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MOCHIZUKI RYOSUKE
今回3年振り3回目となるMusikmesseに参加させていただきました。小雨の降るフランクフルトは日本に比べ肌寒く感じられたものの、messe会場の中に入れば世界中から集まった人々の熱気と興奮に包まれ、すぐに汗ばむほどの状態でした。その後は天気も徒歩での移動に支障が出るほどの本格的な崩れはなく、ドイツの春らしい陽気を感じることができましたが、ショー3日目の夜には突然激しい雹が降るという、なかなか貴重な経験もできました。
会場内は各メーカーから発表された新製品や、NAMMで発表された話題のアイテムを実際に試奏しようと、多くの人々で溢れかえり、ブースによっては人をかき分けて進むような状態。使用会場自体は3年前と比べて縮小されており、その分メインで使用されていたHall3.4.5の充実ぶり、熱気は目を見張るものがありました。
3年前はかなり目立っていた中国メーカーの数は減少傾向にありましたが、インドやバングラデシュ、フィリピンなどアジア諸国のメーカーの出展も目に付き、新しい時代の流れを感じることができました。
また、ショーが終われば現地の温かい人々との出会い、時差ぼけ気味の体を癒してくれる美味しい食事とドイツビール、そしてドイツワイン。こちらは3年前と少しも変わることなく、私に大きな喜びを与えてくれました。今後も変わらないことを期待しつつ、今回のMusikmesseで吸収したものを日々の業務に活かしていきたいと思います。
(営業:望月) -
HAGINO MASAYOSHI
私は今回のMusikmesseで初の海外行きとなりました。ドイツのフランクフルトで行われる今回のショーMusikmesseは、毎年他のスタッフが帰ってくるたびに、その規模の大きさや素晴らしさを伝えてくれていたので、とても気になっているショーでした。また、ドイツという国自体が、これまで一度は訪れてみたいと思っていた地であり、ようやくそれを実現させることが出来ました。
messe会場において、それぞれのブースでは演奏者たちがセッションをしたり、DJが大音量で音楽を流したりと目を見張るほどの熱気に溢れていました。新商品も多く発表されていましたが、特に近年、新商品の中心となっているiPad関係の機材が更に洗練されて使いやすくなっている印象がありました。また、サウンドハウスが輸入代理店を務めるBehringerのブースも多くの新商品が所狭しと並べられ、多くの人たちでにぎわいを見せていました。
今回のショーに来て個人的に一番の収穫は、取引先のスタッフと実際に会って直接挨拶をすることが出来たことです。日本にいるだけではなかなか会うことのできない各メーカーの担当者たちは、私たちを目の前にして熱意を持って新製品の説明をしてくれました。私たちにはその情熱を引き継いでお客様までお届けするという使命があり、またそれを再確認し、今後の業務に活かす必要があると感じました。
(営業:萩野) -
OHTSUKA NOBUHIRO
今回初めて音響機器・楽器の総合展示会へ参加となりましたが、それが世界最大規模のMusikmesseとなり、とても幸運でした。
海外渡航自体が初めての経験でしたので、成田を出発してからMusikmesse会場に入るまで、緊張の連続でした。会場に入ると、想像していた以上に会場が広く、数多くの人で大変賑わっていました。皆がいきいきとしていて、それぞれが思い思いにMusikmesseを楽しんでいる、そういった光景が一番印象に残っています。会場内には世界中の音響機器、楽器、照明メーカーが出展しており、自分の知っているメーカーよりも知らないメーカーの方が圧倒的に多いことに驚きながらも、周囲の人が夢中になって楽器を弾き、製品の解説に耳を傾け、写真を撮って回る姿を見ているうちに、自分自身もいつしかその熱気に呑まれ、無我夢中でMusikmesseを楽しむことが出来ました。特に最終日は一般の参加者も多数来場し、各ブースで行われているサイン会やミニライブに方々で歓声が上がり、最高潮の熱気に包まれていました。
メーカーの担当者と直に商品の解説を聞くことが出来たり、現地で見知らぬ人と音楽で繋がる出会いがあったり、初めて経験する事が沢山あり、興奮の連続でした。
夜は会場を離れ、おいしい料理を囲み、ビール、ワインを片手に乾杯という夢の様な4日間を過ごしました。
今回のMusikmesseを通じて、夢中になって楽器を演奏する大勢の人々の姿に感動し、今まで以上に音楽が好きになりました。また、言葉に苦労したのも良い経験となりました。思っていることを、なんとか相手に伝えようとあがいてきましたが、その中で拙くとも必死に伝えようとする姿勢を持つこと、それが人の心を動かすのだと、大事なことを認識する事が出来ました。
今回の渡航で経験した日常生活では得難い沢山の事柄は、総じて私にとって大きな財産となりました。これから新たな気持ちを持って、今後の自分の人生が音楽と共に豊かになる様、この新たな財産を活かしていきたいと思います。
(システム:大塚) -
TSUNEMATSU SHIHO
3度目の海外ショーへの参加は、かねてから希望していた念願のドイツMusikmesse。初めてヨーロッパの地へ降り立つ事となり、歴史的なドイツの風土を感じながらショーを楽しみました。
Messe会場は驚くほど広大で、各ホールを行き来するためにバスが用意されているほど。各ホールそれぞれ凄い賑わいで、中央広場には特設会場もあり、いたる所で有名アーティストによるライブや商品のデモンストレーションが行われていました。特に休日となる最終日は大勢の人で賑わい、興味を持って訪れる大人だけではなく、家族で気軽に遊びにくる感覚で訪れる人達も多く、また子供達は大人顔負けの素晴らしい演奏で周囲を盛り上げてくれていました。私が一番興味を惹かれたのは、GIBSONのブースに一際大きな中央ステージにずらりと並べられたギター・ベース。行燈の淡い光に包まれながら、各々が憧れのGIBSONを手にし自由に演奏に耽り、時間も忘れてひたすら夢中になる姿は本当に楽しそうで羨ましくもあり、私もいつかギターで好きな曲を一つ弾けるようになりたいと意欲を湧き立たせました。
今回各メーカーから新商品の説明等、細かく聞かせていただきましたが、そこから広がる話題を通じて、人と人とのコミュニケーションを肌で感じながら、やはり身ぶり手ぶりだけでなくきちんと言葉にして伝える事ができなくてはならないと益々思い、これから英語力を高める意気込みにも力が入りました。
何事もまず行動してみる事の勇気と大切さをひしひしと感じた4日間で得た経験は、これからの自分の行動への大きな意味を持ったと思います。また次の機会も積極的に参加できるよう、日々の仕事も頑張って行きます。
(WEB:恒松) -
WATANABE MISUZU
初めてのMusikmesseにワクワクしながらも、ドイツという言語の異なる国に不安を持ちながら到着。まだ日本より肌寒く、あいにくの雨でした。いよいよ初体験のmesse!
話に聞いていた通り、会場は広く何棟にも分かれ、4日間で回りきらなければと気合が入りました。場内は世界中から集まった人で賑わい、デモンストレーションやライブ、サイン会など大いに盛り上がっていました。新商品を始め、実際に機材を手に取り演奏ができるので、最終日の土曜日には小さい子供連れのファミリーも多く楽しんでいました。会場の一角に、幼児が音楽に興味が持てるように工夫されたキッズスペースがあり、各メーカーから楽器が提供されギターやキーボードを始め、電子ドラムやDJプレイヤーなど自由に使えるようになっていました。大人だけではなく親子で音楽を楽しむ環境があることが、とても素敵だと思いました。ドイツは料理も美味しく人も親切で、出発前の不安も忘れて満喫することができました。この機会をいただいたことに感謝し、今回の経験を今後の仕事や人生に活かしていきたいと思います。
(物流:渡邊)