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2年ぶりのNAMMでしたが、今回はギター担当鈴木がいたため、プロオーディオやデジタル系を中心に見てまわりましたが、様々な面でテクノロジーの進化をみせつけられたショーでした。DJはどこのブースを見てもPCをつかってのDJプレイ。ギターアンプシミュレートのクオリティ、そしてソフト音源やソフトサンプラーのサウンド。どれをとってもストレスなく普通に良い音で「使える」レベルになったことを実感しました。その一方で、力をつけているメーカー、以前ほどの勢いのないメーカーの二極化が進んだのが印象的。特にDIGIDESIGNとM-AUDIOの盛り上がりは圧巻。歩くスペースもないほど人が集まっており、当面この流れは止まりそうにありません。
日中は各メーカーのブースを訪れ、夜にはメーカー主催のパーティーや担当者とのディナー、そして今回、初参加の松野を連れて行った会場横にあるHOTELのバーで、様々な人と会い、挨拶を交わし、親交を深めました。仕事上の付き合いではなく、ディナーやそうしたコミュニケーションが良好な関係を築く上では必要なことだと改めて痛感。テクノロジーの進歩に驚く一方、人と人とのつながりが大切であることを改めて感じさせてくれたショーでした。


 
  WINTER NAMMは今回で3年連続での参加となり、アナハイムの街にもすっかり馴染んでリラックスして楽しむことができました。各社が満を持して発表する新商品のチェックは、楽器販売に携わる者として今年の流れを読むための重大な任務であり、最高の楽しみといえます。個人的な最大のトピックは、PEAVEYから発売される超小型真空管アンプ3機種のデビューです。近年リビングルームで手軽に上質なサウンドを楽しめるということで、5-10W程度の真空管アンプが注目されてきましたが、ここに来てPEAVEY、FENDERとUSAでも影響力の大きい2大ブランドから新商品が発表されることもあり、世界的なトレンドになっていくと思われます。
デジタルエフェクターやDTMソフトウェアの進化は目覚しく、そのサウンドも素晴らしいものがありますが、ギミックに頼ることのないエレクトリックギター本来のシンプルで力強いトーンは、ギタリストにとって忘れてはならない非常に重要なものと思います。また弊社がプロデュースしているPLAYTECHブランドでも、引き続きギター、アンプ、アクセサリー類の新商品を投入していきます。様々なものを衝撃的なプライスで世に送りだし、皆様を驚かせたいと考えています。そして、買って頂いた方には充分に満足頂けるような高品質なものに仕上げていきますので、今年も全力で走り抜けるサウンドハウスギターチームにご期待ください!

 
  今回のNAMM行きが決定したのはなんと出発当日の朝、と言う事で実は初のU.S.A.上陸だったのですが大変慌ただしい出発となりました。しかも自分に用意された時間はショーの初日のたった一日のみということで、会場内所狭しと駆け回りました。そして夜には会場に隣接しているホテルへ向かい、世界中から訪れている人々と一緒に音楽を楽しむことが出来、とても貴重な経験が出来たと思います。開催地の地域・お国柄を発見するのもショーの醍醐味の1つだと個人的には思っていますが、世界中から最新鋭のハード・ソフトウェアが集まった展示会場を目の当たりにして、技術・情報先進国アメリカを印象づけられた一方で、昔ながらの、皆が楽器を持ち寄って即興で演奏を始める、といったような場面が見られたのも1つのアメリカらしさなのかなとも思いました。
また、今回も普段Emailでのやり取りが殆どだった各メーカー担当者と直接会って(中には3年近くの付き合いで初めて対面する人もいました)新製品の紹介などを受けることが出来ました。毎回の事ではありますが、旅で得られる最大の醍醐味は人との出会いだと言う事を改めて深く感じることが出来た今回のNAMMでした。(写真はRODEのコリン氏。夜中の12時でも盛り上がっていたマリオットホテルのロビーにて)