Kowada Yoshiaki今回、初めて上海のMusic China / Prolight + Sound に参加させていただきました。前情報で、上海の景気も世界経済の低迷に伴い、一時期ほどの勢いが無くなってきているという話を聞いていましたが、実際に街に出てみると、景気の低迷など微塵も感じられず、むしろ活気に満ち溢れているように感じました。
ショーの全体的な印象としては、メーカー系のブースよりもショップ系のブースが多く、より派手で凝った演出を行っていたように感じます。ショップ系のブースでは、迫力満点の女性バンドや、将来が楽しみな少年ドラマーの演奏等、あちこちで人だかりができ、ミニライブイベントのような雰囲気さえ感じられました。
製品としては、特に目新しい技術や製品といったものは見受けられませんでしたが、上海を舞台として世界中の人と人とのコミュニケーションで流れていく時間、音楽業界のグローバルな「取引き」の色合いを強く印象づけられました。
(営業:小和田)
Ito Kenta今回MUSIC CHINA・Prolight Soundに参加させていただき、初めてのショー、初めての中国ということで始めは不安もありましたが、いざ会場に入りブースを回るにつれ、迫力のある音と光の祭典に圧倒され、気持ちが高揚してきました。まず自分が知らない中国のブランドが本当に沢山あったことに驚かされました。楽器やPA機器、照明機材のブランドも豊富で、ブースで聴いたサウンドや照明効果は非常に高いレベルのものでした。また、中国のクラッシック音楽に対する関心の高さ、生産力の高さが感じられ、数あるストリングスメーカーの中には、バイオリンやチェロを制作するための木材や機械の展示もありました。中国ならではの二胡や笛、琴などの民族楽器も多く、その一角では伝統を感じられる独特の音と活気で溢れていました。会場の一部ではマーケットも同時に開かれ、まるで大きな楽器市の様相。今の中国に生きる人々の活気溢れる姿を見ることができ、非常に有意義な3日間となりました。
(営業:伊藤)