ナッシュビル速報
NAMM Summer Session'99 -NASHVILLE-

日本から遠く離れたアメリカ合衆国、テネシー州はナッシュビルで行われた、NAMM Summer Session'99。
サウンドハウスのお膝元、成田を飛び立ち14時間。

飛行機を2回乗り換えて(うまく行けば1回で済む事も・・・)
たどり着いたナッシュビル、Music Cityを名乗るだけあって空港のロビーにもGibsonのディスプレイが!その隣にはさすがテネシー、ジャックダニエルのディスプレイ。(いきなり実感が沸いてきます)

さて、いよいよNAMM会場です!(前振り長いですか?!)


さすがはカントリーの殿堂!!
NASHVILLEのNAMMはさすがにミュージックタウンだけあって、打ち込み、デジタルの時代に負けずMI(楽器関係)がとてもがんばっています! 我々はすっかり観光気分で(笑)自分の好きな楽器メーカーに飛びつきました。

超定番、C.F.Martinは最近力を入れている、アーティストのシグネイチャー・モデルなどため息のでるような超豪華なものから、1シリーズや15シリーズなど比較的リーズナブルなものまで積極的に発表していました。その他ラリビー、テイラー、サンタクルーズ、ローデンなどのアコースティックものが目につきました。

ただちょとGibsonのブースは元気がなかったような・・・??
おっと仕事ですね(笑)。
さて我々の扱っているブースはと。
ありました!真っ赤に輝く憎いやつ
(どっかで聞いたような)

アメリカの楽器店では「THE GREAT WALL
(万里の長城)」という異名をもつHOSA。



HOSAのブースはスタジオ関係のみなさんに
喜んでいただけそうな新製品が目白押しです!
ラック関係では今まで内部で切換えていた3極の切換を正面のスイッチで操作できるPHB265をはじめ、ラックマウント作業が飛躍的に楽になる、パテント取得のラックネジ、ありそでなかったオプティカルケーブル用カップリング・アダプターなど近日日本上陸予定です!!



照明の雄UNIPARとあわせてどうぞ!
さて、会場のど真ん中でひときわ目立っていたのが、日本ではいち早くサウンドハウスが取り扱いをはじめた"American DJ"のデモンストレーションブース。


煙は火事ではありません(笑)スモーク・マシンのデモンストレーションです。照明、ステージ装置の中では今、アメリカで一番熱い!といっても過言ではないでしょう!

JBL新シリーズ、SR4733Xは展示無し。


もうすっかり真夏の暑いナッシュビル から、
音楽の熱い波がもうじき日本上陸です! 
お楽しみに!!

まつもと/安倍



サウンドハウスお抱え広告デザイナー(の、ようなもの)のMD WorkSまつもとゆきひろ
がお送りする。NAMM Summer Session'99 NASHVILLE報告第2弾 〜アメリカアコギ速報 編〜
ただいま日本に帰って参りました!前回、NASHVILLから速報でお送りした第1弾に引き続き、今回は特に私の個人的趣味でお送りする、アコースティック・ギター情報です。
はい、ナシュビルっちゅうくらいですから、もうこれはアコギしかないでしょう(偏見ですが)。勝手にそう思った私は、早速C.F.Martinへ!第1弾でも書きましたが、各アーティストのシグネーチャー・モデルが目白押しです。EC、スティングはもちろんのこと、今回ウッディ・ガスリー・シグネイチャー"000-18"も発表されました。ラベルにはウッディ・ガスリーのイラスト入りです。
フィンガーボードにはwoody guthrie の文字が…。

目を引いたのがオールマホガニーの15シリーズ!
D-15や000-15、00-15などは、既に日本でも販売が始まっていますが、今回登場したのがJ-15ジャンボモデルとBC-15Pアコベース! 一瞬見た目は「デッカイウクレレ」ですが、さすがはMartin、
いい音出ています。J-15は音量も申し分なく、ストリート系のシンガーにピッタリのモデルなんじゃないかと思います。

そして想像以上に良かったのがBC-15Pアコベースです。マホガニー特有の明るいアタック感と
Martinの深く甘い音が程よくミックスされ、更にピックアップ標準装備となれば、こいつは使えます!

そして人気のバックパッカー・シリーズからはマンドリンが登場! 参考出品(らしい)ながら、これもつかえそうですねぇ! ウクレレブームに続き、マンドリンブームの波がやってくるか?! さて、MartinといえばGIBSONですが、今回なぜか(私の見た限り)アコギの発表はありませんでした。


その他Lariveeのオール・コアに圧倒され、


Taylor

Santa Cruz

Lowden
などのブースもあり、(個人的には)とても充実したショーでした。


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