2年ぶり3度目のフランクフルトは、前回とはまた違ったメンバー、宿泊先で新たな経験もできました。メッセ会場付近は、ホテルも電車の駅もありまだまだ建設中の場所もあり、いったいどこまでマンモス地帯になるのでしょうか ? メッセ自体は平日に行ったせいか前回よりも来場客は少なくLIVEも割り込んで見るほどの混み具合はなく楽しむ事ができましたが、なんせ広い会場、みんなで手分けして義務と根性で写真をとりまくり2日目にして足がパンパンでした。 |
成田を出発し約12時間、初めてのヨーロッパ、ジャーマンメタルの祖国ドイツはフランクフルトへ上陸しました。思えばLAメタルから始まり、NWOBMHへさかのぼり、ジャーマンメタルをむさぼるように聞いていた10代の頃。ついにこのときがやってきました。憧れの地ドイツへやってきたのです。もう感無量です。 個人的な感情はさておき、MESSEの規模が大きいことは以前の経験者から耳にしてはいたもののあまりの会場の広さと大きさに圧倒されてしまいました。毎日毎日足が棒になるまで歩き続けても全部を回りきることが出来ませんでした。自分自身がベースを弾くこともあり、どうしてもギター、ベースを中心に見て回ることになってしまいました。 各メーカーがそれぞれ個性的なブースを構えておりあっちへ行ったりこっちへ行ったりまるで小さな楽器屋さんがたくさん集まっている感じです。皆さんも想像してみてください。町の楽器屋さんにいるだけで楽しいなと思えるのにその100倍、1000倍もの規模の巨大な楽器屋さんのテーマパークにいるような感覚。そしてそこを歩いているととんでもない人物とすれ違ったりするのです。(今回は神に遭遇しました。)憧れの人たちと同じ空間で同じ時を過ごすってとてもすごいことだと思いませんか ? そんな感じなので4日間などあっという間に過ぎてしまいました。しかし、このドイツですごした4日間は一生私の心に刻み込まれるでしょう。(営業 :下嶋) |
今回、入社以来初めて、海外ショーのレポートに参加する事となりました。ドイツ(フランクフルト周辺)という国は、気候が日本に近い感じがする国でした。温度・湿度ともに過ごしやすく、着るものに困ったりはせず、快適な日々を無事送る事ができたうえ、食べるもの・飲むものも美味しくいただけて、本当に『このまま住んじゃおかなー』などと考えてみたり。そんなドイツでのショー【MUSIK MESSE】は、驚くほど歩いても歩いても回りきれないほどの広い会場に、機材満載なフロアが目白押し ! ! 楽しい楽器・初めて見る楽器・プロアーティストの演奏・癒しの楽器などなど、いろんな画像を撮りながらも、新製品に飛びついて触る愉しさ ! そして、立ち並ぶインスタラクティブな照明のブースでは、巨大スクリーンのように動く光の波や、スクリーン画像の上に立体3Dのように映し出されるレーザーのライトなど、ついつい足をとめて見入ってしまうホールが各所にありました。 4日間の開催中、全日通いたかった!と感じさせるショーでした。また、それとは別に、弊社がディストリビュートしているメーカーの工場を見学する機会をあたえてもらうことが出来ました。普段、ショールームで何気なく触ったり使ったりしている製品が、ここからこうやって造られているんだ ! という作業工程を見ることが出来たことは、とても有意義で、それぞれに駆使されたテクノロジーや生産ラインを思い返すと、その製品に対しての愛着が、更に湧いてきます。その工場では、「製品を開発する」という意欲と自信が強く感じられました。そうした、のどかでありながらも緻密に製造された製品を、ひとつひとつ大切に日本の皆様に紹介していこう、と思いました。機会があれば、皆様もぜひ ! ドイツへ足を運んでみてください ! ! (営業 :大塚) |
3年ぶり2度目のMesseという事で気分的に前回よりもゆとりがあるかと思いきや、ショーレポートにあてられるのはわずか2日間。広い会場をいかに回りきるかと考えを巡らせているうちに、あっという間に現地に到着。空港を出るとすっかり春の陽気でしたが、数日前に雪が降ったと聞かされ、天候に恵まれた有難さを実感しながらドイツの旅はスタートしました。 はじめに向かったのは代理店を努めるK&Mの工場。物流という部署がら、実際に商品に触れる機会が多いのですが、日頃慣れ親しんだ商品がパーツの加工、塗装、組み立てという工程を経て徐々に完成していく様は、子供の成長にも似た感覚があり(ちょっと大袈裟ですが・・・)、愛着を深める貴重な体験でした。 滞在3日目からはいよいよMesseに突入。縮小傾向という前評判もありましたがそこはヨーロッパ1の楽器の祭典、みどころ満載の会場内は常に人が溢れかえっていました。とはいってもやはりお客様は正直です。ギャラリーの数から、伸びているメーカー、衰退しているメーカーが一目瞭然、まるで音楽市場の勢力図を見ているようでした。更に今回良かったのは、自分の中で3年前に訪れた時との比較が出来た事。人気の移り替わりを実感出来た事は非常に有意義でした。 帰り際、偶然通った道の脇で、いかにもドイツらしい古い建物の取り壊し作業に遭遇。その奥には対照的に高層ビルが浮かび上がり、夕方という事も手伝って何とも言い様の無い寂しさがありました。時代の移り変わりか、あるいは老朽化が進んでやむを得ず壊しているのだと勝手に納得する事にしましたが、建物に限らず、今の姿を維持していくという事は並大抵の努力では成し得ないのだと、何とな〜く考えてしまった旅の終わりでした。チャンスがあれば、是非また来たいと思います。(物流 :伊能) |