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巨大なピンスポットに白い布製の筒がかぶせてあり、まるで巨大な蛍光灯のような光を放っていたこのブースでは、他にも、巨大なストロボ、スモークマシンがありました。スタジアム級のコンサート等で使われる照明機器が間近で見られるのも、こういった展示会ならではです。
巨大なピンスポット
変形版のミラーボール
こちらは美しいミラーボール(?)の変形版です。ランダムに反射する光景は実に美しい。なぜか懐かしさを覚える展示とデザインが、新鮮に感じられます。しかし、これなら、自分で作れそうな気もしますね。
ご存知ANTARI社の新製品がずらり勢ぞろい。いわゆるVOLCANOタイプのフォグマシンですが、威力が凄まじく、デモンストレーションで出た煙によって、商談中のスタッフ同士の顔も見えなくなってしまうというありさま。破壊力抜群のパワー。まもなく日本上陸です。
一番奥にあったこのブース近くには、たくさんの紙ふぶきが散らばっています。なにかと思い、暫く眺めていると、要するに大型のクラッカーでした。好きなものを筒に詰め込んで、ガスボンベを取り付けトリガーを引くと、その中に入っているものが舞い上がりひらひらと落ちてくるというもの。
他にも同じものを展示しているブースはありましたが、実演してるのはさすがにココだけ!
ニコニコしながらおじさんはひたすら紙ふぶきを巻き上げ、息子らしき助手は箒とちりとりで片付けているという光景は実にほのぼのしていました。
ネオン管
こちらは色とりどりのネオン管。それぞれの管はリンクされており、色がランダムに変わるしくみ。どこかノスタルジックな色合いが昔見た特撮ものの研究所のように見えてしまいました。
まばゆい光を放っているこちらのブースはそれぞれを自らコントロールすることが可能。実に分かりやすく1台1台がチェックできます。大人から子供まで、人が途切れることがありませんね。
ムービングヘッド
グリーンレーザー
また今回目をひいたのはGREEN LAZERです。いままでGREEN LASERは高価でなかなか入手が難しいものでしたが今後は小型のタイプでもGREEN LASERが増えていくのではないでしょうか。サウンドハウスでも新商品としてGREEN LASERが登場しますので、お楽しみに。
照明と音楽。このつながりは切っても切り離せませんが、照明を使って演奏。そんな楽しいことができるのがこのブース。上から床に向かって照らされた明かりを専用のへらのようなものでさえぎり、リズムを取ると、曲がそれにあわせて再生されていきます。また、手でさえぎってドラムサウンドを再生する場所もあり、実に楽しいものでした。子供向けに作られている商品のようですが、いつ行っても、大人がよってたかって遊んでいました。
色とりどりのライト
ムービングヘッド群
巨大なトラスシステムの上にムービングヘッドがズラリ勢ぞろい。その真下にあるコントローラーで自由に操ることができます。前に立ったら、上を見たり、下を見たりと皆忙しそう。
看板
近くで見ると、パイプの組み合わせにしかみえないこの看板。ひとたび光出すと、遠くでみるほどに美しく見えます。大きなライブやスポーツイベントでいまや必需品といえるでしょう。



照明エフェクトの様子
ふと足元を見れば、美しい光の模様。いたるところで幻想的な照明を浴び、音楽を聴く。やはり音楽と照明は切っても切れない関係であることを改めて感じられました。



巨大なスポットライト
まるでキャノン砲のようなスポットライト。こんなに明るいスポットを浴び、大きな会場でライブをやってみたい!
フレイムマシンの展示ブース
巨大なフレイムマシンと巨大な人形が踊るこのブースには、またまた巨大なフォームマシンを展示。さすがに実演とはいきませんでしたが、その模様を収めたビデオを再生していました。夢のイビザ島。泡だらけになってのダンスパーティー。いつかは行って見たいものです。



まるでドン○ホーテ?で売られているようなエフェクトライトの展示です。部屋に置いて眺めるようなこういった小型照明もいたるところで展示されておりました。
小型展示の様子
ネオンの展示ブース1 ネオンの展示ブース2
今回一番のヒット作!美しいネオンサインが多くの人々を集めていました。ブースの広さは6畳1間といった感じですが、いついっても人だかりが出来ていました。また各メーカーのブースでも、水晶球のようなガラス球にメーカーロゴを表示させたりと、大活躍。その正体は・・・?
ネオンの展示ブース3
こちら!球状のタイプはぐるぐるとロゴや模様、メッセージを流すことが可能。またシーリングファンのタイプでは、羽根の1本に表示する部分があり、これを回転させることでメッセージを表示するといったものです。表示する絵柄はPCでエディットしオリジナルの絵柄を表示可能。
気分はまるで宇宙船。白い正方形のパネルが4等分になっており、あらゆる色に変わるという照明。今回のSHOWでは、一昔前のSF映画に出てくるような、どこかノスタルジックな淡い光が目につきました。
パネル型の照明
ネオンの大型スクリーン
こちらはネオンの大型スクリーン。ど派手なデモンストレーションに映し出されるのはオースティンパワーズ!ロンドンの街中でもタクシーにプリントされていたりと至るところで見かけました。
こちらはドイツのGLPの展示ですが、他のブースでも小型ミラースキャンの展示がされておりました。ますます小さくなるミラースキャンですが、全体的にはムービングヘッドに押され気味。今後の方向性はムービングヘッドに傾いているといった印象です。
ドイツGLPの展示
クレーンシステムのデモ
クレーンシステムのデモンストレーションでは、まるで宇宙人といったファッションで空中遊泳のパフォーマンス。柔らかい体でのアクロバティックな演技はまるでサーカス。観客を沸かせていました。






クリスタル細工の店かと思ってしまうような美しい光を放っているのは、PHILIPS社の電球。こう美しく並んでいると、まるで宝石のよう。ここから放たれる光が美しいのは言うまでもありませんね。
PHILIPS社の電球
ABSTRACTのブース
おなじみABSTRACTのブースでは、VR8よりもさらに小型の新製品VRXシリーズを大量に展示。光の光線が行き来する空間はまさに別世界。
こちらはラックマウントのネオン管。はたして何の意味があるのやらといった感じですが、ステージ上に置くラックシステムならば、目立つこと間違い無し!ボーっと眺めていたら、「どうだい?」と担当者が自慢げに近寄ってきました。どうやら自信作のようです。
ラックマウントのネオン管
パイロの実演
爆発!ということで、セミナーが行われていたスペースでは、パイロの実演が行われていました。思いがけず大きな音で1回目は写真をとりそこなってしまいましたが、2回目はまさにその瞬間を激写!
巨大なトラスシステムとスクリーン。このスクリーンが回転。まるで要塞のようなこのシステム。なぜか広い1Fスペースではなく、天井の低い2Fスペースにこの巨大システムが組まれていました。
トラスシステムとスクリーン
ロンドンの地下鉄路線図
左は複雑なロンドンのUNDERGROUND(地下鉄)路線図。実に正確に表示されたこの図は、小さなスポットで照らしだされたもの。他にも様々なゴボが展示されており、実に細かな細工が施されていました。まさに職人芸です。
カーペット
床材
ステージの音響、照明の展示の中、床の素材、カーペットの展示も行われています。
ジャッキ ジャッキ
子供でも上げ下げできるこの巨大なジャッキは下のディスクからニョキニョキと鉄柱が伸びてくるというもの。どこにこの柱が入っているの?と、まるで4次元ポケット状態!こちらでは移動式のステージや客席も展示されていました。
蝶型のトラス
モスラ登場!、、、ではなくチョウチョです。自由自在に加工された光輝くこのような大型のトラスも照明をさらに際立たせるアイテムの1つです。
休憩所かと思いきや、シアター用の椅子の展示です。すでにメーカー担当者も帰ってしまい、その後は通りかかる人々の休憩所になっていました。自宅にホームシアターを作るなら、こういう椅子を導入してみるもの面白いですね。
シアター用椅子
夜のヒットスタジオを思い出させる大量のドライアイス。おもわずしばしこの場に佇み、スター気分に浸ってみました。


今回目に付いた小型のムービングヘッド。しかしどのブースで見られるものも、モデル名こそ違うものの、形が同じ。大量生産でコストダウン。その反面、音響機器、照明問わず、メーカーごとの個性がなくなってきているのは致し方ないというところなのでしょうか。





MARTINの黄色いミラースキャンになぜかキャスターが。これを転がしながら、スタッフの女性が場内を散歩していました。もちろん実際のモデルにはキャスターはついておりませんので、あしからず。
SHOW全体の印象としては、今回発表されるといった目新しいものはありませんでしたが、トレンドとして照明ではミラースキャンが減り、小型のムービングヘッドが多く見受けられました。また一時話題になったPCでのDMXコントロールのブースはそれほど多くは見られず、やはり単体の大型コンソールが幅を利かせていました。音響、特にDJはデジタル化がさらに進み、PCを中心としたDJシステムが多く提案されているのが印象的です。CDにはない良さを提供してきたアナログレコードの音を重視するのか、それとも利便性を追及したPCベースのDJシステムを導入するのかは、それぞれのスタイルによって違ってくるでしょうが、今後、大きな流れの1つになっていくジャンルなのは確実でしょう。さあ、ロンドンの夜はこれから!ロンドンといえばサッカー!ということでSHOWの最終日。アールズコートから地下鉄の駅にして4つ目のサッカー場まで足を伸ばすのでした。それはそれは最高の夜だったことはいうまでもありません。
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