、実際に遂行しきるだけの力が音楽とそれを愛する人達にはあるということです。 自分の興味がある機材、目を奪われた機器、その他会場の雰囲気や盛り上がりなどを3日間走り回って撮影してきました。 少しでもこの素晴らしい音楽の空間を実感して頂ければうれしく思います。 (営業:土井) |
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初の海外出張がWINTER NAMMという何とも贅沢な体験をさせて頂きました。 広大な会場にほぼ隙間なくブースを並べる各メーカー。それらメーカーもNAMMにはかなり力を入れてくるようで商品自体もかなり見ごたえのあるものとなりました。 色々なブースでこの日のために用意されたリミテッドモデルも見受けられました。 また、普段は触ることが出来ない商品に触れることができるのもショーの魅力の一つ。 新商品のチェックと共に、既発商品の復習、再チェックもこの機会に行うことが出来ました。 高校生の頃から憧れていたギタリストのNUNOとバッタリ遭遇し記念撮影&サインをもらえたのは一生の思い出です。 (営業:橋本) |
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