速報!! PALA 2001 in Singapore
 2001年のPALAショーは常夏の国、シンガポールにて7月12-14日の間、開催されました。昨年はフィリピンのマニラ市で開催されましたが立地条件や治安の面であまりの不評であったため、今回は例年どおりのシンガポールに戻ってきました。大いに期待したいところです。そこで今やお馴染みのサウンドハウス・リサーチ隊が日本よりシンガポールに降り立ちました!Let'sゴー!
 空港につくとそこは南国。本当は赤道直下の国、シンガポールのほうが暑いはずですが、連日日本列島を襲っている猛暑にさらされた我らジャパニーズにとっては、何故か涼しく感じられてしまうのがちょっと不思議? ところで、さすが南国、人々は陽気な人が多いようです。空港からホテルまでの間、私達はタクシードライバーに日本のナツメロを聞かされ続けました。早くもこのような音楽好きに巡り会い、これからの私達の旅を予感させる出来事でした。やっぱり音楽は世界共通の言語だったのです。
 いよいよ会場に到着。さて、一体どんな雰囲気のショーなのでしょう。私達は足早に会場の中へと歩き出しました。Sun Techという巨大ショッピング・センターの一角が展示場になっており、今回のPALAショーはその4階フロアーを全て占領する形になっていました。
 が、外観から察するに、あまり大きなショーではないカンジ…それもそのはず、よくよく聞いてみると、アジア経済の低迷のために本年度も参加企業の数が減っているとか。というわけで、去年・おととしに引き続き、いまだに音響業界の縮小傾向は続いているということです。アジア経済、頑張れ!アジアを引っ張るアメリカ経済、落ち込むな! とむなしく叫んでいる人は意外と多いようです…
 会場に入るといきなりRODEの副社長的存在のセールズ・マネージャー、Colin Hills氏が登場!思わぬ出会いに激写。RODE社は今回のPALAショーでは都合により自社ブースの出展はありませんでしたが、Colin氏はしっかりとパンフレット一杯のツアーケースを携えながらミーティングをこなしていたようです。後にColin氏と一緒に昼食を取る事となります。どんな昼食会だったかは、あとでのお楽しみ…。
「な、なんなんだこれは」と思わせるような圧倒的にどでかいステージーシステム。高さはゆうに10mはあるでしょう。これはHOOKCRAFTのPERFECT SETです。これだけ大きくて頑丈なステージシステムなら、大きなスピーカーのセッティングにも安心です。屋外のステージに使えばかなりの迫力。これからこういうシステムも中国製が出回り、値段もどんどん下がっていくはず。
 でも組立てがすごく大変そう。

 STAGEMAKERというステージ用トラスメーカーも同様に結構な業務用ステージシステムをリーズナブルな値段で取り扱っている。プロ仕様の舞台造りがだんだん身近に感じ
ることができるようになっているのが嬉しいこの頃です。
 そこで登場するのが既におなじみのULTRALIGHT STAGE SYSTEM。折畳式の超軽量ステージシステムが今、人気ということで、このPALAショーでもバッチリ展示されていました。とにかく軽い、軽い、そして組み立ても簡単!これで価格が安くなれば最高ですね。誰もが一瞬にしてステージを組めるわけですからこれからのミュージシャンの必需品となるでしょう。
 海外で定評のあるMIPROというワイアレスメーカーのブース。4CHデジタル仕様のレシーバーも実売価格が20万円を切ってきており、アジア製ながら品質もかなり高度になってきています。これらのアジア製ワイアレスは今後次から次へと日本に上陸してくるに違いありません。

 ちなみにMIPROのブースにはSONYが発売しているようなワイアレス/カセット/ミキサー一体型のPAシステムが置いてあり、かなりの質感を手触りで感じ取ることができました。

 奥のブースには複数のスクリーンメーカーが巨大TVスクリーンを展示していました。ここでは韓国製と日本製の競合になっていましたが、コスト競争力の強い韓国勢のマーケティング力には目を見張るものがあります。写真にあるFLATRONのスクリーンなど、中々良い色を演出しており、値段が安くなればもっと家庭に普及するどころか、スタジオでも活用してみたいくらい。
 この列にはHarmanグループに属するメーカーが勢ぞろい。やってきました、我らのdbxも登場。おなじみのシルバーシリーズ386やDDPなどがセンスよくラックマウントされていました。さすが老舗、ここアジアでも堂々たる風格です。JBL、AKG、DBX、CROWN、SOUNDCRAFT等ハーマングループに属するメーカーはどれをとってみても経営陣がしっかりしているようです。ただ単に大企業として利潤を追求するのではなく、dbxだけは頑張って独自の開発ポリシーを貫いてもらいたいものです。

 一流パワーアンプメーカーとしておなじみのCROWN、日本では別名AMCRONとも呼ばれています。昨年ハーマン・グループに買収されて以来、経営戦略が見直され今後の展開が注目されている著名メーカーの一つです。ここでもやはり超ローコスト・バージョンのパワーアンプが展示されていました。やはりこれは世界的な流れではないでしょうか。すなわち、より安くて、より良いものを、大量に販売したいというメーカーの願望です…
 コンデンサーマイクで著名なAKGのブースではザント氏から昨今のAKGの活躍振りをたっぷり聞かせていただきました。ワイアレス・システムの販売も好調なだけでなく、ダイナミック・マイクも順調に伸びてきており、今後の展望は明るいとのこと。彼の笑顔がそれを物語っているようです。
 LEXCONの960L、デジタルエフェクトシステムはプロユーザーの間でも大人気。やはり高級感だけでなく、現場での活躍で実証しているその最高級エフェクトの質感は代えがたいものがあります。960Lはちょっと小ぶりで見た目がかわいらしいと思えてしまうくらいだが、その実力は恐らく世界一。

 ここではVAMPを使ってギター演奏をしてもらいました。担当スタッフの人が操作方法を説明してくれました。これ一台でギターの音がガラっと変わるものですねー。VAMPとスピーカーだけあれば、演奏をお好きなようにアレンジできます。思わず私もギターを習っちゃおうかなー。ちょっと的外れなコメントかもしれません。
 ところで今回のショーのあちこちで、某社が本年度中に倒産するのでは、という噂を聞きました。
 "え!"と思ってしまったのですが、これぞ神のみぞ知る、ということでしょうか。

 閑散としたブースが多い中、ここCERWIN VEGAは幅広くスペースをとって多くのスピーカーを並べ、一際目を引きいいカンジです。スペース的にも申し分なく、音もガンガンに出して、照明もふんだんに使い雰囲気作りも大成功ですね。

 天上から吊ってあるのは著名なINTENSEシリーズのT250が4発!これがまたかっこいい。その左横にはサウンドハウスの誇るVIRTUALBEAMと呼ばれるインテリジェント・ライティング・システムが吊られていました。最先端の照明機器と並ぶCERWIN VEGAの巨大スピーカー、見ごたえがありますね!
 そしてその真下には、今ヨーロッパで人気のFUTURE LIGHT社のMHシリーズ、ムービング・ヘッドがその脳みそを露にしていました!なんと、これでは人間の脳みそ、いやロボットの頭脳のようではないか?でも良かったです。以前は3-40万円もしたとても高価なムービング・ヘッドが今や実勢価格20万円を切るようになったのです。万歳!サウンドハウスでも写真と同等のヘッドが8月に入荷予定です!
 今回、VEGA社の最新作ドライバーを搭載したミッド・ハイのエンクロージャーが登場。SUB218の巨大サブウーハーと一緒に使うと、何とクロスオーバーなしで最高の音作りができるとか。VEGA社のマネージャーBILL氏から一生懸命その秘訣を教わりました。さすがにその音はすばらしく、音質、音圧ともに迫力十分!日本への上陸が待ち遠しい!!

 それにしても、今回のショーは客数が少ない気がします。きっと、午後になればもう少し賑わうんじゃないかなあ。でも日本で開催されるショーも人が少なくなってきているようだし、やっぱりナムショーやフランクフルトのような巨大なショーでないと人気がもうないのかな?

 今までの地味なブースに比べ照明コーナーのブースは華やかです。始めに入ったのがアジアのメーカーSTUDIO DUE。本格的なステージ照明でかなり大掛かりなイメージです。ステージも全体的に広く、全体を見渡せて思わず踊りたくなってしまう….これからはミュージシャンも照明グッズで遊ぶ時ですね。
 照明と言えばAMERICAN DJ(?)と誰が言ったか知りませんが、さすがにバランスの良い照明とDJ機材のディスプレイ。真正面の上方にDIABLOの大型版が飾ってあり、インパクトがあります。早速機材を使ってDJをしている人も何人か見受けられました。
 ただ、スペースが狭かったのが残念。地元ロスアンジェルスで開催されたNAMMショーでのダイナミックさがここでは遠慮がちなブースへと変身してしまいましたが、ここはアジア、まあ仕方がないでしょうか。
 会場の中にクラブスペースみたいな優雅で落ち着いたスペースがあります。そこは紛れもなく舞台照明のトップメーカー、Martinのブースです。高級感ある照明がきらきら光ってとてもきれい。音楽と重なるとなんだか幻想的な世界です。
 でも意外にお客さんが少ないみたい…みんなもっと盛り上がろうよ!!
 廊下のコーナーのところに緑のものが強烈に光っています。こんなところにまで照明が・・・・
 な、なんだこれは?まるで花火みたいな照明。あちこちでピカピカ光ってます。こういう特殊照明の値段が大幅にさがってきているので嬉しい限りです。
 いよいよ来ましたPEAVEYのブース。と思ったらHARTKEのスピーカーKICKBACK12、1415やら知らないメーカーのギターやらが混在しています。それは輸入代理店が取り扱いブランドを一緒に展示しているためですね。会場が小さいからだけでなく、展示会においては代理店中心のセットアップも最近多く見かけます。
 PEAVEYのドラムセットを過ぎるとギターやベースがおいてありました。スタッフの人にどこ製のギターか聞いてみました。日本、韓国、中国製で価格はなんと6〜7,000円位で買えるのもあるみたいです。や、やすーい!!
 この辺で私達は昼食をとる事にしました。
 この会場で始めに出会ったRODE社のマネージャーを交えて、それはとても楽しいくつろぎのひとときでした。とてもお茶目なビールっぱらのコリン氏。お腹にのせたカップでさあカンパイ!いただきま〜す。
 SHの某女性ライターものせられて危うくTシャツをめくるところでした。えっ!?めくったという噂も・・(M)
 それにしてもこの国、食事で出てくる料理の量の多いこと。そういうところからもシンガポールの活力の源を感じます。

 リズミカルな音が響いているここのブースはドラムセットがところ狭しと並んでいます。お客さんが、親のカタキと言わんばかりに好き勝手に叩きまくっていました。その他FENDER等のギターや、誰もお目にかかった事の無い様な激薄な厚さ1cm程の板状のギターも展示されていました。
 青と白を基調としたさわやかな雰囲気を醸し出していたのがこちら、マイクの王者、SHURE。展示品は意外と少ないかなー。おなじみのBETAシリーズ達と並んで、新製品のコンデンサーマイクKSM44が控えめに一歩下がって立っていました。
 会場内なかなかの目立つ位置に場所を構えて貫禄十分だったのがYAMAHA。01Vや新製品のAW2816、大型のPM1Dに結構な人が集まっていました。その横にはS80が組まれており、思わず私も弾き語っちゃいましたー、うふっ。
 午後に入り、このあたりを回る頃からだんだんと人が増え、活気が溢れてきましたよ。(やっとこさ)
 こちらも中国系メーカーのようです。またこれは大きな大きな調光卓ですねー。横幅ゆうに2mはあります。斬新なフォルムが目を引きましたが、さて使い勝手はどんなんかなー?
 SOUNDCRAFTの5MONITOR。またまたこちらもどーんと大きいミキシングコンソールですねー。こんなに沢山のつまみ達、使い方の分からない私は「ごめんなさーい」とその場を逃げていきたくなるような威圧感と風格でした。
 ここら辺は多くのメーカーが共同出展しているようなカンジで、ちょっとした横丁風です。RANEはなんともさっぱりとした展示ぶり、それに比例して客足もさっぱりってカンジがしました。
 それにしてもきれいにラックマウントされてるな〜〜。いじってみたいんだけど、壊しちゃったら大変だしなー・・・
 そんな商店街の横丁風の中、ちょっと目を引くオレンジ色のニクいヤツ。JBL。新製品が並んでいます。まずはEON15の新型が登場し、目を引いた。オリジナル・バージョンの音質は厳しい評価を受けていたため、かなり音は改善されたようです。試聴した限り、これはいける!と思えました。
 そしてセンターにどかんと置かれていたのが最新PAシステムのEVOi.sys。結構大型のミキサー、スピーカー×2、マイクスタンド×4、ケーブル、マイク×6にワイヤレスまでもまとめた実力は向けの一体型システムだ。あれもこれも全部まとめてワンセット!どうだーっ。
 PEAVEYで言うならESCORTと同類。あっ、でもESCORTの様な持運びに便利な簡易PAセットタイプではないですけれど。単純に「うわーなんかすご〜い」とびっくりの一品でした。
 TOAといえば車載アンプ、スピーカーが有名。写真の様な壁掛け用スピーカーが、美術館などで使われていると担当の日本人スタッフの方が言っていました。えっ!日本人だったの?名刺をいただいた時つい、下手な英語でセンキューって言ってしまった。ジャパニーズ・イングリッシュがバレバレやんか・・ちなみにこちらのスピーカーはABS樹脂で、ペイント可能。
 またしても、一見地味街道まっしぐらなブース。壁も真っ白で飾りっけもやる気も無しかいっ。だっておじさん2人が座っておしゃべりしてるその後ろにレーザーが2台置いてあるだけで、なんじゃこりゃ?と一瞬ぷぷっと吹きだしそうになったほど。がしかし、何気にレーザーの差す方に目を向けたところその様子はこの地味さからは思いもよらないなかなかな派手っぷりでした。人も機械も見た目で判断してはいけないという事ですね。

 シンガポールの照明メーカー、B52。ライティングソフトを使って自分の好きな絵をデザインし、それがそっこー照明になります。担当者が丁寧に説明してくれました。アニメ風の照明に思わずかわいいっ!!と思ってしまった。担当者もめちゃくちゃ感じが良いしこれから期待できるメーカーかもしれません。
 展示会の良いところは、気に入った商品があったら気軽に触って動かして聞くことが出来ること。無論、何かわからないことがあればスタッフが丁寧に教えてくれるので安心して勉強し、楽しむことが出来ます。ここでは照明ツールをPC上で制御する方法をしっかりと聞いてきました。そう、タダで学べる学校が展示会なのですね。
小さいブースながらちょっとした人だかりになっているここは、STANTON。DJが無表情で実演をしていました。無造作に陳列されたカートリッジ達のよこに、「なぜここにAMERICANDJのDCDPROが?」と思ったら、単に似ているCDプレイヤーでした。やっぱり勉強不足な素人目でみると全ての機材は同じに見えてきてしまうのでしょうか。
 ここのブースは笑ってしまうほど全くやる気のない、中国のラックメーカーです。たったひとつだけ、ポツネン・・と置かれたほったらかしのラックケース。その脇で井戸端会議に夢中な中国人3人でした。おーい、あなた達はそれでいいのかー?!
 あとでまた通ったら、今度はそのケースの上にはお弁当が広げられていました。なんということなの?ピクニック?
 ただの看板と思って一度は見過ごしてしまったこの額縁。あれ?でも音がする。しかもドデカイバスドラの音も含めかなり言い感じ。。。だけどスピーカーがどこにも見えない。この音は一体どこから・・?
 ハイ、実はこれがスピーカーでした。写真はその裏側です。本当に単なる板1枚なんですね〜。中にお気に入りの絵でも入れて、あなただけの世界に一つのスピーカーはいかがですか?
 さて歩きつかれたところで、会場を見まわすと、あら、巨大なビニールの球がころがっている!これぞ究極の遊び術らしい。
 閉所恐怖症の人には縁がないこと請け合いのこの遊びグッズ。直径30cmくらいしか開いてない穴に体を突っ込んで中に入り、閉じ込められた状態でねずみのように中を歩き回ると球が転がると言う仕組み。これは一体楽しいのか、恐怖なのかわかりません…

 球で遊び疲れた後は、今度はコスチュームで遊びましょう。ミュージシャンであると言うことはファッション性に富まなければならないのですから、このくらいのいかしたメーク(?)はいかがでしょうか?ちなみにこれらのコスチュームを着た変人が会場をあちらこちら歩き回っていました。
 DJといえば、DENON社とVESTAX社が向かい合って技を競い合っていましたね。どっちを向いても、ぎこぎこ、キュイキュイ、とスクラッチ音で見ている観衆を沸かしていました。このDJブーム、今のところ、とどまることなくファン層を分厚くしていますが、後、何年のトレンドかな?と時々疑問に思うこともあります。でももしかして、本当に息の長い新しいジャンルの音楽なのかもしれませんね。私もファンになろっと!
 展示会場、衝立を挟んでとなりの会場はそれまでとは一風変わった様子。なにやら大きなステージが組まれ、すごい人だかりです。なに〜?なんなの〜?どうやらDJコンテストが開かれているようです。次々にステージ上でワザを魅せるDJ方。ステージ脇には大型スクリーンにその様子がアップで映し出されています。DJって、指先が器用じゃないと駄目ですね。指の動きの速いこと。良く分からないけれど、ただなんかすごーい。圧倒。ここでは、照明がステージを華やかに演出していてとってもカッコよかったなー。
 ボーっとしていたら、ちょっとやり過ごしてしまいそうな小さなスペース。
 ところがここはGENELEC。真ん中に人が座ってその周りを囲む様に置かれた小ぶりなスピーカーが四つ角と正面の計5台でサラウンド・システムを構築している。そして画面上ではスティングのコンサート。ワクワクしながら用意された真ん中のイスへ座ると・・なにこれっ!こんなのはじめて〜。音が・・音が回るの、かけ回るのー。まさにこれこそ臨場感!コンサート会場に瞬間移動〜ってカンジです。ぼくもわたしもこの迫力にはウットリ。
 そして何とERIC CLAPTONの登場です。このライブをPIONEERのDVDとLEXIONのデジタル・システムで提供してくれたGENELECさん、ありがとう!クラプトンの生ギターとボーカルがまさに自分の耳横でささやいているようで、チョー感慨無量!

 疲れを忘れ、しばし夢心地のみなさんでした。こんなオーディオシステム家に欲しい!!

 ひとつPALAショーで面白いことを発見しました。この展示会場の天上にはりめぐらされているオーディオ用のケーブルがここに結集しているのです。ここではディズニーランドやユニバーサル・スタジオで使われているPEAVEY社のMEDIA MATRIXがラックシスムに組み込まれており、会場内の音響システムや、デモ会場のサウンドを一括して制御していました。時代の流れは凄いですね。今やどんな大きな会場でもそこで使われている全ての音響機器をビジュアルで一辺にコントロールできてしまうのですから!
 いつも陽気なCERWIN VEGA社のインターナショナル・セールズ・マネージャーのステファニーさんと、技術サポートのマネージャーでありダイアナ・ロスの元ギタリスト、ビルさんと一緒にスナップ写真をゲット。ぱっと見ると両親と子供2人に見えてしまうのはやはり日本人が小さいせいだろうか、もっと私たちも牛乳を一杯飲んでお肉にしゃぶりつかないと、体が大きくならないのかもしれません。
 よ〜し!ショーが終わったら今晩はオニク!
 あっという間に1日がすぐ去っていきました。ふと気がつくと、もうおなかはぺこぺこ。でもそこはシンガポール。何と言っても食事がおいしい!うまい!Good!サウンドハウス探検隊は無事見聞を終えて、無茶苦茶おいしいディッシュを目の前にして、とってもしあわせ!!(本当においしいんです)
 食事の後は地下鉄にのってどこかへふらっと、遊びにいこうかな?治安の良いシンガポールだから、これから皆でパーティーにLet's Go!
 それにしてもやはりここは南国。見てください、夜になってもこの人の渦!!  眠らない町シンガポール。
 そして女性スタッフ2人は夜の街へと消えていったのでした…夜はまだまだこれからよ〜。


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