NAMM Summer Session2000
-NASHVILLE-
どこよりも早くお届けする大好評サウンドハウスNAMMショーレポート。今回はカントリーミュージックの故郷、"The
Music City NASHVILLE"のNAMM SHOWです!早速現地から速報でお伝えします。特に今年は20世紀最後ということもありどこのメーカーもきっと力も入っているはず。いうなれば21世紀どういう方向に業界が動いていくかという指針になるといっても過言ではありません。さてさてその中身は…。 |
BROADWAYをはさんでNASHVILLEアリーナからいきなりこんな大きな垂れ幕のお出迎え。
このNASHVILLEアリーナは主にプロオーディオ、ライティングシステムが中心になって展示されています。
去年よりこのアリーナの展示スペースがずいぶん広くなっておりプロオーディオは中々に活気付いている様子。
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まずはヨーロッパの雄TC ELECTRONICSのブースは中々の盛況です。従来の高級スタジオ機に加えホームユースのお手軽なプロッセッサーが今年の後半も人気を呼びそう。
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TASCAMのブースに鎮座ましますのは発売前から話題沸騰のMX2424。
はたしてDVDメディアはプロユースとしてハードディスクベースに打ち勝つことができるのか?これからが楽しみです。 |
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ぐるっと見回すと中々に盛況だったのがスピーカーユニットのEMINENCE。
日本ではリプレースメント用のユニットとして隠れた人気ですが、アメリカ本国ではそれ以上にさまざまなユニットを発表しており人気もまずまず。
そういえば某有名キャビネットメーカーもC社からEMINENCEに乗り換えたなんてこともありましたね。 |
ライティング部門が思ったより少ないかなと思っていたら、いましたよ。まずは天下のMARTIN。でも以前見たときよりは活気がなかったかなあ。
と思っていたらその脇はAMERICAN DJのブース。
今回AMERICAN DJはブースを二つに分けて、それぞれでノリノリのデモを敢行。声をかけるとどんな人が来ても気軽にデモに応じてくれていました。やっぱJOY300は上位機種だけあって見てるだけでもおもしろい〜。 |
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ひときわ賑わっていたのがご存知DBX。
質問の大半は真空管マイクプリアンプ386と驚異のシステムDRIVE RACKシリーズです。ドライブラックは基本が4入力8出力でその間にEQ、コンプ、RTA、チャンディバ等ありとあらゆるプロセッサーを自由に構築でき、しかも操作も簡単。外部コントローラー480RのEQコントロールはムービングフェーダーになっており、一発で切り替えができるため、各チャンネルの確認が容易にできます。 |
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しかもこのシステムなんと本体とコントローラーその他はD-SUBケーブル一本で接続可能。500フィート(150m)まで延長しても問題ない!!とのことでこれは驚いてしまった。質問するとスタッフが誰にでも一つ一つ丁寧に答えてくれました。
老舗としての美学と新しいテクノロジーへの挑戦。DBXが21世紀に向けて目指しているものを見た気がします。 |
さてこちらも老舗JBLのブースで見つけた最近話題になっているモニターLSR25P。小型パワードモニターでアメリカではEVENT等と同様に高い評価を得たようです。さて肝心の音は…。「普通かな?」身もふたもないですがそんな感じでした。もっと静かなところで聞けば印象も変わるでしょうね。 |
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最近日本に再上陸して要注目のBEHRINGERのブースで見つけたものを見て一言
「何じゃあこりゃあ!!」
まるで松田優作のようですがそうなんです。どこからどうみてもあの
マイクなんです。これはちょっとねえ〜という感じでした。 |
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このアリーナの目玉はなんといってもPEAVEYが組んだ大ステージだ!
DTHシリーズを中心に豪快な音を聴かせてくれました。
お隣のコンベンションセンターではさらに活気付いております。
どこよりも早くがモットーのサウンドハウスNAMMレポート注目商品を中心にどんどん行きますよ〜。 |
まずはARTのTUBE MP。何でも75,000台売れた記念にTUBE MP
STUDIOを発表。VUメーターがクラシカルでおしゃれです。またお手軽なA/Dコンバーターというものもありました。 |
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SONYのブースでは新しいCD-Rライターが参考出品。
今のCD-R市場にどこまで切りこめるか見ものです。
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ZOOMでは手のひらサイズのスマートメディアを使ったMTRが登場。何でも小さければいいってもんじゃないだろう!!とつっこんでいましたが中々どうして皆さん要注目、写真を撮るのも一苦労でした。
PEAVEYでは新製品を中心に大盛況。パワーアンプGSPシリーズや各種ギターアンプ類は注目を集めていました。 |
NAMMショーでは至る所でミュージシャンがデモ演奏をしています。通りがかったK&Mのブースではガットギターとフルートによるヨーロピアンテイストあふれる演奏が繰り広げられていました。
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マスコットのモグラ君も愛嬌たっぷり。ここでも熱い商談が繰り広げられていました。 |
今回はコンピューター、DTM関係のブースは非常にこじんまりとしており代わりにギター関係は充実していました。
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またその他のショーに比べDJ関係の展示が思ったより少なかったようです。これは年に一回DJ関係のみの展示会がNASHVILLEで開かれるためにどこのメーカーもそこに力を入れるとのこと。 |
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これはケーブルで有名なご存知HOSA。中でも目玉は新しいギターケーブルとチューブタイプの接点復活材。それに新型のヘッドフォンです。特にこのヘッドフォンは高音質ながら同様他社の製品よりもかなり格安で販売されているとのことで日本国内での発売が待ちどうしいです。 |
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今回のショーで特に目立ったのがドラム/打楽器関係。有名、無名を問わず本当にたくさんのメーカーが参入しており本当に叩き放題。よくよく考えれば普段打楽器を実際にたたいて選べることなんてないですもんね。日本ではショーから撤退したうわさもあるPEARLもしっかり展示していました。YAMAHAの収納可能のコンパクトドラムHIP GIGやGRETSCH、REMOからはこんな変わったパーカッションも展示されていました。 |
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さてギター関連ではROLANDのデジタルギターモデリングアンプが要注目。
ただしブースはこれまでと比べて閑散としている印象はぬぐえません。
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対照的だったのはご存知LINE6。
ブース自体は狭かったものの入れ代わり立ち代りで本当のたくさんの人にかこまれていました。
要注目は先に発表されたBASSPODのラック版「BASS POD PRO」。これは本当にいつ行っても人だかりで熱い視線がおくられていました。 |
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その他NAMMショーでは楽譜、雑誌関係の展示が思ったより多くまたサイン会なども頻繁に行われています。
しかしマーシャルさんは世界中のどこに行ってもサイン会やっているなあ。 |
今回の特別企画! サウンドハウスMI強化作戦のため特別に選抜派遣された、現役ミュージシャン・スタッフのもう一つの目的は、『楽器を見て来る』でした。カントリーミュージックの故郷、"The
Music City NASHVILLE"のNAMM SHOWです! |
仕事と趣味を兼ね?! 期待に胸踊らされてやってきたのですが…。
う〜む、なんか楽器が少ない!! やはりデジタル機器の発達はカントリーの本場でも影響を与えているのか?! ちょっと複雑な気分…。
まずはNASHVILLEに本拠地のあるGIBSON。去年は思ったよりも規模が小さくかなりがっかりした記憶がありましたが、今年こそは!とのぞいてみると…。やはりちょっとこじんまりしています。 |
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ただ、巨大GIBSONトレーラーの中に、GIBSON、Epipone、DOBROのド派手なカスタムモデルがぎっしり。
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日本でも大人気のJ.レノン・レボリューションや、目が回りそうなオースチン・パワー・モデル?!
アコギでは超ハデハデDOVEデラックスなど、日本ではショーケースの中に入っていて見ることしかできないようなモデルが誰の許可を得ることなく手にとって触れてしまうところがNAMMのいいところ!!
でも、レギュラーモデルの新作はないのかな? 「LGシリーズ、カムバーック!」 |
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さあ、GIBSONといえば当然C.F.Martinも見なくてはなりませんね(笑)。
当然行ってきました! 大きな会場のほぼ中心部に去年と同じ作りのブースがデン! とありました。アンプラグド・ブーム以来、着実に業績を伸ばしてきたMartin社大々的、とは言いがたいものの、アコギ会の王道をマイペースで突き進んでいる感じを受けました。 |
D45-GEや00−37K2など0がいったいいくつつくんだい? というような超高級モデルも、好き勝手触れて記念写真撮りまくり。NAMMのこういうところ大好きです!
そんな超高級モデルと同等、いやそれ以上に力が入っていたのが、Martin社ACOUSTIC
ERECTRICモデルです。近年の流行OOO(トリプル・オー)サイズを基本としたカッタウェイのプリアンプ内蔵タイプが目白押し。
ビンテージ・ファンはちょっと眉をひそめそうな傾向ですが、これも時代の流れか?! 生音で試奏してみたところ、廉価版でもやはり天下のMartinさすがのサウンドでした。 |
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Taylorなどは個室のブースを用意し、朝から晩までLIVEプログラムが組まれていました。
内容はさすがNASHVILLEカントリー系中心の和やかな空間を演出していました。
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その他、小規模ながら、Larrivee、Collings、Santa
Cruz、なども老舗GIBSON,Martinに負けない高級機種など続々と発表し、アコースティック・ギター業界もまだまだ希望が持てる展開になっています。
アコースティックに限らず、おそらく一番大規模にギターのブースを構えていたのがSAMIC。そのブースの大きさではどこにも負けない印象がありました。一昔前は老舗のコピーモデル等が中心だったメーカーですが、アメリカや日本で着実に市場を広げ、近年では派手なインレイワークを取り入れた高級モデルも作り始めているようです。
FENDERは2室に分かれてFENDERとGUILD/SQUIREを展示。フルアコモデル等意欲的なモデルが目に付きましたがおなじみのNAMMショーカスタムモデルが無いのがちょっと残念です。 |
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さて最後にサウンドハウスHPを日頃ご愛顧いただいている皆さんに、毎月恒例のプレゼントコーナーのお知らせ!! |
8月のプレゼントはNAMMショーTシャツを抽選で3名の方にプレゼントします。
プレゼント申し込みのところから必ず
「NASHVILLE お土産希望」
と書いてお申し込み下さい。〆切は8月31日です。
奮ってご応募ください。 |
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さ〜て、せっかくNASHIVILLEに来たんだ!!カントリーのライブ見に行くぞ!! |
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